加納一郎による「ホック氏シリーズ」の第三弾です、、、内容的には前作の「紫禁城の対決」の続編の形で主要な登場人物も同じです、、、で、やはり予想した通り前作以上に冒険活劇風の出来上がり、、、。ミステリーを期待する読者にとってはガッカリさせられる作品と思います。前二作同様に双葉社から発行されていますが、文庫ではなく、ペーパーバック風の新書、、、あまり売れないと判断されたのでしょうね、、、('◇')ゞ、、、他の作者のホームズ・パスティーシュもそうですが、設定にある程度制約がある中で続編を書くのは、やっぱり難しいところがあるのでしょう、、、(スピンオフものは別と思いますが) 1.時期 この小説は1891…