古い社やしろが見えてきた。 障子は全て朽ち果て 苔が屋根まで覆い完全に森の体の一部と化している。 赤毛の狐はくわえた赤子と共に社の縁の下の奥に潜っていった。 森全体を響くように濡らしていた泣き声が小さくこもった。 すぐ様赤子を我が子のように囲んで丸くなり、体を温め始めた オギャーオギャー オギャーオギャー オギャーオギャー オギャっオギャっ ギャっギャっ ギャっキャっ ギャっキャっ キャッキャッ キャッキャッ 泣き声を笑い声へと変化へんげさせていった。 👺チャプター主題歌🍁 👺イヤホン・ヘッドホンをお薦めします🍁 呪われしみどりご Piano, Guitar & Beats / Thaehan…