パーフェクトプラン

エンターテイメントとして面白い。十分値段分楽しめた。クラッキングソーシャルエンジニアリング、情報操作、株取引、バイオテクノロジーと、はやりのトピックをちりばめてある誘拐?ミステリ。どろどろしたところとかがまったくなくて、気のいい悪者がでてきてほのぼのしつつも、いい具合に緊張感が走る。トリックも良だし、読後感もいい。
パーフェクト・プラン (宝島社文庫)

事故車移動

交差点での追突事故現場に通りかかる。Accord が Celsior に衝突。Accord 側が交差点付近に残されて、エンジン故障?で移動不能になっていたので、交通を妨げないところへ押して移動させる。たまたま通りかかったもうひとりの人物は非番の消防隊員で対応が恐ろしく的確だった。プロは違う。非常事態に慣れているというのはすごい。訓練および経験値のすごさを感じた。
まず、ギアをチェックしてニュートラルに移して、それから押す。このときパワーステアリングが機能していないのでステアがとても重い。お年寄りには難しい作業だったようで、制御のヘルプにてまどう。聞けば何をあたりまえのことと思う内容だが、いきなりこういう状況に叩き込まれて、冷静に問題を分析して対応するのは結構難しいタスクだと思った。
実際に移動を完了してから警察通報する過程が消防隊員の方は非常にスムースで、開口一番「えー交通事故、人身被害なし」。一般人にこのボキャブラリーはないが、専門用語なので受け手側の対応もスムースの模様。電話中にパトロール中の警察官が通りかかるが気づかず通過していったのには、かなり失笑した。
教訓として:ギアが Parking に入っているオートマ車を移動させることは人力では不可能。疲れた。