オートマチックトランスミッションを搭載した自動車。
道路交通法上の区分では、クラッチ操作の必要ない自動車。現在では販売される新車(一般乗用車)の8割以上がオートマ車だというデータもある。四輪車には「オートマチック限定免許」も存在し、また自動二輪車でも「AT二輪免許」が2005年6月から導入された。
四輪自動車では「トルクコンバーター」と呼ばれる仕組みを内蔵しているため、MT車の様なクラッチペダルが存在せず、駐車時以外はDレンジ(2・1レンジ)のままで煩雑なシフトチェンジは不要。弱点は、同仕様のMT車と比較し若干高価(+10万円ほどの差)な事や、燃費がやや悪くなる事など。
自動二輪車(スクーター)は、遠心クラッチとプーリーによる無段階シフトが主流であるが、遠心クラッチ+手動シフトのクラッチレスマニュアル車もAT車に含まれる。