2014年8月25日に発売された、四代目WRX STIの車両形式名。
正式名称はCBA-VAB
従来まではインプレッサをベース車両にしていたが、2010年のマイナーチェンジから「WRX STI」と独立した車種になったのを受け、新たにスバル・レヴォーグをベース車両にしたSTIチューニングによるエボリューションモデルのスポーツカーとなった。
エンジンやトランスミッションはモータースポーツでの信頼性を理由に、先代モデルのEJ20エンジンとTY85トランスミッションが継続して用いられる事となった。
その他前輪アクティブトルクベクタリング機構の追加、ステアリングギア比の見直し、スロットルレスポンスの向上、ミッションフィーリングの改善などが行われている。
主要スペック:
全長×全幅×全高 :4595mm×1795mm×1475mm
ホイールベース:2650mm
トレッド幅[前/後] :1530mm/1540mm
車両重量:1490kg前輪サスペンション:ストラット式独立懸架
後輪サスペンション:ダブルウィッシュボーン式独立懸架エンジン形式:EJ20 DOHC16バルブ デュアルAVCSツインスクロールターボ
排気量:1994cc
最高出力:227KW(308PS)/6400rpm
最大トルク:422N・m(43.0kg・m)/4400rpm変速方式:6速MT
変速比(第1速) 3.636
変速比(第2速) 2.375
変速比(第3速) 1.761
変速比(第4速) 1.346
変速比(第5速) 1.062
変速比(第6速) 0.842
変速比(後退) 3.545
最終減速比 3.900