(My name is Alfred Hitchcock, 2022) マーク・カズンズ監督がヒッチコック作品に使われている技巧をテーマ別に分析していくビデオエッセイスタイルのドキュメンタリー。体裁がやや特殊で、最初に「脚本&ナレーション:アルフレッド・ヒッチコック」とクレジットが出て、ヒッチコックを名乗る音声の一人語りで進行していく。分析自体はフツー(それこそ『ヒッチコックの映画術』読んでるような層にとっては)なんだけど、参考映像が流れるとやはり愉しい。オタクのひとり語りはよいものです。そういえば、最近特になんにも考えずに買った本が監督の本だった。 The Story of Looking …