文部科学省の緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム。
緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI:スピーディ※)は、原子力発電所などから大量の放射性物質が放出されたり、そのおそれがあるという緊急事態に、周辺環境における放射性物質の大気中濃度および被ばく線量など環境への影響を、放出源情報、気象条件および地形データを基に迅速に予測するシステムです。
http://www.bousai.ne.jp/vis/torikumi/030101.html![]()
1979年のスリーマイル島原子力発電所事故をきっかけに開発された。2011年の福島第一原子力発電所事故の際、事故初日の3月11日から計算を開始したが、原子力安全委員会がデータを公表したのは3月23日だった。そのため、政府の適切な運用について疑問視されている。
なお、「SPEEDI」は「System for Prediction of Environmental Emergency Dose Information」の頭文字である。