① 労働者が闘う労働者を侮蔑して妨害した時代から、② 労働者同士が団結して闘う時代に移行し、③ 別の問題で闘っている団体とも協力する時代が訪れ、④ 労働者たちが社会には様々な問題があることを知覚できるようになり、ユナイトしてすべての人々の権利のために闘うようになる。 これが英国の労働運動史の漸進の歴史だとしたら、わたしが上野の仲町通りで見たものはどこにあたるのだろう。 日本の労働運動は、ひょっとするといま、①の状態なのではないか。(ブレイディみかこ『THIS IS JAPAN 英国保育士が見た日本』新潮文庫、2019) こんばんは。昨日は土曜授業でした。日曜日の夜になっても疲れがとれず、日本の…