→Fujichrome Velvia
Velvia 撮影準備の一環として、候補レンズを使ってDfで撮影した写真達を、フィルムシミュレーション現像アプリで「Velvia」処理してみました。Raw Therapee という画像処理アプリを使っています。 RawTherapee - Home この週末は酷い花粉症と腰痛により散歩は見合わせるつもりですが、Raw Therapee のフィルムシミュレーションモード、いくらでも時間潰せますね ♫。FUJIFILM、KODAK、ILFORDなどメジャーどころのフィルムの豊富なラインナップから選んでシミュレーション出来ます。個人的にはKONICA COLOR(サクラカラー)のフィルムが一つも無い…
私がフィルムで写真を撮るのは大半が晴天時です。基本的に露出系は使わないので(iPhoneアプリやGFXを使うこともあり)、晴天時にss250, f8.0, ISO100の設定で撮影しています。光の当たる場所ならこれで適正露出。ちょっと陰ったりピーカンだったら1段変更して調整するぐらいです。ラティチュードの狭いポジフィルムでも1段ぐらいならずれても大丈夫ですし、ネガならもっと雑でも結構イケます。 で、晴れていると空を撮りたくなるんですよね。精緻な雲があれば尚更です。カメラを上に向けるとスクリーンはちょうど見やすい位置にあって、またそのスクリーンに映る像が美しい。「こんな綺麗な世界を撮れるのか!」…
ファインダーを覗いた時、いつもと違う感覚の日がたまにあって いつもは画角に合った見え方というか正しいその画角の範囲が見えるんだけど たまに狭く感じたり、逆に広く感じたり (カメラの故障ではなく自分の感覚) 前は特に気にせず撮影してて、結局歩留悪かったりビシッと決まらなかったり 最近はすぐレンズ交換することにしてる そういうのもレンズ交換式カメラのいいとこだよなって思う ------------------------------ さて今日の話題「夜とVelvia」 曲名みたいだな 自分はVelviaをあまり使わない フィルムでは使うけど フィルムシミュレーションではほとんど使わない 食べ物を撮…
秋にローライコードで撮影していたポジが現像から返ってきました。私がポジの現像をお願いしているのはネットショップの「なら写真くらぶ」さん。いつも確実&手早く現像してくれるのでありがたいショップです。しかし郵送で依頼するため、送料が掛かるんですよね。フィルム1本だけで送るとちょっと勿体無いので2-3本撮り切るまで貯めてから送っています。その結果、撮影から現像まで時間が経つフィルムも。まぁ高価な120ポジを撮影するためには仕方ないことですが… 今回のフィルムは紅葉の時期に須磨離宮公園で撮影したものです。紅葉まみれで真っ赤っかなポジかな?と思っていたのですが、意外とバリエーションに富んだ対象を撮影して…
12月の頭に撮影したお猫様、実はこの時にローライコードでも少しだけ撮影していました。今回はその時のポジが現像から返ってきてデジタイズも完了したのでご紹介です。 www.shigiphoto.com ご紹介!といったものの、構図はGFXで撮影したものと同じ。なんたって二眼レフで猫を撮るのは初めてのこと、確実な構図で手堅く、かつ良さそうなタイミングで連写しまくったのです。 日向なので露出は固定(ss1/250, F8.0か、ss1/500, F5.6のどっちか)、露出セット→巻き上げ→チャージ→スクリーンでピント合わせ→ルーペでピント合わせ→息を止めて撮影…といった手順ですね。連写といっても撮った…
同じ海なのに見る場所や方向によって全然色が違う。不思議不思議。 青はレインボーライン、黒は田烏漁港にて。 Franke & Heidecke Rolleicord IV, Xenar 75mm F3.5, ƒ/8 1/500 75 mm ISO 100 Franke & Heidecke Rolleicord IV, Xenar 75mm F3.5, ƒ/8 1/500 75 mm ISO 100
カメラを持って、青空と雲をどこまでも追いかけたい。 Franke & Heidecke Rolleicord IV, Xenar 75mm F3.5, ƒ/8 1/250 75 mm ISO 100 Franke & Heidecke Rolleicord IV, Xenar 75mm F3.5, ƒ/8 1/250 75 mm ISO 100
ポジの綺麗さにどハマりしてからというもの、機会を見つけてはローライコードを持ち出しています。機会=晴れ、ですね。露出に迷わないので。基本的に「感度/1000のF5.6」を使っています。この法則で撮るのは基本的に光が当たっているところになるわけですが、本当に燦々と光を浴びている場所の露出って一定なんだなぁと実感しています。デジカメでは評価測光しか使わないので新鮮。デジカメでもスポット測光使えばいいんですが、露出がギャンギャン変わるのが苦手なんですよねぇ。 今回の撮影は通勤。嫌で嫌で仕方ない死地への行軍もローライコード持ちなら大丈夫(というわけではありませんが多少マシ)。話を写真に移します。120…
私はローライコードにVelvia100を入れて、青空の写真を撮るのが気に入っています。仕上がったポジをライトボックスの透過光で鑑賞するとそれはもう綺麗でして。透明感と立体感が凄いのです。 が、いつも順光で深い青を出していると正直飽きます。どんなに良くても毎回同じだとそんなもんですよね。そうすると自然とカメラは太陽を向いて、ただしド逆光は怖いので太陽が雲に隠れたタイミングを狙います。12枚撮影した中で2-3枚はそんな写真が混じってる感じ。そんな写真を並べているうちに発色が同じであることに気づきました。順光の深い青とは真逆の、アメリカンニューカラーっぽい(ただし透明感あり)、綺麗な水色になるのです…
先の投稿から日が空いてしまいました。というのも、とうとうコロナに感染しまして数日寝込んでいまして。。。コロナ的には超軽症なのでしょうが、39度の熱が2日ほど出ましたし、嗅覚味覚も鈍って鬱陶しい症状が目白押しです。個人的な経験として辛さNo.1,2はノロウイルスとコロナワクチン2回目、No.3が今回のコロナでした。でも先に書いた鬱陶しい症状や隔離といった影響度は段違いですね。 さてここから本題です。今回の写真は、ローライコードで撮影した真夏の街スナップ。確かこの日の前日が風の強い日で、かつ予報で湿度が低めだったのでチャンスかも?とローライコードを準備して就寝したんですよね。翌朝起きて窓から空を見…
本日、F6 で撮影完了した Velvia 100の現像依頼に某カメラ店に出向きました。自分はいつもは自宅でフィルムをデジタル化しているのですが、今回は品質リファレンス用として、現像フィルムのデジタル化もセットでラボにお願いしてみました。外注でデジタル化をお願いするのは7年振りくらいでしょうか。 ここ数年のフィルム価格高騰である程度予想はしていたのですが、現像のお値段も高くなっていましたが、納期も長くなっているように感じます。某社の一眼レフ用レンズの納期 4ヶ月・・よりはずっと短いわけですが、頼んだことを忘れてしまいそうです。 まあ、自分が今回比較的テンポ良く撮ったつもりでもVelviaの撮影に…
少し花冷えっぽい雰囲気の週末です。 開花の早かった今年はこの週末で桜の見頃も終わりという事で、春のCCD祭りも本日で一区切りです。最終回の今日は真打ち、PENTAX 645D です。 www.ricoh-imaging.co.jp 645Dは2011年発売ということで、干支が一回りするくらい前の古いカメラですが、何が良いかと言うと、センサーがLEICA M9と同じくKodak製のCCDである事です。しかもセンサーサイズはM9の 36mm X 24 mmより約1.7倍(正確には1.68倍)大きい 44mm X 33 mm。PhaseOneとかの商業用途以外ではLeica S2と並んで最大サイズの…
こんにちは、潔く銀です。今回は、2020年秋ごろに消費したFUJIFILM Velvia100をデータ化しました。今回使用のカメラはPENTAX 645NIIです。
桜はただ咲くだけのもの ことしは桜がはやいそうです。 こどもの頃には容易に作ることができた「かまくら」も、年々雪が少なくなり今ではなかなか難しくなってきました。桜も(私の中では)ゴールデンウィーク頃に咲くものというイメージがありましたが、今年は3月下旬に咲くそうです。 能の「西行桜」の中でワキの西行は、『花見んと群れつつ人の来るのみぞ あたら桜のとがにはありける』と歌を詠みます。 自分は静寂を好むのに、我が庵に花見客が頻繁に訪ねてくるのは、咲き誇る桜が悪いのだ、くらいの意味でしょうか。もちろんただのぼやきであり、本気で言っているのではないでしょう。 桜は季節がくれば、勝手に咲くもの。桜に罪など…
リバーサルご町内 今回のお供 リバーサルご町内 take9-htn.hateblo.jp リバーサルフィルム1本目の強烈なインパクトから数日、やはりご町内も撮ってみねばなるまいと思ってKONIFLEXⅡに装填した。 定点観測 「例の松」か、定点観測ポイントか悩んだんだけど、ファーストカットは定点観測ポイントにした。松方面だと本当に同じようなカットしか撮れない気がしたのでw
春のCCD祭り 第四弾は Nikon 最後のCCD機、D3000です。 このカメラは前回このブログで報告した通り、同時発売だった双子の兄貴D5000が既にCMOSセンサーを採用しており、極めてCMOSっぽい抑えめな絵作りをします。 foto-anthem.hatenablog.com 自分の所有する幾多のCCD機のなかで、そういう特徴はD3000が際だっていると感じます。 今日も前回同様に Nikon F 用のビンテージレンズ、Nikkor-H Auto 50mm F2を装着しました。AFも露出計もAEも効きませんので、全てがマニュアル。ああなんて清々しい気持ちw。 さて、下の写真はRawファ…
A CCD Moment ! 春の第三弾は 伝説のハニカムCCD、FUJIFILM FinePix S3 Pro。 foto-anthem.hatenablog.com S3 Pro / AT-X PRO 14-20mm F2 / FUJICHROME 普通のコブシなんですが、なかなかの艶めかしい色ですね。さすがハニカムCCD。 手前の花は日陰なので、ちょっと濁ったかんじかな。これもこのセンサーの写りの個性。 S3 PRO / AT-X PRO 14-20mm F2 / FUJICHROME 今度は明るい条件下。クリアな色です。でも何気に最初の写真の方が好きな自分です。 S3 PRO / AT…
使ってますよ。 車検のお供に 朝の散歩に① 朝の散歩に② 子供と一緒に 本日のお供 使ってますよ。 一時に比べると出番は減ってる感はあるけど、使ってます。 なんかね…ブロニカなんか買っちゃって振り回してると、もうカメラが重たいの軽いの考えるのがどうでも良くなってきた感があったりしてさw でもまぁ、どんな時でもそっとポケットの中にってのはいいものなので、ぱっとひっつかめる場所には常に置いてある。 それが、X70。 VELVIA
色めく季節、春をCCDで写し撮ろう! KM α7 Digital に続く二番手は Olympus フォーサーズ初号機 CAMEDIA E-1です。 南部鉄器に例えられる堅牢なボディがいつ触っても心地よいです。 foto-anthem.hatenablog.com E-1 はKODAK製のCCDセンサーを採用している事から、「Olympus Blue」「Kodak Blue」とも呼ばれるKodakリバーサルフィルムのような色味が人気だったようです。 Olympus E-1 / Zuiko Digital 12-60mm F2.8-4 今日の澄んだ空の色もE-1は鮮やかな青色で切り取ってくれました…
春は色の季節。 色の季節と言えば・・・撮るべきカメラは・・・CCD!! という事で、今年もCCDセンサー機達のシーズンが到来しました。 これから4月一杯くらいまではもっぱらCCDセンサー機で春の景色を楽しみたいと思いますので、お付き合いの程お願いします。 まず手始めに、 Konica Minolta α7 Digital (以下、KM α7)を持ち出しました。カメラグランプリ2005を受賞、もう18年も前のカメラです。奇しくも現在Velvia装填しての撮影に使用している Nikon F6 は同年のカメラグランプリ審査員特別賞を受賞しているようです。 www.cjpc.jp 使ったレンズは超ワイ…
いつのまにか使用期限を過ぎてしまっていた Velvia 100 、ようやく撮影散歩に持ち出す準備が整いました。機材はNikon 最後のフィルム機、F6を選びました。 F6は 「Gun Tank」とも言える先代の F5から小型化したとは言え、フィルム機が到達した究極進化形のオーラを放って佇んでいます。こちらも自ずと気合いが入ります。 Df と並べてみると、モノとしての存在感はF6の方がありますし、持った感じもフィルム機であるF6の方がだいぶ重いです。Dfを「重くてかさばる」と言うNikonファンはF5やF6の事は知らないのでしょうね。 正面からのサイズを見ても明らかにF6の方が大きいです。Dfは…
ポジの次は高級ネガ!(ただし期限切れ) 夕暮れ池袋スナップ 今回のお供 ポジの次は高級ネガ!(ただし期限切れ) take9-htn.hateblo.jp リバーサル(ポジ)の衝撃は凄かった…。 でも、ネガだって素敵だ。 それが、プロ仕様の高級ネガならもっと素敵になるはず。(そうか?) VELVIAを撮りきった後、にっしんカメラのセール品だったKodak Ektar100(2019年期限切れ)を詰め直して、仕事終わりに池袋へと繰り出した。
はじめに PENTAX6x7、通称バケペンにVelvia100を詰めて撮影してきました。時系列的には先日までご紹介していたPRO160NSで撮った翌週だったはずです。 www.shigiphoto.com 散々「デカい!重い!目立つ!妙な汗かく!」と言った割には、ネガの現像上がりを待たずにポジで撮影するという暴挙。なんとなくちゃんと動いてるっぽいからイケるイケる!という軽い気持ちがベースにあり、夕暮れが綺麗そうなタイミングで自由時間があったので勢いで撮影しました。まぁ前週の撮影で疲れた&注目を浴びたので、ご近所の人口密度が低い屋外でしか使う気になれない、と思っていたところもあります。人間工学と…
ついに……リバーサル! 舞台は石神井公園 リバーサル…凄かった…。 今回のお供 ついに……リバーサル! 中判カメラを始めてからというもの、交流のある写真クラスタの皆様から事あるごとに、 「リバーサル(ポジ)やらないのはもったいないですよ!」 という熱い布教を受け続けていたものの、同時にリバーサルは難しいという話も聞いており二の足を踏んでた僕。 そこで最後に背中を押してくれたのは……やっぱりブロニカだった。 何本かフィルムを通してブロニカと付き合ってみて、なんとなく、 「これなら撮れるんじゃないか?」 と思い始め、やるなら今かと一念発起し初のリバーサルフィルム撮影に挑戦した次第。 記念すべき最初…
Velvia で撮影を開始すると言いながら、諸事情により今週後半くらいに伸びそうです。最も信頼できるF6で出撃予定ではおります。 かわうそフィルムのベスト版フィルムは別として、大手メーカーのリバーサルフィルムを使うのは久しぶりです。フィルム単価は自分が最後に撮影した当時の2、3倍はしていると思います。フィルムも一部のフィルムカメラも最近価格が高騰していますね。これまで以上にフィルム撮影に気合いが必要になって来そうです。 カメラの方もブローニー判カメラ、35mm版コンパクトカメラ、Leica Mマウントカメラの特定人気機種が5~6年前の数倍に高騰していると感じます。 自分がフィルムカメラ終末期に…