ロンドンのバービカンへ、Evgeny Kissin (以下エフゲニー・キーシン)のリサイタルに。 21世紀を代表するピアニスト・キーシンは、偉大で... そのヴィルトゥオーソだけでなく、少なくともこれまでは、リサイタル舞台上で自分の政治的立場をかなりはっきり口にしてきたからだ。 彼はロシアのウクライナ侵攻やナワリヌイ拘束をはっきり批判し、大喝采を浴びた。 それだけに、ここ二、三年、ロンドン公演では、彼が政治について無言になってしまったことが、ずっと気にかかっていた。 一方では、欧州の他の都市では公然とイスラエル支持をしていたとも聞く。 この夜もやはり、ガザでの虐殺や、レバノン、イランへの攻撃に…