このセクションめっちゃ長い…。 各国で新薬の製造販売承認を得るために国際共同治験を実施するわけですが、 「本当にその試験計画は合理的ですか?」 という問いかけでしょうか? 単純に「国・地域を層別因子とする臨床試験」と捉えるだけでよいのならこんなガイドラインはいらないのですが、実際にはその国・地域間で治療効果が違うことはザラだし、そもそも「国・地域」の中でも、疾患によっては背景因子の分布がばらつくこともあり得る。層別因子が層別因子たり得るのは「その層内で交絡が起きない」ことなので、そもそも単純に国際共同治験で国・地域を層別因子にするだけでは問題は解決しないんだと思います。 もし国際共同治験が最善…