建築模型用にひとつ準備しておくと重宝する接着剤「Gクリア」。固まると白濁しますが、木工用ボンドのように完全に固化することがなく、ある程度の弾性(粘り、しなり)を保持できるので、広い面同士の接着よりはプラ棒などの細い部材や接着面の小さい部材の接着に向いています。 ここでは「Gクリア」の特性や注意点についてご紹介しましょう。 1.「これ、留められるかな?」を可能にする 模型を作っていると、面と面の接着だけでなく、薄い素材をピン(角と角を接するのみ)で固定したいという場面も出てきます。例えば家具や什器などの細かい造作物、椅子などの細かい固定が必要なケースなどにGクリアは活躍します。 もちろん他の接着…