悲願達成の日。

えー、お久しぶりです。最近こちらはご無沙汰の割に実はネットの隅っこでボソボソつぶやきまくっている荒家の人です。
既に知ってるもいるし、ピンと来る人もいると思いますが最近はTwitterの方がメインになってるんですな。きっかけはともかく(「PT2情報を拾うため」とかいうどーしよーもない理由だし(苦笑))、9月の半ばくらいから隅っこでボソボソつぶやき始めた訳ですが、どうもこちらは割と気が向いた時、気がついた時に細かい話をその場でぼそっと語れるので、1日の最後にブログで「えーと、今日は何があったっけかなぁ・・・」とか思い出すところから始めて、くだらないことはよく覚えているくせに肝心なことはすっぱり忘れてるとかそういうことがあまりなくて、割と語り屋さんの割に忘れっぽいヲイラには性に合ってるようでして。
「でもTwitterってつぶやきの数に限界があるじゃん」というツッコミもありそうですがそこはそれ、世の中便利なサービスを考える人がいまして、その辺は「ついろぐ」というものに記録されていたりします。まぁ、TwitterのTL(タイムライン)でお知り合いになった方との会話とかも記録されてたりするので微妙にS/N比というか話に脈絡があれ?みたいなところもある訳ですが、その辺をおいといても便利なので。ちなみに「どこよそれ?」とか「Twitterのアカウント何よ?」とかいうのはまだナイショにしておきます。Twitterでもこっちのブログに関してはまったくつぶやいてないしね。まぁ知ってる人は知ってますって事でひとつよろしくというか。
さて、そんなヲイラが久々にこちらのブログに日記を書こうと思ったのは今日が長年の悲願が叶ったからであります。
ヲイラの長年の悲願。それは

1ヶ月間無遅刻無欠勤出勤達成。

…あー、ネットの向こうでズッコケてる人がいるな(苦笑)。まぁそら無理もない話で、こんなもん世間様では当たり前にやってる人の方が大多数で、こんなことが長年の悲願で達成できて嬉しいとか何言ってんだコイツwwwwwみたいな感じでハナで笑ってるか、そうでなければへそで茶が沸くような思いを抱いているに違いないし。
でも、ヲイラにとってこれほどこの日が来るのは本当に嬉しいのだ。
まぁ、関係各方面とか、なんの気の迷いかこの日記をつけ始めた当初からこの日記を読んでる方はすでによくご存じかと思うけれど、ヲイラはほぼ6年から7年くらい前からメンヘラーさんになっていて、そもそもこの日記をつけ始めたきっかけ自体が「自分の体調のメロメロさ加減を判ってくれない親に対する愚痴」だったりしたわけですね。その前の週とかには家族内で大げんかして、もうなんかすげーやけっぱちだったなぁとか思ったり。とか言いつつ昔の日記を読み返してみると「なんだよこれただのダメヲタ日記じゃん」みたいな、今でも何やってんのアンタ?みたいな感じで何ともはやなんだけれどもまぁそれはおいといて、そんな感じで自分の体調に七転八倒したあげく「もうこらあかん。しばらく休むしかないわ」と決意していろいろこれまた紆余曲折とかすったもんだあったんだけどこの日記で言うところの「仮ニート」に入ったのが昔懐かしの最後のレヴォが開催された4年前の黄金週間直前。そして病院も変わって主治医も今の先生に変わって何とか「仮ニート」から脱出を果たしたのがそれから約1年半が経過した翌年の7月に入ろうかというところ。ちなみに変わる前のヤブ医者は後に当時「合法ドラッグ」だったリタリンがらみで見事にタイーホされましたけどね(笑)。ヲイラも当時はリタリンどばどば出されてまぁどんなもんかおおむね判ってはいたけどがばがば飲んで仕事してました。だってさぁ、もう当時は処方する薬の効果とか副作用についてのきちんとした説明書類を患者に出すのが当たり前になりつつあった時期にリタリンを「元気の出る薬」とだけ書いて出してたんだもんなぁ(笑)。もちろん処方薬のリストなんか渡してくれませんでしたよ。で、こっちはリタリンで頭妙にハイになってるけど身体がもうグダグダなもんだから歩く様がヨッパライのようだと指摘されたりアキバの街角で1人バックドロップやってみたりとかそらもうひどい有様だったなぁとか今でもよく覚えてますな。
閑話休題。で、仮ニートを脱出した2006年6月の末からそろそろと仕事を始めていった訳なんだけど、とにかく当時はもうホントにひどい有様で、半月に1回の定期診察の他に毎週最低1回は休みを取るような状態でまともに仕事してるなんて今から考えるととても自慢できた状態ではなかった訳で。で、まず「仮ニート脱出が初めからやり直しのスタート。まず目標は1ヶ月休まず遅れず会社に出ること」って思いでずっとヨタヨタしつつも社会人生活を続けていったのだけれど、年齢の問題も多少はあったんだろうけれど回復しては落ち込んで、また少し回復しては落ち込んでの繰り返し。当然ながら休みを取らない月なんかまるでありゃしない。なんとか一月の休みが1回だけでこれなら翌月は・・・とか思ったら逆に反動で翌月は毎週休みとかもう自らに期待しながら自らに裏切られるというなんとも苦い思いをしながらおよそ3年が過ぎた今年の夏。
ヲイラは復職してから最大の危機に陥りました。
まともに寝られない。寝ても途中で目が覚める。医者に症状を訴えて睡眠導入剤の量を増やしてもらっても症状は改善されない(もう限界ギリギリの量まで薬が出てました。「それ普通の人だったら一日以上目が覚めなくても不思議じゃない」と言われたくらいの量です)。当然昼間の仕事中に強制スリープは当たり前、うっかりすると1時間以上寝込んでいたりして上司から「おまい一体何やってんの?」とイエローカードが出てもう1枚イエローカードが出たら確実に「もうしょうがないから強制退場」という状態にまで落ち込んでしまいました。原因は未だによく解らないけどとにかくどんどんどんどん状況は悪化の一途。仮ニートの時でも参加していた夏の全国大会の設営にも体調不良で参加できず、「このままいったらまたヲイラ元の木阿弥かなぁ。もう二度とダメかもしれない」とかかなり悲観的状態でした。
これが回復に向かう方向へ転換したのがもう精神的にもどん底状態で8月末の定期診察を受けた時。
さすがにあまりにも不自然すぎる落ち込みよう、特に睡眠障害の異常さに「これはメンタル的なものじゃないかもしれない。紹介状書くからどこか睡眠障害専門の病院に行ってみろ」と言われてネットで探してそれなりに評価のある病院の門を叩いたのが本格的な状態回復への序奏でした。
初めてその病院へ行ったその日に「じゃぁ今日入院して。精密検査するから」と言われてえええ?と驚きつつも一晩入院して検査を受けた結果が「中程度の睡眠時無呼吸症候群(SAS)」。そう、前からよく話題にもなっていたけれどJR西日本の事故で一躍名前が知られるようになったアレ。8時間寝て完全に呼吸が止まっていたのは1回きりだったのだけれど、吸気時の空気吸入量が本来あって然るべき量の50%以下という「低呼吸状態」(これも検査では「無呼吸状態」に計上するのだそうだ)がなんと200回近く記録されていたのですな。まるっきし酸素足りない状態で寝てた訳だから途中で目も覚めるし、仮に眠れていたとしてもものすごく浅い睡眠状態だから終日頭はぼんやり、昼間だって強制スリープに入るのは当然至極。例えが悪いかもだけど首絞められながら寝てるようなもんだからそらどんなに睡眠薬飲んだって目も覚めるわな。
ということで、SASの代表的な対処療法であるCPAPの利用まではいかないにせよ対策は打つべきだということで今度はまた紹介状を書いてもらって歯医者へ。
「SAS対策でなぜ歯医者?」という人もいるかもしれないけれど、実は軽度・中程度のSASに関しては最近ではCPAPではなくて「スリープスプリント」と呼ばれるマウスピースを使う対処療法がよく用いられるんですな。このマウスピースは下あごを前に出すことで気道を確保するというもの。イメージが湧かんという人は某バカ殿様の「アイーン」の状態で寝ているというのを想像してもらえると判るかなと(はいはいそこ笑わない。こっちは必死なんだから(苦笑))。
で、ヲイラもスリープスプリントを作って(大体1万円)、あと寝る時の姿勢とか(気道確保のため横向きに寝ろ、とかね)指導されてそれからスリープスプリントをはめてみたらこれが驚くくらいの効果。
今まで朝起きても頭ぼんやりでよく寝たんだかどうなんだかわからん状態だったのが、起き抜けは多少眠いもののしばらくすれば頭もそこそこしゃっきりしてくる。仕事中でも多少瞬断はあっても強制スリープに入ることはなくなった。それでも初めのうちは睡眠薬との調整がうまくいかなくてあまりに眠りが良すぎて逆に睡眠薬が起きた後も残ってしまうのか断続的に瞬断が起きることも少なくなかったが、睡眠薬の量の調整が大体掴めた先月下旬くらいからは瞬断が入っても前日夜更かししすぎて眠りが足らんとか、食事時間に間が空いてちょっと手持ちぶさたになったりとかした時くらい。それ以外は週末ぐだぐだになるのは相変わらずだったけど少なくとも平日はそれまでのようなひどい有様ではなく、上司からも特に何も言われずという感じにまで回復、そして今月に入ってからは今までなら必ずあった、「どうしようもなく会社に行く気力・体力が起きない」という日は発生せず、このままいけばもしかして・・・と思いつつも今までのことがあったので気をつけてはいたけれどなんとか1ヶ月間を乗り切り、そして今日。
3年という長い長い月日を経てついに悲願達成の日を迎えたということです。
はー長かった。ホントに。ホントにここまでくるのに長かったなぁ・・・
もちろん、仮ニート脱出のときもそうだったけどここがゴールじゃない。ここはあくまでも仮ニート脱出後の最初の目標であって、次の目標は「年休を残して1年を終わること」。この目標が達成できればヲイラは本当に回復したと胸張って言えるかなと。1年越しの目標だからかなりハードルは高いし、この病気ホントにいつまた下り坂になるか自分でも予想がつかないんでまだまだ気を許す訳にはいかないんだけど、1つ目標がクリアできたという自信はきっと次の目標につながるはずだと信じたい。そして次の目標がクリアできた時はきっとまたここに思いを記すことになるかなと。そんな感じで。

長々と書いてきたけど今日の最後に。
ホントにどん底の時も仮ニートの時も変わらずヲイラに接してくれた関係各方面のみんな。
最初は大げんかしたけど今はとやかく言いいながらもヲイラの事を気にかけてくれている両親。
イベントの時とかいろいろ邪魔ばっかりしてるけどこちらの話に乗ってくれるいつもいい作品をありがとうの同人サークルの皆さん。
話とかできる訳じゃないけどヲイラが音楽もアニメもまともに見られない、細かい活字も読めない時の唯一のリフレッシュ手段だったコミックを世に出してくれた皆さん。もちろん上に書いた以外のいい作品を出してくれる同人サークルの皆さんもね。

皆さんのおかげでヲイラは念願の目標に到達できました。本当にありがとうございます。

関係各方面はよーくわかってると思うけど(苦笑)、ヲイラはわがままだし自重は知らないしでこれからも間違いなくいろいろお世話になったり迷惑かけたりすると思うけれど、よろしかったら今後もまたヲイラとつき合ってやってください。

さぁ、明日からはまた新しい気分で今年最後の月を乗り切ります。まぁ、来月は冬の全国大会とかあるんで年末は休み取っちゃうんだけど、それまでは改めて気を引き締めつつ次の目標に向かってイイ助走ができるようにしたいと思います。

まだまだゴールなんて言わないぜ!これからまたスタートだ!

みんなうまいや。

てな訳で、日曜に昨日の日記にも書いたとおり、その「けいおん!」にもメンバーの2/4が出てらっしゃる(ひでぇ表現だなオイ)スフィアのコンサートというか1st Streamですかね、それを見に行ってきました。チケットが余ってたからそれに乗っかったとはとはいえ、思いの外かなりいい席で見られて満足満足。ほーじーさん大将どのありがとうですわー。
で、まぁ昨日会場に足を運んでる人達だとスフィアのメンバーの中ではたぶんとまっちゃんとかあやひーの顔を先に見てる人が多いんだろうなぁと思うんだけど、実はヲイラの場合これまた昨日の日記に書いたとおり昨年全くアニメ関係の作品を見ていなかったこともあって、あきちゃんみなちゃんの、まぁぶっちゃけ「唯ムギ」コンビの方を先に見てるんですね。「初恋限定」の放送前特番先に見てたもんで。そんでもあやひーはなんかでちらっと見た気がするんだけど、とまっちゃんに至ってはもうさっぱりでして(苦笑)、ファンの人に石投げられそうな気がするんですがその辺はカンベンしてもらうとしてそんな状況だった上に実は座席の位置がとまっちゃんが一番よく見えるとこだったりしたもんだからかなりとまっちゃんをじっくり見てました。で、次が人間の心理として遠くにいる方を見たいということもあってあきちゃんを見てたかも。というか割とあの4人の中では一番好感持てる感じだったからかもですが。
で、とまっちゃんとあやひーは今やあちこちの作品に引っ張りだこだし、あきちゃんみなちゃんは「けいおん!」が火付け役になってかなり赤丸急上昇的な感じでこの後出てくる作品のキャスティングに名前を連ねてみんなホントに飛ぶ鳥を落とす勢いに近い感じなんですが、正直日曜のステージを見てある程度納得しましたわ。みんなどうしたら自分を自分らしくアピールできるかってコツをつかんでる印象強かったですから。まだまだ若手で、それでも良い感じで演技ができて、さらにあれだけ自分の「ウリ」をうまく表現できたらそりゃ現場がこぞって使う気にもなるでしょう。特によく見てたからって事もあるのかもですがとまっちゃんなんざありゃうっかりすると同性でも異性でも敵味方つーか好き嫌いがばっさり別れるタイプだなぁというのがよく解る気が。あと、あやひーが先輩の声優さん達からもかわいがられてるらしいという話を聞いたりしますがその辺も納得いったし、歌に関してはもう絶品クラスですね。アニメのカバー曲歌ったとこの「祈り 〜You Raise Me Up〜」を聴いたときはなんでこの娘はクラシック方面でご飯食べてないんだろ?って気がするくらいあの声量とオクターブ域の広さに唖然呆然。声優はもとよりそこら辺の若手のJ-POP系での歌い手ではまともに太刀打ちできないなと思ったくらいだぞ。で、あきちゃんは割といろんな意味でちょっと「飛ばし気味」になりがちなメンバーの良い感じのまとめ役になってて気遣いとか面倒見の良い印象。もう少しキャリア積んでちょっと「アホの子」方面の印象が強い役柄を脱出できたらたぶん脇で活躍できそうな感じがするんですけどね。そういう意味では夏から始まる「かなめも」がひとつの試金石かな。かなちゃんは天然だけど「アホの子」ではないし、かなりいじられる役だからどれだけ引き出しを見せられるかなと。みなちゃんは一番若いって事もあるかもだけど同世代のとまっちゃんとは対照的に派手な印象はないけどどこまでも自然体であまり敵を作らないタイプだろうなぁという感じかな。ホントに「普通の女の子」のイメージですな。彼女も表よりは脇の方で光るタイプかなーと。まぁ、彼女はホントにこれからなんだけどあと10年したら一番しっとりした感じの女性になってそうな予感がしますし、そういう感じの役柄が似合いそうな感じ。まぁ今は「ムギ色」強いせいかもですが彼女もどこまで引き出しを出せるか次第ですな。まぁ、歌にせよトークにせよまさしく「三者三様」ならぬ「四者四様」、それぞれの個性がよく出てて、またそれが面白いようにうまくかみ合ってて楽しい時間でした。ヲイラもねー、あのくらい自分の「ウリ」をうまく出せたらなーとか思いますな。まぁ、「それじゃおまいの『ウリ』ってなんなのよ?」って言われると言葉に詰まっちゃうあたりが既にもういい歳こいて人生折り返しちゃってるおっさんの悲しいところですが(苦笑)
ま、初めて見たせいかいろんな意味で強く印象をもって惹き付けられた4人の今後に期待したいところではあります。声優として長くご飯食べられるかどうかはこれから5年10年が勝負だからねぇ。特に来年あたりがひとつの勝負どころになるかな。まぁ、もう収録は始まってるはずだけどとまっちゃんとあきちゃんは形はどうあれその「勝負どころ」を乗り越えてなお第一線で活躍し続けてるほっちゃん(堀江由衣)とレギュラーでお仕事するんで、いろいろ吸収していって欲しいところですね(とまっちゃんは「GA」でそうそうたるメンツと仕事しますが)。
とりあえず夏のコンサートのチケットは予約しちゃったぞー。まぁ、抽選なんで当たるも八卦当たらぬも八卦なんだけど、もしこれでコンサート行くとなるとコンサートが8/30なんで、今年の8月は週末が

  • 8/16:言わずと知れた夏の全国大会コミケ76最終日
  • 8/23:コミケより重要かもしれないコミティア89
  • 8/30:たぶん短時間勝負では一番体力使いそうなスフィアのコンサート

という、どこで体力回復させたらようござんしょ?ってなスケジュールになって大変なことに。まぁ、好きなんだからしょうがないですけど、それまでにいろんな事がいろんな風になってると良いなぁと。もちろんヲイラの望むべく方向に、ですが。難しいかな。何とかしたいな。

アナタらしくワタシらしく。

昨日は午後休みとってグースカ寝こけてイベント疲れをとった後に「けいおん!」を見たクリスマスから一気に正月ネタまで話がぶっ飛んでるし、次回はどうも原作の第1巻収録分まで一気に終わらせちゃう勢いらしいみたいでビックリこいてる荒家の人です。
まー、なんとかしてあずにゃん出したいんだろうなぁという制作側の意図が透けて見えるんですが、多分次回はあずにゃんは本格的には出てこなさそうだから出せてもあと5回が限度(どうも1クールで終わるっぽい感じだから)なんだけど、あと5回で第2巻収録の話消化でき・・・るかもね。割と話とんでるんで。もっとも、第2巻も次の正月まで話が進んでるんでそこまでやるかー?って気はします。たぶん次の学祭のライブのあたりまでで話終わるんじゃないかなーという気はするんですが。ちょうど話的にもキリがいいし。

荒家の人的最近のコミック事情。

こっちもまぁ相変わらずどばどばよんではどばどば買ってます。で、今までは主に買う店舗がとらのあなメロンブックスか、という事実上の二択だったのですが、COMIC ZINが新しくできてから三択状態で買い物をするのがパターンになりつつあって、事前に特典とかの情報を調べておかないと「どこで買ったらいいかわかんねーよー」てな状態になってます。まぁ、特典はどうでもいいつーならそれこそアマゾンとかセブンアンドワイとかで通販でもすれば遥かに楽なんですが、どうせヲイラは「特典」とか「限定」とかに弱い典型的なヲタクちゃんですので(苦笑)。
で、ここ最近はマメに買ったもんのリストアップとかやってなくてアレですが、ヲイラ的にここ最近で面白かったのは「バガタウェイ」と「そふてにっ」ですか。どっちもコミックブレイドに連載されてる青春学園スポーツものですが、「バガタウェイ」が青春ものの王道的ストーリーなのに対して「そふてにっ」は反則裏技なんでもありのアルティメット系なギャグもの・・・なのかなぁ?なんかあの作品はこれからどこにいくのかよく解んない作品です(ぉ。実はG.W.中に偶然「そふてにっ」のあづち涼センセのサイン会に参加することができて、思わず「この作品は一体どこへ行くんですか?」とか思いっきり質問してしまってあづち涼センセを苦笑させてしまったんですがホントに行く先不明の学園ものです。まぁ、あとはこの前平日にもかかわらずアキバにすっ飛んで買いに行った「夢喰いメリー」ですか。あ、一緒に「純真ミラクル100%」も買ってるんですがこっちはまだ読んでません。つーか「夢喰いメリー」がかなり面白いんで繰り返し読んでてそこで止まってるって感じで。とりあえずはなんか第1巻の出会い編が終わって最新巻は新キャラも出てきつつ、「幻界」とはなんぞや的な話も織り交ぜつつ次の展開への地ならし的な感じになってますがさてメリーと夢路、そしてそこにエンギがどうからんでくるのやら。先が楽しみです。これももう少しネタがたまってきたらアニメ化されそうな。
あ、「純真ミラクル100%」といえば、この作品が連載されていた「コミックエール!」が今月発売の号で休刊という話。なにー!そそそそそそれはどどどどどういうことだー!とか思って思わず最終号買っちゃいました。だってさー、体裁としては「きらら」の増刊号扱いだったけど「純真ミラクル100%」とか「さんぶんのいち。」とか割と人気のある看板作品もあったし、特に「純真ミラクル100%」なんて今月ドラマCD出るっつー話なのにそれで連載雑誌が休刊ってどういう事よ?とか思いまして。あ、あと前記の2作品もそうですがあとさらに気になるのが

わふわふいすずさんはどうなるんじゃい

って話もかなり気になったし。つーか割と一番気になってたりして。
で、結果はというと、「純真ミラクル100%」と「さんぶんのいち。」はそのままフォワードへ移籍、で問題の「いすずさん」は・・・つーと「今後の情報を待て」ってどういうことじゃー!
まぁ、「純真ミラクル100%」と「さんぶんのいち。」はすでに看板作品として人気もあるし、すでに2巻まで出てることもあるんでそのまますんなり「フォワード」へ移籍、ってとこなんでしょうけど、「いすずさん」はまだその辺のところがビミョーなので「フォワード」移籍じゃなくて別方面での移籍先を探してるってとこでしょうかねぇ。「エール!」の最終号を見ると判りやすいくらいに「掲載順≒人気順」であろうことが透けて見えるんですが、「いすずさん」は上位2作品と少し差があるのかなぁ。何にしてもこのまま連載立ち消え、ってオチはカンベンしてもらいたいものです。ちなみに後の作品は休刊と同時に最終回ということでお約束ですね。まぁ、実はヲイラが「エール!」連載作品で単行本買ってたのは上に書いた3作品なので、こういっちゃなんですがちょっと安心やや不安ってとこですか。とにかくいすずさんをー。なんとかー。

まぁ、そんな感じでヲイラはとりあえず生きてます。あ、昨日はスフィアのコンサートにも行ってきたんですが、その辺の話は時間があったら。とりあえず楽しかったですよー。既に次のコンサート日程が発表されてますし次も行きたいなと思ってますが、これに参加するとなると8月の週末はほとんど休みなしになっちゃうんだよなー。体力大丈夫かな。

ま、今はとりあえず生きてますんでそこんとこひとつ。

荒家の人的最近のアニメ事情。

実は昨年は「天体戦士サンレッド」と「Candy Boy」くらいしかまともにアニメ見てなくてあんまりな状況でしたが、ようやくウチにも地デジの録画環境が整った(視聴環境は昨年からあったんだけどさすがにリアルタイムで見るのは無理あるし)こともあってちまちまながらもアニメ鑑賞が復活してます。やっぱり地デジは絵が綺麗だなー・・・とか思ったら放送局によって画質の差が大きかったりして結構ガビーンな感じもありやなしやかと。特に今までメインにしていたチバテレビが意外にガビーンだったりする作品があったりする一方で今まであまり相手にしてなかったTOKYO MXが結構いい絵で放送してたりするので最近はTOKYO MXの比率が高くなってます。ただ、ウチの環境だとなんか微妙にドロップが出る番組が多いんだよねー。この辺は後でもうちょっと。
で、今一番楽しく見てるのは「けいおん!」・・・ではなくて実は「東のエデン」。最初はなんか背景に色々ありそうだけど表向きのノリが軽いなーと思いつつその辺のギャップを楽しんでたんですが、ここに来てその背景のあたりがだんだん見えてきて、さてこの先記憶をなくしたセレソンの滝沢くんと彼を今置かれている厳しい現実を買えてくれそうな「王子様」的存在としてみている咲ちゃんの関係もさることながら、ある意味セレソンに左右されていると言っても過言ではない気がする日本の行方が気になります。しかしなー、アイデアひとつの勝負とはいえ100億で日本って良くなるモノなのかなー。現実は約2兆円ばらまいてもごらんの有様ですしねぇ。
あ、もちろん「けいおん!」もキッチリ見てます。原作ファンですしね。なんか世間様では異様な盛り上がり方してて踊り踊るなら楽しい方が良いけどみんなこの不況の最中大丈夫か?とか心配してしまうんですが。しかし、原作では割とさくさくと話が流れていくあれだけの作品をあそこまで膨らませるとは思いもしませんでした。いや、面白いですけどね。それぞれのキャラの性格がインフレ起こしてるっぽい印象はあるんですが、あれですね、割と正統派の学園モノにしてる感はあります。ちょっと「まなびストレート!」的な味付けもあったりして学園モノ大好きなヲイラ好みの作品に仕上がってます。相変わらず映像マスタがBSですらコンポジってのはどうにかならんのかというのが激しく納得いきませんが。
後わりとマメに見てるのは「戦場のヴァルキュリア」「アスラクライン」「シャングリ・ラ」あたりですかねぇ。あぁ「咲−Saki−」も見てますけどね。「咲−Saki−」は原作よりも百合度高めに仕上がってるなぁという印象が強いですね。この後県予選に入って清澄高校以外のメンツがどうなるか気になるところですが。「シャングリ・ラ」は最初「経済炭素」って概念がよくわからんかったので「??」な感じだったんですが何となくからくりが読めたので後はすっと入っていけてる感じです。後はアトラスを動かしている仕組みとそれに絡むキャラの交錯がどう流れていくかですね。今のところ國子がアトラスを目の当たりにしてかなり翻弄されてる感じですが、さて彼女がどう動いていくかと同時にアトラス上での勢力図がどう動いていくかがどんな感じでリンクするのかが楽しみかなと。
にしても、この辺の作品、実はマスタがHVのもあるんですが媒体で出るのはDVDのみとかいう作品もあってそれはないだろーっていうのも少なくありません。つーかGONZOアニプレックスも何やってんだっていう感じで。まぁ、BDがまだまだ制作に金も手間もかかるのは否定しませんが、マスタがHVでそれは勿体ないと。まぁ、いずれBOXでBDとかになることを期待しましょうか。
それにしても地デジはHD化されているとはいえディスクをどばどば食いますねぇ。一応4月の新番組開始に合わせて録画環境を整えたんですが、1ヶ月半過ぎてすでにもう500GB突破してます。まぁ、同じ番組を重複して録ってたりするせいもあるんですが、これじゃ最近は不況のせいで放送される作品が減ってるとはいえとてもじゃないけどHDD1本じゃ1クール乗り切るのはかなり厳しいです。なので来月あたりをターゲットに録画環境の再整備を計画予定。つーかHDD足さないと死にます。マジで。

実はとりあえず生きてます。

どうも、1ヶ月半以上のごぶさたでした。荒家の人でございます。
前に「しばらくはこんな感じ」と日記には書いてましたが、ここまでになるとは思ってなかったニャーつーのが本音です。いやホントに申し訳ない。まぁ、「いや、おまいの日記なんかどーでもええんですけど」つー人が大半でしょうから謝ってどうするって感じですが。
で、この約1ヶ月半の間仕事行って飯食って寝る、だけの生活かというとそうではなくて、まぁいつも通りに週末は大概アキバに出て買い物してますし、4/26のCOMIC1も5/5のコミティアといった例年のG.W.近辺にやるイベントにもしっかり参加してがっつり買い物してますし。
しかしコミティアはやばかったです。例によっておおやさんに助っ人をお願いして必死こいてチェックサークルを回ったんですが回りきったら閉会約10分前というギリギリペース。5月のコミティアは一昨年から2ホール開催が定着して、で、この5月だけは閉会時刻が30分延びて16:00までになるんですが、サークルさんでもその辺ご存じなかった方もいらっしゃったようで、既に帰り支度を始めようとしていたサークルさんのところに何とか間に合って
「いやー、間に合ってよかったですよー」
「あー、すみませんですー。でも時間ですからもう帰らないとですからねー」
「まぁ、あと閉会まで30分くらい残ってるとはいえはやり早く動かないとですからねぇ」
「え!?あと30分?」
「あれ?5月のコミティアは15:30じゃなくて16:00閉会ですよ。(カタログ見せて)ほれほれ」
「やーん、時間間違えてたー。せめて新刊だけでも机に置いとかないとー」
みたいな会話が展開されてたりして、結構そんな方いらっしゃったかもです。
そのせいではないでしょうけど最後の方はもう撤収されてるサークルさんも多いし、もちろん完売してるサークルさんも多いつーことで成果としてはちとビミョーなラインかなぁという気も。もうちょっとおおやさんにお願いしてもよかったのかなとか考えたりもしたんですが、助っ人できてもらってるのに余り無理はお願いできませんしね。まぁそれでも最後は段ボールで搬送して帰ってるくらいは買ってるんですが(苦笑)
COMIC1の方は相変わらず人の流れが読めないイベントですねぇ。今回は一気に規模がでっかくなったんでどうなることかと思ったんですが、今回もけんにぃとおおやさんが一緒に参加したこともあってこちらはまたそこそこ良い感じで本が買えました。そして例によってうめてんてーのところの本は買えないけど隣のMATSUDA98さんのところの本はさっくり買えてるパターン(苦笑)。最近MATSUDA98さんの本はこのイベントだけでしか買えませんねー。あー、「鉄道むすめ」の単行本も買いましたけどMATSUDA98さんらしい良い感じの作品でした。良い意味での「素朴さ」が出ていて良かったなと思います。好きな作家さんなので次はどんな作品描くんでしょうか。期待してますです。はい。

それどころじゃない。

4月に入りました。
今日は4/1。エイプリール・フールですね。
例年エイプリール・フール関連ネタが飛び交うネット界隈、ヲイラも昨年はちょいと乗っかって微妙にダークなネタをカマしたりしましたが、今年はそんなネタをカマしているどころではないです。
実は先月はほとんど日記を書き込みませんでしたが、その原因の一端にもなった事態がヲイラの自宅で発生していたのです。
なんと、あろうことか

部屋の壁が抜けてしまいました。

「へ?壁?床が抜けたんじゃないの?」といぶかしむ人も多いんじゃないかと思います。

まぁ、最近ヲイラの自宅に来たことのある人ならわかると思いますが、もはやヲイラの自宅は「モノであふれかえる」という状態を超越したところまできていました。
まぁ、元々この自宅に引っ越すときから闇雲にモノは多かった訳ですが、それでもヲイラ以外の人1人くらいが自宅に来てヲイラと別に寝るというくらいのことは出来ました。
それがここ最近ではヲイラ自身すらがまともに足を伸ばして寝るのも一苦労という状態にまでモノが侵食していました。もちろん人を泊めるどころか人を座らせることのできるスペースすらありません。こうしてマシンに向かって日記を書いているヲイラ自身でもノートマシンの前にあぐらをかくスペースを確保するのが精一杯、というかあぐらをかいている尻の下には何かしらものが常時入れ替わり立ち替わり下敷きになっている有様です。
そんないろんなモノが部屋のあちこちを侵食していたヲイラの部屋で、一番の侵食者は何と言っても「本」でした。
元々学生時代からヲタクちゃんだったヲイラは既に学生時代からコミケにも参加して同人誌を買いあさり、もちろん商業誌もそこそこの冊数を集めていた訳ですが、社会人になってある程度安定した収入が自力で得られるようになってからはそれが加速度的に増加の一途をたどっていていました。幸か不幸かはたまた当然至極のことか、そんなヲタクちゃんには結婚とかそういう話など文字通り「ケ」ほどもなかったこともあり可処分所得の増加はCDやDVD、PCはもちろんですが同人誌・商業誌を問わず「マンガ」の購入へ猛スピードで突っ走っていったのです。
まぁ、雑誌はほとんど買わなかったものの、商業誌単行本は年間50冊程度、同人誌に至ってはほとんどコミケだけの参加で年間200〜250冊ペースで推移していましたが、ワンルームの独身寮からやや狭いながらも2DKの部屋に引っ越して収納スペースが一気に拡がるとそれに応じて商業誌も同人誌も購入ペースが増えていきました。
特に同人誌に関してはそれまでは参加する大規模なイベントと言えばコミケくらい、あとは中小のオンリーイベントをぽつぽつと、という感じだったのがサンクリや今は亡きレヴォに毎回参加するようになり始めてから同人誌の増加に拍車がかかり、そしてついにはコミティアへの参加でそれまでを遥かに上回る勢いで増加を始めていったのです。
こうして同人誌はそれまでの「せいぜい250冊」というペースからほぼ倍増し、ここ数年は年間約500〜600冊ペースで推移する程にまで購入冊数が加速度的に増加していきました。
そしてコミティアという「規模の割にプロ・セミプロが多く参加する」イベントへ足を踏み入れたことが商業誌単行本の購入にも相乗効果をもたらしました。
「お、この人の同人誌、この前のコミティアで買ったじゃん」「あ、この前コミティアで買ったサークルの人って商業誌でも本出してたのかぁ」といったところから「おお、コミティアでいつも買ってたサークルの絵描きさん、ついに商業デビューかぁ」という感じまでとにかくコミティアを中心にお気に入りのサークルさんや絵描きさんが商業誌で本を出す度にまずは手を出し、ついには今まではほとんどなかった「中身はよくわからんがなんかよさげだから買ってみよう」という「本のジャケ買い」を始めるに至り、商業誌単行本もついには年間150冊を超えるペースで購入するという、「いい加減ちょっとやり過ぎじゃね?」状態にまでなっていきました。
当然のことながら部屋はどんどん本で埋め尽くされ、さらにCDやDVD、PCにフィギュア系まで手を広げていった結果、水平レベルではもはやモノを収納しきれるレベルではなくなってしまいました。
そうなればあとは立体を利用するしかありません。部屋には本の入った箱が積み上がっていきはじめました。
ここでヲイラが心配するのは当然「床抜け」でした。「紙」というのは1枚こっきりだとペラペラですが、みかん箱クラスの段ボール箱に薄い同人誌でも一杯一杯に詰め込めば大の大人が一箱持ち上げるのがやっとという重さに達します。それがあちこちで二段、三段と積み上がっていくのです。ヲイラも「これはちとやばいな」と思っていましたし、イベントなどでサークルさんにこのネタを振ると十中八九「そのうち床抜けますよ!」という反応が返ってきました。

だが、まず悲鳴を上げたのは床ではなく本自身を入れた段ボール箱そのものでした。
上の文で「みかん箱クラスの段ボール箱」と書きましたが、アレはあくまでも箱の大きさと言うか容量の話であって、段ボール箱の強度の問題ではありません。確かにホントの「みかん箱」であればかなり丈夫な段ボール箱を使っているのでぱんぱんに本を詰めて積み重ねてもどうということはないのですが、イベントで買った本を宅配で自宅へ送るために詰める段ボール箱程度の強度では三段を積み重ねるのが限度で、それ以上積み重ねると中身の本の重さに段ボール自身が耐えきれず、箱がひしゃげて箱ごと土砂崩れを起こす、という現象が発生してしまったのです。
そんな現象が昼夜問わずしょっちゅう起きてはたまったものではありません。そこで「段ボール箱タワー」とも言うべき状態を保持するため、一番下の段ボール箱を壁際から若干離し、箱を積み重ねるごとに少しずつ壁際に箱をずらして積み重ねることで垂直方向には本の重みで、水平方向には壁の支えを頼りにすることで土砂崩れを防ぐ、という手を編み出しました。
こうして、部屋の壁際には本の入った段ボール箱が摩天楼のごとくそびえ、部屋を覆うようになりました。それでも抜けない床に「ううむ、鉄骨ではないにせよ鉄筋アパートの床は意外と丈夫なものだな」と感心し、少し気が緩んでいました。

しかし、事態はヲイラのあずかり知らぬところで危険な状態になっていたのです。
確かにヲイラの済んでいるアパートは鉄骨ではありませんが木造でなく鉄筋アパートなだけに床はしっかりとしていました。が、壁は今から考えると隣の部屋で親子が楽しげに遊んでいたり友人・知人らしき人達と談笑している声が内容はともかくしばしば漏れ聞こえていたことを考えると壁は思ったよりも薄く、またさほど丈夫ではなかったのだと思います。というよりも壁という物自体ヲイラのように相当の重量物を荷重をかけて預けても平気なように作るものではないのだということを考えれば今思い起こすとヲイラ自身の考えは浅はかだったな。そう考えます。

そして「その日」はやってきました。

それまでの数日かなり忙しく、連日残業なども過ごした日々も一山を越え、ようやく定時で会社を退勤し、今日は久々に時間が出来たから何かしたいけどどうせ疲れ果てて寝ちゃうんだろうなぁとか思いつつ玄関のドアを開けた時でした。
朝、自宅を出るときまでそびえ立っていた段ボール箱の摩天楼が目の前から消えていました。
いや、実際には消えていた訳ではなかったので摩天楼の頂点にあった段ボール箱を見つけることはたやすいことでした。
が、その段ボール箱は予想だにしないところに箱の中身である同人誌をぶちまけながら横たわっていました。
段ボール箱の中身は隣の部屋の居間の中程まで飛び出ていました。
そしてその視線を元あった箱の位置に移動するまでに隣の部屋の居間の中の一部が垣間見えました。
そうです。もたれかけるように積んでいた段ボール箱の摩天楼の重量に壁が耐えきれず、ついに段ボール箱の摩天楼は壁を突き破って隣の部屋へ土砂崩れを起こしてしまっていたのでした。
壁を突き破った段ボール箱にかぶっていた土埃(?)を見た限り、土砂崩れはヲイラが部屋を出てからまもなく起きたのではないかと、とりあえず事態が沈静化した今は考えています。
不幸中の幸いだったのは隣の部屋が土砂崩れの起きる前の週末に引っ越して空き部屋になっており、壁を除くと人的や物理的な被害はほとんどなかったことでした。
と、いうよりもしかするとそれまで隣に家族が住んでいたときは壁際に家具か何かが置いてあって、偶然にも壁の強度を補強する形になっていたためにヲイラが箱を積み上げても問題なかったのが、引っ越しによって家具(のようなもの)が取り払われたことにより壁の強度を補強するものが一切なくなり、全ての重量を壁が全て受け止めざるを得なくなった結果、このような事態が起きたのかもしれません。
あわてて階下に住んでいる大家さんを呼びました。大家さんはヲイラの部屋にぶちまけられているモノの多さにまず驚き、そして崩れ落ちた壁を見て再び驚き、そして困り果てていました。
とりあえず段ボール箱は壁を抜いた部分を含めてある程度の箱はベランダへ一時的に置くことにしました。中身が中身なので雨が降っっていたら困りものでしたがたぶん雨が降っていてもベランダに置くしかなかったでしょう(後でホームセンターで雨よけのビニールシートを買いました。痛い出費だ)。
そして箱を移動している間に大家さんが呼んだのであろう不動産屋さんがウチに駆けつけ、やはりあごが外れんばかりの表情を見せた後、かなりのお叱りを受けました。
もちろん壁の修理は必須です。まぁ、家財保険には入っていてその中から補填はしてもらえることにはなったので自腹で払うハメになって大ピンチ、という事態は避けられました。また、本来はこちらにかなり問題があるので部屋を追い出される事も覚悟していたのですが、大家さんの温情で大家さんと不動産屋さんに一筆入れることでなんとか強制立ち退きは避けることが出来ました。
その代わり事態を報告した両親にはこっぴどくやられました。一時期は「部屋のモノを全部捨てて実家に戻ってこい!」とエライ剣幕でした(特に父親が)。さすがにそれは是が非でも避けたかったので、大家さんと不動産屋さんには条件付きながらも住み続けて良いと言われていること、また、現状に関しては完全にこちらに非があるのは明らかなので速やかに問題を解決することを条件になんとか今の自宅に住み続けることを許してもらいました。部屋のモノもある程度「ゴミ」同然のモノは処分しましたが、ほとんど残っています。もっともこのままではいられないので早くトランクルームを借りるなりしてどうにかしなくてはいけないのですが、さりとてトランクルームを借りるとなれば月々の費用は余計にかかるし、量的に言っても一畳程度やそこらのスペースを借りたところで焼け石に水なのでさらに高くついてしまいます。いっそのこと中古のマンションでもローンで組んで買ってしまった方が良いんではないかとも思ったのですが、ローンを組む金すら持ち合わせていないのでそれも無理な話かなと。さすがにこんなことをしでかして親に「マンション買うから300万円でも(「でも」って額じゃねーだろ>ヲイラ)いいから金貸してくれ」とは言えないし。とはいえ実家に戻るとなれば通勤時間なども含めてかなり条件が悪くなるのでそれはちょっと最終手段にしたいと今はかなり深刻に悩んでいます。

さてこの先どうしたものやら・・・






・・・てな話がホントにあったらヤダなーつーかマジで起きそうで怖いわ。
ホントにエライことになる前に引っ越しを考えた方がええんではないかとしばしば考える今日この頃です。つーか、マジで何かをどうにかすれば良いんだけどどうすれば良いんだろ?