シモキタに続く細い道をたどりなんとか繁華な通りに出ることができたとたん、緊張がほぐれたのか急に足取りと気持ちが重く感じられ、とりあえず美味しそうなケーキのメニューが目にはいったカフェで一休みすることに。 心配性のわたし、こんな調子で大丈夫かと先が思いやられました。 でもしばらく休むと元気が じわっと戻ってきて、シモキタ散歩は続けることができそうな気持ちになりホッとしました。 すると現金なものであちこちに行ってみたくなってきて、いろいろ思い出してきました。 一休みしたカフェのあたりにはたしか、江戸時代の儒学者荻生徂徠の子孫がやっていたという古本屋があったし、古レコード屋さんでは裏面のないSP版の…