乾くるみの『イニシエーション・ラブ』を初めて読んだのは2005年頃。刊行から一年過ぎて評判になってからだからわりとミステリファンとしては食いつきは遅め。改めて調べてみたらこの作品130万部も売れてるんだねビックリ! 今回、映画版とオーディブル版(音声版)に触れることが出来たので、併せて再読してみた。小説、映画、オーディブル、3つのメディアで発表されている本作の魅力について、ご紹介していきたい。 130万部も売れた大ベストセラー小説『イニシエーション・ラブ』 ブレイクのきっかけはくりぃむしちゅうの有田徹平 おススメ度、こんな方におススメ! あらすじ まずは書籍版の感想から 静岡出身者感涙のご当地…