スコットランドのエジンバラに本店を置く、ロイヤルバンク・オブ・スコットランド(The Royal Bank of Scotland plc)の略称。
もしくは、金融持株会社のRBSグループ(RBS Group plc)のことを指す。 リスト::銀行・リスト::金融持株会社
こんにちは。サーバーサイドエンジニアの山田です。 Rubyに型システムが入ってからしらばく経ちましたが、弊社のRailsプロジェクトの一部でもRBSを導入しました。 そのことについて昨年行われたKaigi on Rails 2022にて「RBSとSteepで始める型のあるRails開発とその運用」というタイトルで発表しました。 この記事では発表の内容についてあらためて整理した内容やその後の状況について紹介します。 記事の目的 RBSを導入した背景 対象となるRailsアプリケーション どうやって進めたか RBSの分類 ディレクトリ構成 自作クラス・モジュールなどのRBS GemのRBS(RBS…
こんにちは、22卒の新卒エンジニアとして4月から STORES にjoinしている id:m11o です。 さて、 STORES Advent Calendar 2022 の1日目です。本記事では9月上旬に開催されたRubyKaigiにオフラインで参加し、様々な体験と大きな学びがあったので、その一部を自分の感想を交えながら共有します。 RubyKaigiには STORES からはオフライン10名、オンライン6名が参加しました。新卒の我々にも無条件に参加させていただけて、大変貴重な体験でした。 オレオレRubyKaigi 2022の3大トピック 今回RubyKaigiに参加自体が初めての参加でし…
今までのあらすじとして、ここまでで、Rubyでパーサを書き、めでたくRBSで型を付けました。 udzura.hatenablog.jp udzura.hatenablog.jp github.com 本エントリでは簡単にふりかえってみます。 大前提として、個人の感想で、皆様の今後の型ライフにほんのちょっと参考になればいいなというのはありますが、個人の日記の話です。 また、僕が誤解している内容もたくさんあると思うのでその際はご教示願います。 ふりかえりと感想
前編はこちら。 udzura.hatenablog.jp ここまででスキャナまでは実装し、大体動いたようです(型もちゃんとついたようです)ので、続きの実装をします。
aikyoです。 はじめに Ruby3.0で、型定義を書けるRBSが導入されました。 私は以前にRubyのFileクラスの型定義を書いたので、Cで書かれたRubyの組み込みライブラリの型定義を書くのもそこまで大変ではないよということについて書いていきます。 現在のRBSの状況 ただ、現在のRBSでは、まだRuby本体に組み込まれているクラスについても型定義が書かれていないものがあります。 なので、型検査をしたいと思ってもRBSに型定義がなければ自分で書くことになります。 Fileクラスの型定義を書いたとき 型定義を書こうと思ったはいいものの。何を参考に型を書くといいのかよくわかりませんでした。…
Ruby3.0 からは、型定義を処理するための rbs gem が同梱されていて、これは外部の *.rbs ファイルに記述した内容に従って、Rubyコードの型チェックを可能にしてくれる。 github.com 最近、この RBS の型定義を TypeScript の型定義に変換できないかな〜と思い、 rbs2ts という gem を実験的に作ってる。 結構荒削りなので、細々した部分での挙動は正直怪しいが、ある程度それっぽく動くようになったので公開してある。 rubygems.org github.com Gemのいまのところの挙動 いまのところ次のような変換ができる Alias RBS typ…
長野県松本市にて開催された今年のRubyKaigiに3日目だけ現地参加しました。 所属会社であるGMOペパボ株式会社に参加費用を出していただきました。 昨年はリモート参加して、プレゼンを拝聴していましたが、相変わらず内容に追いつくので精一杯という感じでした。 ただ、現地参加して得られたものはたくさんありました。 まず、企業ブースにて有名企業のCTOとカジュアル面談できたり、技術的な話をできる機会がありました。 RubyKaigi終了後には、たまたま出会った海外エンジニアの方としゃぶしゃぶを囲み、テクノロジー談義に花を咲かせました。 来年はなんと沖縄で開催されるらしいです。 たった1日ですごく濃…
5/11〜5/13の間に松本で開催されていたRubyKaigi 2023に行ってきました。RubyKaigiの会場に実際に足を運ぶのは2019年以来だったのですが非常に楽しかったですね。 印象に残っているトーク Day 1: The future vision of Ruby Parser 今回の実質裏Keynoteと言ってもいいのではないかというトークだったなと思うんですが、parse.yのことを知らなくても楽しめる内容かつ熱量がすごかった。 知らないなりにLRパーサーというものについての理解を深めたくなったのできっとこれは発表者のkaneko.yさんの思惑通りなのでしょう。 Day 1: …
はじめに ペイトナー請求書のフロントエンドエンジニアの@fuqda です。 本稿は、先日開催されたRubyKaigi2023の参加レポートになります。 フロントエンドの立場から見たRubyKaigiのセッションレポートが出来れば思いますので、最後までお付き合いください。 (弊社は昨年に続き、今回もSilver Sponsorとして協賛しております) フロントエンドなのにRubyKaigiに何で? フロントエンドなのに何でRubyKaigi?と思われる方もいるかもしれませんので、簡単に私の経歴を申し上げますと、元々前職では4年ほどRailsエンジニアをしておりました。 また、社外ではTama.r…
RubyKaigi 初参戦!!! 参加前 参加中 セッション Matz Keynote Power up your REPL life with types Ruby Committers and The World Gradual typing for Ruby: comparing RBS and RBI/Sorbet 交流 食事 参加後 終わりに RubyKaigi 初参戦!!! こんにちは! 2023年1月より合同会社春秋で一兵卒(アルバイト)として日々コードと戦っております、おさとです。 初となるRubyKaigiに参戦してきたのでレポートを書いていきたいと思います 💪 参加前 沖縄…
5/10から5/14の5日間、RubyKaigi 2023に参加するために松本市に行ってきました。前回参加したのがRubyKaigi 2019の福岡のときなので、じつに4年ぶりの参加でした。 今回はコミッター/登壇者/LTスピーカーとしての参加になりました。その結果、0日目のDevMeeting含めて3種類のスライドをつくり、3日目の"Ruby Committers and The World"含めて3回登壇するというイベント盛りだくさんなKaigiでした。 いやー、自分のRubyKaigi史上、最高のRubyKaigiでしたね。まさにParserKaigiだったのではないでしょうか。 いろい…
この記事では、Prettier for Rubyを使って、Railsのコードを自動フォーマットする方法を紹介します。 VSCodeでファイルを保存する際に自動フォーマットできるようになります。 1. 検証環境 2. 設定手順 2-1. @prettier/plugin-rubyのインストール 2-2. gemのインストール 2-3. prettier-vscodeのインストール 2-4. rubocopと一緒に使う場合 3. フォーマット結果 1. 検証環境 Ruby:3.1.0 Rails:6.1.4.7 node:16.13.0 yarn:1.22.19 bundler:2.3.6 VSC…
主な問題 最近のRuby+Xcodeでは以下の4つの問題があるっぽい dynamic_lookupがXcode 14で警告が出る two-level namespace vs. flat namespace 別の拡張ライブラリのシンボルを参照できない disable-sharedなrubyがfat binaryを読めない dynamic_lookupがXcode 14で警告が出る https://bugs.ruby-lang.org/issues/19005 Xcode 14にて以下の警告が出て、拡張ライブラリのコンパイルに失敗する。 ld: warning: -undefined dynam…
松本で開催されたRubyKaigi2023に参加しました。 現地でお世話になったみなさま、ありがとうございました!!! 自分もせっかくブログがあるからという理由で備忘録を書きます。 隙間時間で書いてたら遅筆もあって1週間以上経ってました。光陰矢の如し。 Day0 夕方着・宿泊 参加方針を決めておいた Day1 Matz Keynote ハックスペース (by Helpfeelさま) UTF-8 is coming to mruby/c DIY Your Touchpad Experience: Building Your Own Gestures Lightning Talks Officia…
RubyKaigi 2023 in 松本 に行ってきました 2023年5月11日から13日に長野県松本市で行われた RubyKaigi 2023 に行ってきました。 当日中はメインコンテンツであるセッションを聴きつつ、休憩の合間にRubyistたちと立ち話をし、本の著者に話しかけて本を買いサインをしてもらい、スポンサーブースを周り、松本のごはんを食べ、松本の山を見ながら川沿いや街並みを歩き、Twitterで盛り上がっている #rubykaigi タグを見て周り、夜には懇親会があり……と起きたことをその場でツイートする暇もないくらい、忙しく刺激のある充実した3日間でした。 RubyKaigiには…
TL;DR 最高でしたね。LTができたのと多くの人と話せたのが特に良かったですが、トークやパーティーなど、これぞRubyKaigiという感覚が非常に強くて感動しました。 はじめに この記事はRubyKaigi 2023の感想記事です。基本的にはRubyKaigiについて知っている人を対象としています。基本的な情報は記載しません。 一言でいうと 最高でした! いや、なんでしょう、RubyKaigiは2016年から基本毎年参加していて(2018年のみ不参加)、全部楽しかったのですが、今年は自分にとって今までで一番楽しかったです。 この記事の構成について この記事は主に3つのパートで構成されています…
こんにちは、技術広報のえんじぇるです。RubyKaigi 2023 お疲れさまでした! STORES はAfter Party Sponsorとして、Day3のAfter Partyの準備&運営をしました。After Partyに参加いただいたみなさま、ありがとうございました。 タイトルに記載の通り、STORES はエンジニア組織であるテクノロジー部門だけで28名がRubyKaigiに参加しました。STORES 史上最多です!2024はこれを超えられるのかどうなのか?!テクノロジー部門の他にも、ブースやアフターパーティのお手伝いにタレントアクイジション(人事)のメンバーや今回のRubyKaig…
はじめに 2023年5月11日〜13日に長野県松本市で開催されたRubyKaigi 2023に現地参加してきました。自分にとって初めてのカンファレンスだったので、不安と期待が交錯する3日間でしたが、想像以上に楽しく、とても学びになる3日間でした。 Rubyの生みの親であるMatz (まつもとゆきひろ氏) とのツーショット 参加した背景 24卒としてエンジニア就活を行い、就職活動も終盤に差し掛かってきました。しかしChatGPTの登場で幕を開けた第4次AIブームにより、Twitterを開けば大規模言語モデルの開発情報が次々と流れ、テレビをつければChatGPTに関連したニュースを毎日のように耳に…
皆さんRubyKaigi 2023お疲れ様でした! あっという間で本当にたのしい3日間でしたね。わたしは一週間が経ってもいまだにわくわくした気持ちで日々を過ごしています。 今年もありがたいことにDAY2に登壇の機会をいただいたので、この記事では今回作ったものや会期中のあれこれを振り返ってみたいと思います。 今回の発表テーマを選んだきっかけ 今回はImplementing "++" operator, stepping into parse.yというタイトルにて「"MRIにインクリメント演算子を追加する"という取り組みを題材に、MRIの字句解析器(スキャナ)と構文解析器(パーサ)に親しむ」という…
RubyKaigi 初参加! こんにちは。2023 年 2 月から福岡拠点の Pay 事業本部でサーバサイドの開発をしております古山です。 5/11 ~ 5/13 にかけて長野県松本市で行われたRubyKaigi 2023に参加してきました! 今までこういった技術カンファレンスは敷居が高いイメージがあり参加したことがなかったので 前日まで チケットは買えたけど Ruby 力が低いとそもそも会場に入れてもらえないんじゃないか 会場では突然 Ruby バトルを仕掛けられて、負けたら所持金の半分を奪われてしまうのではないか と戦々恐々としていました。 振り返ってみると全くそんなことはなく、更に Ru…
ブログ更新も久しぶりですがRubyKaigi参加はもっと久しぶりでした。 Day 0 松本へは新宿から特急あずさで。Rubyist on railsは8時は早すぎ、15時はちょっと遅いかなということで12時の電車で現地へ。到着後松本城や会場を下見しつつ、2時間ほど散歩。コンパクトでカフェもコンビニ等もあるので散歩に苦労しなかったですね。 残念ながらGW明けということで松本ブルワリーの直営店をはじめとして多くの店が休業中。開いていたビアバーが少なかったので散歩中に見つけた店に行くとRubyistがいて、その後も続々と押し寄せてくることに。ある程度飲んでからそれぞれのグループが適宜去っていき、自分…