アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

STRIDENS HUS

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「本物志向であることってすごく大事。本物と触れ合っていると、これだけは人には負けないっていうものが、自然と見つけられる。そしていつの間にか自分自身も本物であることを追求できるようになる」

By 假屋崎省吾


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*リアルである必要は無いが、リアリティーは必要

 ニッポンの医療ドラマとアメリカの医療ドラマの違いは何か。ワタクシの答えが、上記のサブタイである。アメリカの医療ドラマってのは、現職の医療従事者じゃなきゃ分からん単語や専門用語がポンポン飛び交うし、俳優たちの身に付けてるモンや細かい仕草1つ取っても、キチンとリアルに忠実に作られたりしてるのである。じゃあソレで視聴者はチンプンカンプンになってついていけないかと言われたら、答えは「ノー」である。ソレが逆に作品にリアリティーを与えて面白くしてるし、面白いと感じれば上記の専門用語の嵐はファン同志が勝手に自分で調べて盛り上がってくれるのである。ファンは分り易いから面白く感じるのではなく、面白いモンを分かろうとするから楽しいのである。


 こう書けば、ニッポンの医療ドラマの何がダメかは最早説明するまでもないと思うのである。医療現場にあんな髪型のビシッと決まった医療従事者は居ないし、ご丁寧にニッポン語で病名や症状や状態を説明するワケが無いのである┐(´д`)┌そのニッポンの医療ドラマのソレと同じ様なモンを、ワタクシは【SEGA World Drivers Championship(SWDC)】とかいうアーケードゲームに感じてしまったのである:


「コレってスーパーGTの名前を冠する必要があるの?」ってのがワタクシの正直な感想である。クルマの見た目だけはリアルGTマシンのソレを再現してるだけで、挙動やらマシン性能やらは完全に架空で、コースも全部架空コースである。コレならグランツーリスモやってた方がよりリアルなスーパーGTに近いって話である┐( -"-)┌ココまで架空にするんだったら、いっそのことリッジレーサーF-ZEROみたいに全部架空にしちゃった方がまだリアリティーがあるってモンである。もしもコレがリアルGTマシンの挙動を再現した&実在のコースを全て収録してるってならワタクシもプレイしてみたいと思うのであるが、コレはタダだってプレイしたくないのである┐( ̄ヘ ̄)┌


*音楽三昧な日々

 確かに全てがリアルである必要は無いのであるが、ソレでも実際のスーパーGTファンがプレイして「コレ凄いよッ!ホントにスーパーGTレーサーになった気分になるッ!」っていうリアリティーを与えられない作品が、果たして人を感動させられるかって話である。ニッポンの医療ドラマみたいにミーハーやにわかの一時的な支持は得られても、アメリカの医療ドラマを好きになるような真のファンは獲得できないんじゃないかと思うのである。さて話はいきなり変わって(笑)最近矢鱈と音楽三昧なんで、最近聴いてるヤツをいくつか紹介しようと思うのである:

ミニストリー『AmeriKKKant』【CD(日本語解説書封入)】

ミニストリー『AmeriKKKant』【CD(日本語解説書封入)】

  • アーティスト:ミニストリー
  • 出版社/メーカー: ワードレコーズ
  • 発売日: 2018/03/09
  • メディア: CD

5年前に「アルバムはもう作らない」って言ってた筈のミニストリーが何時の間にか新作出してたんで、大慌てで買ってきたワケである(笑)まぁアル・ジュールゲンセンも年を取った所為もあるんだろうけど、やっぱ全盛期と比べると何処か丸くなってる&何処か諦観してるように感じられるのである(^_^;)まぁアルが一番嫌いな対応であるトランプを、よりにもよってアルが一番味方してる人々が選んだんだから、そりゃ複雑だろうなとは思っちゃうのである( ̄〜 ̄)


ストーン・テンプル・パイロッツ(以後ストテン)の新アルバムである。カリスマだったシンガーが亡くなって、解散はしてないもののワタクシ的には「ストテン\(^o^)/オワタ」だったのであるが、何時の間にか新シンガーを迎え入れて新作出してたんで、大慌てで買ってきたワケである(笑)アリス・イン・チェインズもだったけど、やっぱカリスマ的シンガーの後釜としては無暗に奇をてらった事はせずに、前任者の延長線にある新シンガーを迎え入れるのが最適解って事なのであろう。だってファンが一番聴きたがるのは、その前任者時代の曲だからである。


「nao 8th innocent prelude.」 / nao

「nao 8th innocent prelude.」 / nao

  • 出版社/メーカー: VisualArt's
  • 発売日: 2018/03/23
  • メディア: CD

主にエロゲソングをメインに出しているnaoの新アルバムである。前のアルバムがなんだかラストアルバムくさかったので暫くノータッチだったのであるが、久しぶりに「naoどうしてるかな〜( ̄▽ ̄)」って調べてみたら新アルバム出してたんで、大慌てで買ってきたワケである(笑)ただ活動のメインがエロゲソングで、そのエロゲ業界は総売り上げが523万本→32万本と激減してる斜陽産業の鑑みたいな業界だから、今は良くても今後どーするんだろうなって思っちゃうのである(^_^;)


*ギター弾きたい?

 ワタクシは基本何でも聴く音楽好きなのであるが、問題が一つだけある。ソレは「楽器が全く弾けない事」である。ワタクシの音楽歴ってのは、中坊の頃に音楽の授業でリコーダーやってた程度である(笑)ガキの頃はギターやってみたいと思ってたのであるが、ワタクシが一番やりたいと思ってた「バンド組みたい」ってのが親に歓迎されてなかったってのがあって結局挫折してしまった次第である。音楽ってのはジャムセッションでもしながら皆でワイワイ演るモンだと思ってたのだが、ワタクシの親が典型的な昔の人で「ロック=DQNの音楽」「聴く分には構わないが演るのはNG」ってスタンスだったし、ワタクシはワタクシで「バンド組めないんだったらギター(及びその他楽器)やる意義は無い」って事で今に至ってるのである。


 今となってはもう大人になったし、ギターを買いたいと思えば欲しいモンが買えるし、一緒に演奏する仲間だって探そうと思えば探せるのだが、肝心のワタクシのやる気がなくなってしまってるのである(´・ω・`)ワタクシの師匠(因みに元ミュージシャン)曰く「音楽が三度のメシよりも音楽が好きならば何時だって始められる」って事であるが、逆を言えば「迷ってるレベルのやる気しか無いんだったら演らない方がマシ」とも解釈できるのである。まぁコレはワタクシの経験則であるが、迷った末に始めたモンってのは長続きせんのである。気が付いたら何時の間にかソレを手にしてて、ソレをやるのが日常と化していた。そうでなければ長続きしないし上達もしない。改めてそう感じた今日この頃であった。