蝉の鳴く声が聞こえだすと何となく気に成る施設、通称「ピースおおさか」、正式名称は「大阪国際平和センター」という大阪市と大阪府の出資により1991年に開館した財団法人です。 サブテーマに「大阪空襲を語り継ぐ平和ミュージアム」と有り、1944年12月から1945年8月まで大小合わせて50回以上、数百機のB-29が来襲した大阪大空襲とされる爆撃でも第1次から第8次まで計8回を数え、約1万5000人もの犠牲者を出し、大阪市内中心部は一面 焼け野原・廃墟と化しました。 その大阪空襲の記憶を繋ぎ、戦争に付いての記録資料を残す役割を担った施設です。 入口正面の「1945年の母子像」。戦火に逃げ惑う母子の姿。…