”第16回 shiseido art egg”の第二弾。 会場へと続く階段を降り普段と異なる様子に戸惑ってしまう。 明るい、無茶苦茶明るい! 当該スペースがここまで煌々と照明されていたことは嘗て有っただろうか?(いやない)。 こうして見ると、ホントにホワイトルームなのだな、との感慨を持つ間もなく、展示されている作品に目が引き込まれ、しかし、時として怖気もふるう。 壁に掛けらている刺繍はまだ良いのだ。厚手の白い布に黒い糸。身の回りに在る鋏、コード、安全ピン、等が縫い上げられている。 しかし、踊り場に置かれた洗面台、広いスペースに置かれたリビングセット、そして狭いスペースには生活の痕跡が残るような…