トライアスロン向けのウエットスーツ・トライスーツ
オランダ、Optima社製のリカンベント。 前後26インチ(HE,559)。同じメインフレームで、前輪が20インチ(HE,406)のモデルはLynxx、後輪も20インチのモデルはDolphinとなる。 Optimaの数あるラインナップの中では、ツーリングモデルという位置付け。 上ハンドル(アップハンドル)と、下ハンドル(アンダーハンドル)が選べ、後々付け替えることも可能。
これまで、Apixabanの結晶構造や分子間相互作用について、計算化学を使って少しずつ調べてきました。 今回からは視点を変えて、**「Apixabanは溶媒の中でどのように振る舞うのか?」**を調べていきます。 特に今回注目したのは、 水 メタノール(MeOH) エタノール(EtOH) アセトニトリル(MeCN) DMSO DMF アセトン クロロホルム の8種類の溶媒です。 それぞれについて分子動力学(MD)計算を行い、その軌跡からスナップショットを取り出して、Apixabanと溶媒分子との相互作用エネルギーを計算しました。 さらに、MD最終構造についてESP(静電ポテンシャル)マップも作成…
これまで、Apixaban(アピキサバン)の溶解性を量子化学計算から理解するために、少しずつ計算を進めてきた。 最初は、 「水にはほとんど溶けないのに、なぜDMSOなどには比較的よく溶けるのか?」 という素朴な疑問から始まった。 SMDやCOSMO-RSによる溶媒和計算を行ってみると、単純に「水との相互作用が弱いから溶けない」という説明ではどうも辻褄が合わない。 実際、SMDではApixabanの溶媒和自由エネルギーが、 Water:−40.99 kcal/mol DMSO:−32.72 kcal/mol Methanol:−47.03 kcal/mol となった。 つまり、少なくとも単純な溶…
はじめに 現在、Apixabanの結晶構造を対象に、分子間相互作用を調べるための計算を進めています。 今回やっているのは、結晶中のあるApixaban分子を中心分子(A)として、その周囲に存在する分子を少しずつ追加しながら、xTB2による多体計算を行うというものです。 最初は、 「ORCAで大きめのxTB計算を回していたら、なぜか途中で落ちる」 という、よくある計算トラブルだと思っていました。 ところが調べていくと、ORCAそのものではなく、その内部で呼び出されているxTBが、特定の計算段階でスタックオーバーフローを起こしていることが分かりました。 今回は、その切り分けの過程を記録しておきます…
これまで、Apixabanの溶解度を理論計算から説明できないか、というテーマで計算を進めてきた。 目標は単純だ。 「この溶媒ならよく溶ける」「この溶媒ではほとんど溶けない」 という実験結果を、単なる経験則ではなく、 「なぜその溶解度になるのか」 という分子レベルのエネルギーとして説明したい。 そのためには、溶媒和エネルギーだけを計算しても十分ではない。 分子が溶けるためには、まず結晶から分子を引き離さなければならないからだ。 今回は、これまで計算してきたApixaban結晶の分子間相互作用を一段進め、 「結晶表面からApixaban分子を実際に引き離す」 という計算モデルを設計するところまで進…
― OPI 2.0.0を使ったPython連携を試してみた ― 最近、計算化学の作業をできるだけ自動化できないかと考えている。 現在取り組んでいるのは、ORCAを使った量子化学計算や、xTB2による分子動力学(MD)、溶媒を含む系の計算などだ。 これまでは、 ORCAのインプットを作成 ↓ ORCAを実行 ↓ .outファイルを確認 ↓ 必要な結果を手作業で拾う という流れだった。 しかし、計算が複雑になってくると、この作業を毎回手動で行うのはなかなか大変だ。 そこで今回は、**ORCAをPythonから操作するためのOPI(ORCA Python Interface)**を使って、Windo…
Ollama + Qwen3 + Cline + ORCA-Pi(OPI)をつないでみる 最近、ローカル環境でAIエージェントを動かす環境を少しずつ構築しています。 これまでにもOllamaを使ってローカルLLMを動かしたり、ClineからAIにコードを書かせたりしてきました。 今回さらに一歩進めて、 「ローカルAIエージェントから、実際の量子化学計算環境まで操作できないか?」 ということを試してみました。 最終的に目指しているのは、 Cline ↓ Qwen3 ↓ Python ↓ ORCA-Pi(OPI) ↓ ORCA ↓ 計算結果 ↓ Qwen3 という流れです。 まだ完全な自動化には到…
はじめに 最近、医薬品である**アピキサバン(Apixaban)**の溶解性について、量子化学計算を使って調べています。 きっかけは、 「水にはほとんど溶けないのに、なぜ極性有機溶媒には比較的よく溶けるのか?」 という素朴な疑問でした。 アピキサバンは水に対して非常に溶けにくく、報告されている水への溶解度は約 0.028~0.031 mg/mL です。一方、メタノールでは約 2.21 mg/mL という報告があります。 単純に考えると、 「水との相互作用が弱いから水に溶けないのでは?」 と思ってしまいます。 ところが、実際に量子化学計算を始めてみると、話はそう簡単ではありませんでした。 今回使…
前回の記事で、AvogadroとORCAを使って分子のエネルギーを計算する方法を学びました。しかし、静止した分子のエネルギーを知るだけでは、化学反応や分子の性質を十分に理解したとは言えません。 今回は、分子を「最適化」し、IRスペクトルのアニメーションを作成し、さらには静電ポテンシャル(ESP)マップを描くまでの流れを、初心者の方向けに分かりやすく解説します。 1. 構造最適化と振動計算(Opt Freq) 分子を描いただけの状態では、原子間の距離や角度が必ずしもエネルギー的に最も安定な状態とは限りません。まずは「構造最適化(Opt)」を行い、その後に「振動解析(Freq)」を実行します。 O…
「量子化学計算をやってみたいけれど、高価なソフトが必要では?」「環境構築が難しそう……」そんな風に思っていませんか? 実は、現在では完全無料かつブラウザや個人のPCで動かせる強力なツールが揃っています。今回は、全くの初心者が分子の描画から、本格的な計算ソフト「ORCA」を使いこなすまでのステップを実体験に基づいて解説します。 1. まずは「Avogadro」で分子を描いてみる 計算を始めるには、まず「計算したい分子の形」を作る必要があります。そこで最初に導入するのがAvogadro 2です。 役割: 分子エディタ。直感的な操作で原子を並べ、3D構造を作成できます。 ポイント: 「Extensi…
はじめに 第1章: Orca とは何か — ADE という発想 エージェントを走らせる環境という位置づけ エージェントの状態は色で確認する 従来の使い方との対比 第2章: Worktree-native ワークフロー タスク = 隔離された worktree というモデル start-from の使い分けと非同期作成 作成に失敗したときの対処とセッション復元 画面をどう組み立てるか — タブとペインの split キーボードナビゲーションを利用する — Quick Open と Jump Palette ライフサイクルと標準 git との相互運用 第3章: マルチエージェント運用 — チームを…