ガロア理論のエントリーで交代群(偶置換のみからなる部分群)を扱いましたが, 「何故偶置換が重要なのか?」という理由の一端として判別式(discriminant)のお話をしようと思いますdiscriminant.wxm 3次方程式の判別式 %i1でパッケージ"sym"をロードします(画面出力は省略) Warning以下の文言はresolvante関数についての注意書きで,今回は特に問題ありません 一般の3次方程式について考えますので,次数 N に 3 を代入します(%o3)(画面出力は省略) 最高次の係数を 1 とした3次方程式を%o6に示します この方程式の解を α, β, γ とし,1次式の…