低調が続く。 ◇『レヴォリューション+1』山野浩一 レヴォリューション+1作者:山野浩一小鳥遊書房Amazon 革命がテーマで全体にシリアスなトーンだが、視点やアプローチはバラエティに富む。表現において、真の革新とは何か、という問いを突きつけてくる様な作品集にもなっている。様々な実験を試みた足跡を辿ることもできる。まだまだ自分の中で整理できていない部分も多々あるが、非常に刺激的な一冊。読み始めてマイケル・ムアコックの”ジェリー・コーネリアス”を連想したのだが、読み進めるとちゃんと登場。自分の感覚が的外れではなかったのも嬉しかったな。 で、本作をテキストにした岡和田晃さんによるSF乱学講座も聴い…