旅の窓口がJTBを抜く

旅館やホテルの評価情報について、インターネット旅行最大手の楽天トラベルが6月末までの直近1年間にネット経由で集めたアンケートの回答が87万件に達し、不動の1位を続けてきた旅行業界最大手JTBの55万件を抜いた。郵送などで集めた情報をじっくりと分析・加工していくJTBに対し、ネットによる情報量の多さとスピードを重視する楽天。異なる事業モデルの競争が激化している。

ネット上のホテル検索・予約システムをあの規模まで成長させたのは、旅の窓口であって楽天じゃありません。私の中では今でも「旅の窓口」って呼んでますよ。

日テレも顔写真と実名報道

日本テレビテレビ朝日は7日、自殺した容疑者の男子学生の実名と顔写真をニュースで放送した。理由について両局は、「少年法は非行少年の保護と更生を目的としているが、少年の生存を前提にしており、死亡によって保護・更生の機会がなくなった。事件の重大性などを総合的に考慮した」などと説明した。

週刊新潮に続き、日テレも容疑者学生の実名と顔写真を包装したそうです。なぜ?自殺したあとなら人権は無視するのでしょうか。確信犯すぎてタチ悪いです。容疑者家族の人権も踏みにじった許せない行為で怒りを覚えます。
【追記】法と常識の狭間で考えよう: 少年事件での少年の実名・顔写真の公表は許されるかで、日テレだけでなくテレビ朝日・読売新聞も実名報道に踏み切っていたことを知りました。マスコミの薄汚さに吐き気。
【追々記】
法務大臣が自殺した少年の実名報道に言及。「〜問題がないとはいえないという感じもする」という曖昧日本語の手本みたいな言い回しですが、野放しにせずきちんと対応していただきたい。

杉浦正健法相は8日の閣議後会見で、「犯人の少年が死亡した後でも、少年には家族があり、表現の自由とプライバシーとの関係で問題がないとはいえないという感じもする。難しい問題だ」と指摘した。

驚愕!日本では小型十徳ナイフを持ち歩いてるだけでアウトらしい

昨日のコメント欄で「自分はアーミーナイフを鍵束につけて常備している」と書きましたが、どうやらそれを今の日本の警察に見つかったら現行犯逮捕されるらしいです。
神聖マルチ王国: 小畑健逮捕に見る、ナイフ所持に言い訳が出来ない現実についてには、実際に現行犯逮捕されてから検察庁でナイフを返してもらうまで戦った人のブログが紹介されてました。Guym-networkさんのまとめページの下の方から読んでいってもらえば経緯がわかります。「便利だから」と持ち歩いているとヒドイ目に逢いかねないのですね・・・気をつけます。(注意: 現在11:00過ぎにリンク先ページが異様に重くなっています )

厚生労働白書がいいこと言った

国民に対しても、長時間労働を生む原因となる「24時間サービス」「即日配達」など、利便性を際限なく求める姿勢を見直すよう訴えている。

む、白書がいいこと言った。この「利便性を際限なく求める姿勢」が、少子化をはじめとする様々な歪みを生み出してると思います。フリーター問題しかり、産婦人科医不足問題しかり。この辺りで一度「そのサービスは本当に24時間ずーっと必要なの?」と考えといたほうがいいと思います。