Marantz M-CR612が我が家に到着して早一ヶ月。多忙な日々の中で、ようやく腰を据えて音を聴く時間ができたので、まずは率直な感想を綴っておきたい。 前回の記事はこちら hironomin.hatenablog.com 梱包を解き、M-CR612を目の当たりにして最初に心を奪われたのは、通気孔のない、滑らかなシャンパンゴールドのアクリル天板だった。 従来のプリメインアンプは、動作時に熱を発するため通気孔が設けられているのが一般的だが、デジタルアンプである本機にはその必要がないのだろう。オーディオ機器然とした武骨さはなく、洗練された佇まいに好印象を抱いた。 配線は驚くほどシンプル。これぞオ…