世界第2位の経済大国中国の景気回復が鈍化しています。景気動向を予測する購買担当者景気指数(PMI)は5月、予想を下回る弱い結果となりました。工業部門が縮小を続け、サービス部門は拡大が鈍化しています。
7月の中国の中国国家統計局製造業PMIと財新製造業PMIはともに低下し、財新製造業PMIは昨年4月以来の低水準となりました。エコノミストの分析によると、7月の中国の製造業PMIは市場の予想を下回り、需給が軒並み低下し、中国経済の下押し圧力が高まっていることを示しています。