90年リリース。全19曲、64分という大作で、元々は2枚組を想定していたとされるアルバムです。こちらもリードトラックの「Looking For Atlantis」ばかり聴いていて、全体を聴き返すことは余りありませんでした。 途中で出てくるボレロの楽曲は水戸黄門みたいでちょっとカッコいいとは言い難い雰囲気もある。全体的に大作主義でちょっと重い、など色々と文句が出てきてしまうので、これをプリファブ・スプラウトの最高傑作と呼ぶのには若干抵抗があります。 とはいえ力作であることは間違いないのと、その後の活動が若干曲がり角を迎えつつある前兆も含まれているので、少し慎重に聴き返してみる機会を与えられたと思…