本記事はNetBSD Advent Calendar 2025 11日目の記事として書かれた。 前置き 去年、趣味で svc-hook というバイナリ書き換えを利用した高速な(ptraceの1000倍以上)ARM64向けシステムコールフックを開発した。当初はLinuxのみのサポートであったが、他のUnix系OSにも対応したら面白いだろうということで、FreeBSDとNetBSDに対応した。今回はNetBSDに限って、どのような対応が必要だったのかを解説する。svc-hook公開時のブログ記事では、初期の設計について解説している。 なお、svc-hookはACM/IFIP Middleware …