1983年11月13日・京都競馬場。 伏見区・淀にある、京都競馬場は、全国にある、日本中央競馬会所有の競馬場では、2周するコース(3000m・3200m)の重賞競走が二鞍(菊花賞・天皇賞(春))行われることで知られていて、ここで、第44回菊花賞が、第11競走として行われたのである。 皐月賞(中山競馬場)・東京優駿大競争(日本ダービー 東京競馬場)と制覇してきた、Mr.C.B. ミスターシービーにとって、三冠競争の最終関門に当たる、菊花賞は、セントライト・シンザンと達成して来た、三冠馬に輝く最後の挑戦競争、Mr.C.B. ミスターシービーは、ゼッケン番号・9番での出走となる。 実は、三冠を達成し…