ヴォーカリストのイナラ・ジョージとサウンド・プロデューサーのグレッグ・カースティンからなるL.Aの2人組ユニット。 2007年7月28日、FUJI ROCK FESTIVAL 2007 / RED MARQUEE に出演。 2007年秋に初のジャパンツアーが予定されている。東京:2007/10/22 名古屋:2007/10/24 大阪:2007/10/25
The Bird and The Bee
Ray Guns Are Not Just the Future
ローウェル・ジョージの娘、イナラ・ジョージとグレッグ・カースティンによるユニット、ザ・バード・アンド・ザ・ビーの2015年リリース4作目。このユニットの作品はホール&オーツのカバー・アルバム以降、耳が遠のいていましたが、配信限定の作品も良かったし、そろそろ聴き返そうと思っていたところでした。 男女二人組のポップ・ユニット、という意味ではスチュアート&ガスキンやユーリズミックスを彷彿とさせますが、ここでのエレポップぶりはまるで後期のギャングウェイのようです。ホール&オーツのカバーを挟んで少し音がソウルフルになったように感じますね。プリンスみたいな曲もあるし。 淡々としていてかつ大衆的。不思議な立…
人によってカバー曲て全然違う感じになりますよね。 www.youtube.com
ザ・バード・アンド・ザ・ビーの2020年にリリースされたこのクリスマス・アルバムも配信限定で出ていました。こうした作品が聴けなかったのはやはりロスでしたので、その点は配信を聴き出してよかったと思える点です。 このユニットはホール&オーツやヴァン・ヘイレンのカバー集なんかも出していて、非常に独特かつ貪欲なんですが、このクリスマス・ソング集もとてもポップで落ち着いた音が鳴っていて穏やかな気持ちになります。 リリースを知ったのは土岐麻子のラジオ番組だったような気がします。配信限定なのか・・、と当時は残念に思いましたが、こんな感じで軽やかに作品化されるのを聴いていると、やはり配信というフォーマットはシ…
BS朝日で放送されている小林克也のベストヒットUSAという長寿番組がある。毎週アメリカのヒットチャートを紹介していく番組なのだが、そこで私はボーカルのInara GeorgeとキーボードのGreg Kurstinで構成される「the bird and the bee」というユニットを知ったのであった。 大学生の私の耳と心に刺さるには、充分すぎるぐらいオシャレでポップでキュートな曲だった。日本でいうところの渋谷系に似ているだろうか。ブリティッシュな曲調だなあと思って調べたら、アメリカのミュージシャンでした。意外。 サビから入るこの曲は、エレピの浮遊感、ハ短調で始まったかと思いきや三小節目でいきな…
08年リリースの2nd。傑作ですな、これは! キリンジの堀込高樹が当時「今年一番聴いたアルバムかもしれない」と言っていたが、これはよく分かる。2ndにしてかなりの高みに行ったんじゃないだろうか。そこでは『Ray Gun』を紹介していたが、むしろ全体の中では比較的その曲は地味で、冒頭の『My Love』や『What's In The Middle』で完全ノックアウト。非常にポップだ。日本への感謝を歌った『Love Letter To Japan』なんかもいい感じだ。コーラスが怪しいのがいい。 音は全体にモコモコしているが、その質感も合わせてほぼ彼等としては完璧に近い。エレクトロニカではなくポップ…
07年リリースの1st。これも良かった。 1曲目の『Again & Again』は有名、とのことだったが、なるほどこれか。FMで確かに耳にしましたわ。 ボーカルの女性はリトル・フィートのロウエル・ジョージの娘。これだけ聞くと二世タレントだが、テイストが全く違うのでファン層は別だろう。私はどっちも好きですが。Lali Punaで慣らされた耳にはよりポップに映るし、2ndはもっとポップだそうなので見逃せない。コーネリアスと一緒にMocoのCM曲なんかもやっているそう。 キリンジ兄がiRadioで『I'm A Broken Heart』を紹介していたが、「今年一番聴いたアルバムかもしれない」とコメン…