仕事帰りにTOHOシネマズシャンテで『ぼくのお日さま』初日。 前情報なしで観たのでエンドロールに「奥山大史:監督・撮影・脚本・編集」と出てきてびっくり。 冒頭から見入ってしまった。その北国の季節は夏、野球の練習をしている少年たちの絵から始まる。小6のタクヤの、性格がわかる、とても美しいシーン。 奇をてらわない正直なストーリーも音楽も全て素晴らしかったけれど、フィギュアスケートの場面の映像は屋内外全てが美しくて「尊い」ってこういうことか……と息を呑んだ。そして何より恐るべし池松壮亮!切ないったら。 タクヤがさくらを見つめるシーンは「小さな恋のメロディ」のダニエルが、踊るメロディに目を奪われる放課…