技術について解説した書籍の事。 そのサイズや厚み故に置き場所に悩まされる技術者も多い。 また、これが一般の書店で手に入り、次々と新しい技術が登場したり、身につける技術の幅が広いために多くの技術書を読む必要のあるソフトウェア技術者向けには、雑誌で読み方の特集が組まれたり、技術書を読むための本まで発売されている。
オライリーっぽい表紙だけどオライリーじゃない本! ずっとオライリー本かと勘違いしていました...(土下座) 著者はかのGoogleでテックリードを務めているというTim Longさん。若手のソフトウェアエンジニア向けに、プロフェッショナルたちが常に活用している技術の概念を説明し、持続可能で信頼されメンテナンスしやすいコードの書き方を様々な観点から広く解説した本となっています。翻訳はかのLINE社の皆さん。 このフレーズだと国内の著名な商業本ですと『良いコード/悪いコードで学ぶ設計入門』と偶然ながらタイトルが似ているのが面白いですが、根本的に目指すところはだいたい似ていますが別の本となっておりま…
はじめに なんと3年ぶりにブログを書く✏️ 一年間とすこし務めたリードエンジニア業が終わり、再び開発に集中できる環境になってきたのでこれからまたアウトプットしていこうと思う。ちなみに私の経歴としてはクライアントエンジニアから始まり、サーバーサイドエンジニアとリードエンジニア、採用業務を経験し、現在はまた開発中心の生活に戻って、サーバーサイドを中心にやっており、新卒から三年半、ライブ配信サービスの開発に日々取り組んでいます😎 はじめに 本の構成 読書メモ 2章 まず自分を管理しよう 3章 人間と関わる 7章 採用中! 13章 コントロールを手放す まとめ 5月に松本で参加したRubyKaigiの…
Kindle unlimitedに入会して約10日。もー、なんで今までやってなかったんだよ!!ってくらい既に生活に密着。毎日読んでます。Audibleは無料期間で辞めたけど、多分こっちはずっと続けるだろうな。 読んでいたジャンルは、専門書(技術書?)と雑誌です。 配色の本を読んでいた 仕事でいまメイン業務のほかに、グラフをたくさんつくる作業が入ってるんですよ。楽勝だろ~って思ってたら、あれってかなり奥が深いですね…なめてました。 資料をもとに棒・円・折れ線などの種類から適切なものを選ぶのはまあできる(ネットにも載っている)。問題は色味です。 15種類くらいの円グラフ、どうやって色つければいいん…
Kindle版購入。 この「なぜシリーズ」では他には以前にネットワークはなぜつながるのか等読んだことがあり 面白いのでわりとお気に入りのシリーズ。 導入することでダイナミックライブラリを使うことになるようなOSSの、導入技術調査を仕事でしている時期に読んだ。 LLVMを利用しているOSSで、そのコードを読んだりしてるときに、あれ?と色々自分の知識があやふやなところがあり。 内容としては大学時代に学んでいたことだったがさっと学びなおした。(あまり真面目な学生ではなかった…) プログラムはメモリにロードされて動くのだとかCPUはレジスタを操作しており、、などその辺の話題が載っている。 このへんの話…
こんちは 「知る、読む、使う!オープンソースライセンス」を読んだ備忘録・感想です。 書籍 対象 メモ 感想 書籍 オープンソースライセンスへの理解を深める点では現状(2023年9月現在)問題ないと思いますが,自分が購入した時点の発行は2013年8月21日v1.1.0版です。 tatsu-zine.com 達人出版会で購入した場合は,内容が更新されるたびに新しい版をダウンロード可能なようです。 筆者のホームページ 対象 OSSのライセンスについて学びたい人 プログラムの著作権やライセンスがよく分からない人 プログラマなのに(OSS)ライセンスについて理解していないことが情けないと思い,読み始めま…
こんにちは 「HTML+JavaScriptによるプログラミング入門」を読んだ感想/備忘録です。 書籍 対象 メモ 第1部 HTML編 Webとは HTMLの基礎知識 よく使うタグ スタイルシート 第2部 JavaScript編 JavaScriptとは プログラミングの話題 オブジェクト オブジェクト・モデル グラフィックスのプログラム 感想 書籍 2018年5月21日に発行された第2版を読みました。 HTML+JavaScriptによるプログラミング入門 第2版作者:シンカーズ・スタジオ 古金谷 博、藤尾 聡子日経BPAmazon 対象 HTML5(CSS)とJavaScriptを学びたい…
概要 [試して理解]Linux のしくみ【増補改訂版】を読みました。 感想を書きます。 [試して理解]Linuxのしくみ ―実験と図解で学ぶOS、仮想マシン、コンテナの基礎知識【増補改訂版】作者:武内 覚技術評論社Amazon gihyo.jp 概要 前提 目的 事前知識 読了時間 感想 次に関連で勉強すること まとめ 前提 目的 本書を読んだ背景は以下です。 2023年7月〜9月の目標の注力分野の 1 つに SRE・DevOps を掲げていた SRE 本で、SRE の必要な技術的なスキルに「UNIX システムの内部とネットワーキング(レイヤー 1 から 3)に関する専門知識」が挙げられていた…
プログラミングの学習をしていた2年ほど前から積読されていた『オブジェクト指向でなぜつくるのか』をようやく読んだので簡単な感想を書いていきます。 bookplus.nikkei.com オブジェクト指向が生まれた背景や、特徴を知ることができる 本書は、オブジェクト指向が生まれた歴史的背景を説明しています。 オブジェクト指向が生まれてから普及するまでに時間がかかった理由やオブジェクト指向が生まれた必然性(当初は実行効率が命だったが、ハードウェアの進歩によって再利用性等が重視されるようになった)はとても興味深い内容でした。 メモリの使い方を学べる 5章では、オブジェクト指向の言語がメモリでどのように…
www.sbcr.jp Linuxの仕組みから始まり、よく使うコマンドの簡易版を自作しながらLinuxプログラミングについて学び、最後にHTTPサーバを作ってネットワークプログラミングについて学べる本。Spring でHTTPリクエストがどのようにルーティングされるのかについて知りたくなり、そもそもHTTPサーバってどんな仕組みなんだっけ?と知りたくなったので読んだ。 「プロセス」と「ファイルシステム」と「ストリーム」の3つの概念でLinuxの構造が説明でき、ファイルの読み書き・デバイスとのやりとり・パイプ・ネットワーク通信やプロセス間通信が全て同じ枠組みで動いていることを、よく使うコマンドの…
www.oreilly.co.jp 前半はJavaのラムダ式とStream APIの概要と使い方)、後半は遅延評価・再帰処理・最適化・関数合成についてJavaで紹介してくれる本。 自分がプログラムを書き始めた時には、既にJavaでラムダ式とStream APIが導入されていた。気づけばラムダ式とStream APIを使わずにfor文を使っているコードの方が気持ち悪いなと思うようにくらいには経験を積んだようなので、復習と新たな知見を得るためにさらっと読んだ。 4章の『ラムダ式で設計する』で、ラムダ式で主要な関心を分離するところのテクニックが現場でもよく使えそうで勉強になった(恥ずかしながら本のリ…
www.kadokawa.co.jp スクフェスニセコで、LEADING QUALITYの翻訳者のMarkさんに出版前の本を読ませていただき、「ちゃんと自分で買って書評ブログ書きますよ!」と言ったので、今日は久しぶりに書評ブログを書いてみようと思います。 本の概要 本の内容に関する感想 自分たちがやれることや手が届くことに集中しない サマリ(タイトルや項題)と記載内容(具体事例)のGap 品質という言葉のぶれ 読書会向きの本 本の翻訳に関する感想 読みやすい文章 訳者まえがき 訳注 豊富な参考文献 全体を通して 本の概要 以下、出版社のページから引用です。 「品質とは何か」「品質をどう測るか」…
こちらは、チームスピリット Advent Calendar 2023 - Adventar 4日目の記事です! コロナ禍のピークが過ぎ去った今でも、1年の90%は自室で過ごすくらい、おうち時間だいすきな私です。 が、肝心の自室が汚すぎるという人として絶望的な毎日を送っておりました。 お片付けができない人の生態系(※ 昨年までの私) 床に物を置くのがデフォ 物の上に物を積み上げてタワーを建立 (自分以外の)人が住めない環境なので、他人は絶対に入れたくない 部屋の隅はヤバいものが潜んでそうなので見ないようにしている 結果、部屋でゴロゴロするのがすきなのに、部屋にいるとどこか落ち着かない気持ちになる…
はじめに Rubyの有名な技術書「プロを目指す人のためのRuby入門」を読了したのでその感想を書きます。 良かったところ 解説が丁寧でわかりやすいです。 各章で例題が配置されている点、現場目線で注意書きがされているのがありがたいなと感じました。 (例えば、現場ではXXは滅多に使わず、XXXをよく使います。といった感じで記載してくれている。) 筆者の人柄や気遣いが伝わる書籍でした。 学んだこと 6章 ハッシュの展開(**) **をハッシュの前につけるとハッシュリテラル内で他のハッシュの要素を展開できる h = { us: 'dollar', india: 'rupee' } { japan: '…
こんにちは、 id:sezemi です。 今月リリース予定のアオアシ 34 巻とブルーロック 27 巻を楽しみに、それぞれ 1 巻からふりかえりをしている毎日です。 そんなことより勉強しよう、おれ。 さて、この記事は ANDPAD Advent Calendar 2023 4 日目と 技術広報 Advent Calendar 2023 シリーズ 2 の 4 日目の記事です。 9 月 1 日に採用広報としてアンドパッドに入社してから 3 ヶ月が経過したので、その仕事内容とふりかえりをします。 同じポジションにいらっしゃる方、もしくは興味がある方に、採用広報とはどんな仕事をしているのか、お伝えでき…
ver 0.2023.12: Watchin' Watchin' すみっこディスコ~♪ 幼稚園保育園~小学校低学年のキッズにも人気のすみっこぐらしとPerfumeが夢のコラボ! 『チョコレイト・ディスコ』も『ワンルーム・ディスコ』もええ曲やったな...。 子供氏とワイ氏の間限定で「ウォッチン ウォッチン ママならいるよ♪」のようなフレーズを変えた替え歌が流行っています。 →たぴゅーむ「すみっこディスコ」 じゃなかった、 id:iwasiman (ver 0.2023.12)が今月もリリースのテストをしているようです。 Self Release Notes / Powered by chichi…
はじめに こんにちは、テックリードのかどたみです エモーションテックのプロダクトチームでは、「自分や一緒に働く仲間の職務経歴書を豊かにする」という方針に沿って日々業務を行っていますが、プロダクト開発のタスクをこなす上でだけでなく、様々な取り組みを行っています。 その中の一つとして勉強会を行っているのですが、私は1度勉強会の定着を失敗させてしまいました。現在の形になり1年続いたので、失敗談も含めて振り返りたいと思います。 この記事はエモーションテックアドベントカレンダー 2023の4日目の記事です。 定着しなかった勉強会とその理由 3年ほど前から、レガシーコード改善の活動や、このテックブログも含…
はじめに この記事はTECH PLAY女子部 Advent Calendar 2023に参加しています! adventar.org 同人誌の感想は積極的にネットにアップしよう、という先人の教えを私も実践してみました! 当日スタッフ業の合間にサークル訪問! 技術同人誌イベント「技書博」(2023/11/25・土/大田区産業プラザPiO)に当日スタッフとして参加しました。 eastofuenotokyo.hatenablog.jp 受付係の人の波が落ち着いた頃、交代制で休憩を取ることになり、30~40分ほど会場を自由に回る時間ができたため、サークル様が刊行している本をお迎えしました。 お迎え本 や…
42TokyoのOBOG会に参加 技術イベント参加 読書 挫折論への招待 Obsidianで“育てる”最強ノート術 終わりに 42TokyoのOBOG会に参加 約40名の卒業生が集まり、ライトニングトークや懇親会が行われました。 OBOGの皆さんのお話を伺い、就職、起業、フリーランスなど、皆それぞれの道を歩んでいることが分かりました。改めて42Tokyoというコミュニティに所属できて良かったと思いました。 技術イベント参加 JJUGと技術書典に参加しました。 読書 挫折論への招待 booth.pm 挫折に立ち向かうための技術が紹介された本です。 各章はそれぞれ別の著者が書いており、メタ認知能力…
この記事は「フィヨルドブートキャンプ Advent Calendar 2023 Part 1 」の3日目の記事です。昨日はhiromisugieさんの「Kaigi on Rails 2023 のデザイン #kaigionrails」でした。 はじめに フィヨルドブートキャンプ(以下FBC)のオンライン忘年会内で開催された、「FBCビブリオバトル」に参加しました。『SOFT SKILLS ソフトウェア開発者の人生マニュアル』について発表した感想や反省を書きます。 FBCについて知りたい人、ビブリオバトルについて知りたい人、来年の参加を迷っているFBC生に読んでいただけたら嬉しいです。 発表者 プ…
今年の元日に呟いた内容 明けましておめでとうございます🎍今年の目標・SCの試験合格・技術記事を書く・アプリを作る・英語と数学を学び直す・読了50冊目標を達成できるように頑張ります。今年もよろしくお願いします。 — ドダイトスの苔 (@MossTorterra) 2022年12月31日 このうち達成できたのは2つのみで、SC試験合格とアプリを作る。なんで達成できていないか振り返ろうと思う。 SC試験合格 SC試験合格は春の試験で合格できたので、これは文句なしで達成。合格したことを会社に報告していないので、後々少し面倒になりそうな爆弾を残したとは思うけれど・・・ 応用情報持っているだけで、期待され…
この記事は弥生 Advent Calendar 2023の3日目の記事です。 こんにちは。弥生でエンジニアをしている、たけです。 (前日のブログでカトさんから好きな勘定科目を聞かれた気がしますが、「売掛金」です。笑) わたしは中途入社してから約3年間、Windows デスクトップアプリの開発に携わっていました。 あるときモバイルアプリの開発チームでエンジニアを社内募集していることを聞いて興味を持ち、今年5月から Android アプリのエンジニアとしてのキャリアをスタートさせました。 今回のブログではキャリアチェンジしたばかりの頃のこと、特にオンボーディングについて書きたいと思います! 異動ま…
はじめに オレンジノキオク、めっちゃいいぞ...🟧 UR 葉月恋状態のnikkieです1 ちょうぜつ本読書ログシリーズ冒頭のいつものやつ、いきましょう。 変更しやすいコードが書けないのにソフトウェア開発とか舐めているのですか 天使様2ごめんなさい〜 「かわいい」と技術書が夢の合体を果たした、ちょうぜつ本(『ちょうぜつソフトウェア設計入門』)!🤗 読書会を共同主催しており、第8章「デザインパターン」を読み進めています。 過去読んだ範囲のTemplate Methodについて取り上げます。 目次 はじめに 目次 前回のちょうぜつ本! Template Method 記憶に残っていた例え 「穴埋め問…
毎週、技術書を読んで、ざっくり紹介します。今日は、山本 陽平著『Webを支える技術 ―― HTTP,URI,HTML,そしてREST』。 (購入はこちらから) Webを支える技術 ―― HTTP,URI,HTML,そしてREST WEB+DB PRESS plus 作者:山本 陽平 技術評論社 Amazon 本書の目次 紹介と感想 本書の目次 書籍目次を開く 第1部 Web概論 第1章 Webとは何か 第2章 Webの歴史 第3章 REST ── Webのアーキテクチャスタイル 第2部 URI 第4章 URIの仕様 第5章 URIの設計 第3部 HTTP 第6章 HTTPの基本 第7章 HTT…
この記事は、3-shake Advent Calendar 2023 2日目のエントリ記事です。 はじめに 2023年がそろそろ幕を閉じようとしています。年末に差し掛かると、時間が流れる水のように止まらないことを感じながら、過ぎ去った一年を振り返るのは、私にとって欠かせない習慣です。この一年も、書籍の海に身を投じて、多くの本に心を奪われ、狂気のような積読を重ねました。積み上がった書籍は、私の知識の山となり、来年はこの山を一歩一歩登り、購入する本の数を読む本の数に下回らせることを心に誓います。2023年は、特に技術の世界で学びは終わりがないことを実感した年でした。読書を通じて得た知識と経験は、来…
この記事は クラウドワークス Advent Calendar 2023 シリーズ 1の2日目の記事です。 こんにちは。crowdworks.jp でエンジニアをしている高橋です。 この記事は本業、副業、趣味でソフトウェア開発をしていて感じたことや経験を振り返ったポエムになります。技術的な要素はなく、働き方の話がメインになります。 はじめは、個人のブログや個人利用の文章共有サービスにて書き残そうと思いましたが、フリーランスや副業関連のサービスを提供している側の会社に所属していることもあり、現在の状況について、誰かの参考になればと思い、クラウドワークスのエンジニアブログに書き残すことにしました。