〇七つの異聞帯はオルガマリー(カルデアス)が見る夢。 七つの特異点は人理焼却のための起爆剤。異聞帯にそれは必要ない。七つである意味がない。しかし、白紙化によってカルデアスの廃棄孔(ゴミ箱)に人類史が送られると、それをもとに惑星の統治者をエミュレートしようとカルデアスが動作を開始した。なぜなら宙からの信号も途絶えた完全なひとりぼっちの惑星が誕生してしまえば、地球の観測者がいなくなり、地球を複写したカルデアスが観測者の手によって証明されなくなる(本物と証明できなくなる)から。 そこで七人のマスター候補の中から、願望機としてのシステム(相応しい王を決める儀式)を用いて地球の統治者を決める聖杯戦争を行…