冬の妖精/松田聖子 ほか ようやく本格的な冬の寒さがやってきた感じがする。 これまでは冬だというのに結構暖かい日があったり、雪国の地域なのに雪ではなく雨が降るなど、このまま冬がなくて春になるのでは?と思ったほどだ。 自分の子どもの頃の冬と言えば、まさに「冬の寒さ」だったものであったが、しかしよく考えてみると本当に今よりも寒かったのかなという疑問もある。 自分の家の場合、古い一軒家だったので冷たいすきま風が吹きすさぶ状況だったし、石油ストーブや電気こたつはその近くしか暖まらない、それに早朝の水道水が冷たくて顔を洗うだけで手や顔が凍えたものである。 しかし考えてみれば、早朝の時間を除けば、日中は結…