Re:VIEW は、EWB や RD あるいは Wiki に似た簡易フォーマットで記述したテキストファイルを、目的に応じて各種の形式に変換するツールセットです。 平易な文法ながらも、コンピュータ関係のドキュメント作成のための多くの機能を備えており、テキスト、LaTeX、HTML、XML といった形式に変換できます。独自のカスタマイズも簡単です。 review/quickstart.ja.md at master · kmuto/review
Re:VIEW は、EWB や RD あるいは Wiki に似た簡易フォーマットで記述したテキストファイルを、目的に応じて各種の形式に変換するツールセットです。 平易な文法ながらも、コンピュータ関係のドキュメント作成のための多くの機能を備えており、テキスト、LaTeX、HTML、XML といった形式に変換できます。独自のカスタマイズも簡単です。
技術書典18が発表されました! techbookfest.org 次の本を書き始めるタイミングにあわせて、pagebreakコマンドがエラーにならない対策をしました。設定方法と、作業の備忘録です。 目次 目次 まずはじめに 対応手順 注意 やったこと 準備 ビルドとテスト テストを加える コマンドの追加 htmlBuilder.ts textBuilder.ts ja.ts analyzer.ts ビルド まとめ 参考・関連URL まずはじめに 技術書は、kmutoさんのRe:VIEWと、TechBoosterさんのReVIEW-Templateを使って書いています。生成したPDFを日光企画さ…
印刷用の挿絵は白黒、電子用はカラーにしたくて、カラー用の画像フォルダーを指定する設定ファイルconfig-denshi.ymlを以下のように作成しました。 # 電子版用の上書き設定 # 継承元設定 inherit: ["config.yml"] # 電子版を別のファイル名にしたい場合 bookname: ColorImageBook # 取り込む画像が格納されているディレクトリ。省略した場合は以下 imagedir: images_color これをDocker環境でどうやったらビルドできるかを調べたのですが答えが見つからず。あれこれ試しているうちに以下の書き方でいけました。 docker-c…
間違えていたので修正版です。textlintを実行して!がエラーになるのはtextlint-rule-preset-ja-technical-writingの設定が原因です。設定項目は感嘆符!!、疑問符??を使用しないを無効にすれば!や?を使えるようになります。 設定先は.textlintrc.jsonです。これを開いてrulesを以下のようにします。 "rules": { "preset-ja-technical-writing": { "no-exclamation-question-mark": false }, textlintを実行しなおす、あるいはVSCodeの再起動で適用されます…
このやり方で生成したPDFファイルを日光企画さんに入稿して印刷までできました!(2023/11/13 追記) TechBoosterさんのReVIEW-TemplateのmasterブランチがRe:VIEW5.8に対応したので修正(2024/3/11) docker-composer.ymlのversion指定が不要になったので削除(2024/7/23) TechBoosterさんのReVIEW-Templateを拝借して、WindowsのRe:VIEWで書籍用のPDFを作成する環境を構築する手順です。 目次 目次 前提 Docker Desktop Visual Studio Code 書籍…
訳ありで「薄い本」を作っています。直球で綴ると角が立つので自重自粛自制しますが、業務の一環*1としてRe:Viewと呼ばれる技術系同人誌作成で比較的利用される電子書籍作成支援ツールを用いて技術書っぽいものを作っています。 reviewml.org わかりやすく書ける!技術同人誌初心者のための執筆実例集 (技術の泉シリーズ(NextPublishing))作者:石井 葵インプレスR&DAmazon詳細は(浪費日記で不自然にRaspberry Pi 4 Model Bが計上外扱いと宣言しているのでお察しですが)割愛するとして、なんとか何らかの形式で形が見えてきました。しかし、1つだけ課題事項が・・…
textlint で textlint-filter-rule-comments を使うとコメント記法で「特定のルールを無視する」範囲を設定できる. github.com しかし textlint-plugin-review と組み合わせて Re:VIEW で textlint-filter-rule-comments を使う場合は <!-- --> ではなく #@# という Re:VIEW のコメント記法を使う必要がある.ポイントはここまで👌 #@# textlint-disable #@# textlint-enable github.com 検証ログ 📄 検証ログを残しておく.まず,今回…
Re:VIEWに挑戦する連載の13回目です。前回の記事はこちらになります。 Re:VIEWフォーマット 前回はインライン命令を使った表記をご紹介しました。さらに色々な表記ができて本格的になりました。 ここまでで大体の機能をご紹介したのですが、基本的な記述方法の説明が未だでした。簡単ですし、以下をご参照頂ければ済むのですが、一応触れておきたいと思います。 github.com 見出し 先頭に1つ以上の「=」を付けることで見出しを設定できます。設定できるレベルは6までです。「=」の後には半角スペースをいれます。 = 章 == 節 === 項 ==== 目 ===== 段 ====== 小段 この様…
Re:VIEWに挑戦する連載の12回目です。前回の記事はこちらになります。 hirocom777.hatenadiary.org まだあるブロック命令 前回は、ブロック命令を使ってリード文、囲み記事、表、ソースリストなどの表記をPDFファイルに挿入してみました。本の記述によく使われる表記方法が簡単に実現できるんですね。 でも、ブロック命令はこれだけではありません。今回も引き続きブロック命令を取り上げていきます。そして併せてインライン命令もご紹介します。 インライン命令 インライン命令は段落、文字列内の一部に対して装飾などの処理を行います。インライン命令の書式は以下の通りです。 @<命令>{対象…
Re:VIEWに挑戦する連載の11回目です。前回の記事はこちらになります。 hirocom777.hatenadiary.org ブロック命令 前回は、PDFファイルに画像データを挿入してみました。画像が入ると一段と本らしくなりますね。 そして図の表示に使用した表記は、ブロック命令と呼ばれるものです。ブロック命令は1〜複数行の段落に対して装飾などの処理を行うもので、図の表示以外にもいろいろあります。今回は、それらをご紹介します。 ブロック命令の書式 ブロック命令の書式は以下の通りです。 //命令[オプション1][オプション2]・・・{ 対象の内容 //} 命令によってはオプション省略できる場合…
Re:VIEWに挑戦する連載の10回目です。前回の記事はこちらになります。 hirocom777.hatenadiary.org 図を表示する 前回は、複数のファイルからRe:VIEWで1つのPDFファイルを作成してみました。結構本格的になってきましたね。 でも、今まで変換、表示してきたのは文字だけ。図の表示がありません。やはり適度に図が挿入されている方が、見やすい本になるでしょう。今回は図の挿入方法をご紹介しようと思います。 表示する図のデータと置き場所 まずは図のもととなる画像ファイルをどこに置くかですが、config.ymlを確認すると以下の様になっています。 # 取り込む画像が格納され…