Helen Merrill

2021/02/20更新 当サイトで紹介したアーティストの一覧です。上記『更新日』までの記事を掲載しています。サイドバーにもリンクを貼ってあります。左（アーティスト名）右（ジャンル/出身地など） A～D E～H I～L M～P Q～S T～Z 五十音ほか（順不同） A～D AC/DC HM/HR AUS ACCEPT HM/HR GER AEROSMITH HM/HR US AJICO ROCK 女性 JPN ALANIS MORISSETTE rock POP 女性 CAN ALICE COOPER HM/HR シンガーソングライター US ANGRA HM/HR BRA ANTHRAX ス…

People Will Say We're In Loveヘレン・メリルジャズ¥153provided courtesy of iTunes 今年の正月に雑煮を自作する為に鍋を買ったんですよ。近所の町の雑貨屋というか、よくある何でも売ってる店で。で、これがパスタを茹でるのに適してる、というのに気づいて以来、すっかり晩飯にパスタを食うことが増えた山本です。まぜるだけのソース使ってますけど、そのうちソースやらなんやらも自作したい所ですね。こうして、道具によって何かが変わる、ってことはあるんですよね、ホント。 ということで今日はこれを。昨日買ったGil Evansのアルバム廉価版6枚組にHelen …

Helen Merrill With Clifford Brown 《コメント》へレン・メリルは、この初アルバムが一世一代の傑作になってしまいました。彼女は“ニューヨークのため息"とあだなされたほどのハスキー・ヴオイスです。なんと言っても魅力はこのアルバムの2曲目、「You'd Be So Nice To Come Home To」に集約されるでしょう。昔のころＴＶのコマーシャルでも使われていて、年配の方ならきっと耳にしていると感じます。クインシー・ジョーンズのアレンジも素晴らしいともいえないまでも過不足なく仕上がっています。彼女の何とも言えないけだるいムードをご堪能ください。また、クリフォー…

大晦日、PC作業スペース上のLED電球が切れてしまった。 先立つものがなかなか懐に入ってこない現在、極力出費を抑えるべく努めているけれど、必要不可欠なものはやはり買わざるを得ないので、すぐ替わりの球を注文し、それが今日届いた。 白熱電球から蛍光灯電球に移行したときはこんなことはなかったように思うが、LED電球が現れた当初はその品質が安定していなかったらしく、使い始めて間もなく切れてしまう製品にいくつか出くわした記憶がある。 酷いものになると、10個まとめ買いした内、継続使用できたものは半数ほど――という例もあった。 しかし最近は技術が成熟したのか、そのような懸念はあまり必要なくなったようだ。 …

今年はもう、誰にとっても奇妙な年、と言いますか、奇妙なんて言葉では済まされないような窮状に立たされた皆さんがいたり、今まさに最前線で対応されてる方もいたりするので、のんきに過ごせている自分が何か出来ることを探さねば、なんて思ったりもするんですが、ひとまずは変なことで身体を壊さない、ということが大事だろう、ということで、帰省もせずに一人静かに過ごしている山本です。朝起きて洗濯をし、よく行く町の中華屋に昼飯を食いに行き、いつもよりは少し入念に掃除をし、買い出しをし、シャワーを浴び、昨日作ってほぼ完璧の出来だった雑煮を食い、酒を飲み、今はぼんやりしている、という、まぁ、まさに年末な感じ。 で、年末に…

出典：https://www.pinterest.jp/pin/48413764734561051/ サマタイです。 みなさんは普段どんな音楽を聴いていますか？ 様々な音楽ジャンルの中でもジャズは敷居が高く聴きにくいイメージがありますよね。 今回はバンドマンの僕がおすすめするジャズ初心者でも聴きやすい女性ジャズシンガーを５人紹介します。 ジャズボーカルとは Ella Fitzgerald Sarah Vaughan Billie Holiday Helen Merrill Anita O'day おわりに ジャズボーカルとは 「ジャズ」は19世紀末頃から発生した音楽ジャンルの一つで、アメリカで…

断捨離１７８枚目 You and the Night and the Music HELEN MERRiLL 邦題：「あなたと夜と音楽と」 発売日:1997/5/20 レーベル:Verve 1.Song of Delilah2.Beautiful Love / A Love Like This3.And in You Came4.Ill Wind (You're Blowin' Me No Good)5.I Want to Be Happy6.My Funny Valentine7.You and the Night and the Music8.Young and Foolish9.Don'…

1970年代の初頭、ピーコックは日本に長期滞在していた。その時のピーコックと日本の奏者（菊地雅章、佐藤允彦、富樫雅彦、村上寛ら）の交歓は、現代ジャズにつながる「ジャズ」という概念の拡大・拡散のヒトコマだったのだろう。 ここで記録されている音楽は初期ECMと比べても勝るとも劣らない「日本の音」がある。ECMがドイツの音である、と同じ意味だ。その日本の音のピースとしてのピーコックがここにある。 日本にも多くの優れた制作者はおられたが、ECMのような強力な個性と美学に支えられた独立レーベルがなかった、ということがドイツとの違いか(TBMは微妙に違うように思っている)。だから統一的にファイリングされず…

佐藤允彦, Gary Peacock: Samadhi (1972, 東芝)A. Samadhi 18:05B1. Fairy Rings 14:41B2. Fall Out 5:40佐藤允彦(p), Gary Peacock(b), 日野元彦(ds)Director: Morihisa ShibuyaEngineer: Yoichi NamekataProducer: 佐藤允彦Recorded March 3, 1972.--------------------------------------------------[2016-04-11] Gary Peacockの日本での録音（続き）…

ゲイリー・ピーコックの訃報が流れている。キース・ジャレットとのツアーが最終とのアナウンスで、ああそういうことなんだと思い、ECM のNow Thisが彼の走馬燈的な遺言だと思った。ラファロへの追憶、のような。だから、遠くないと知らされていた感覚はある。誤報であったとしても遠くない、のような。 ピーコックのリーダ作は少ない。その参加作の多さと比べると、あまりに少ない。1970年から1972年に日本に滞在した時に録音した２枚が初リーダー作。その後がECMでのTales Of Another だから寡作だ。 日本のジャズが「アメリカ音楽の従属」から解き放たれたように聞こえるのは1969年あたりから。…