近所にシネコンにて。
やはり不入りなんでしょうか、第2週から1日1回の上映となり、非常に見に行きにくくなってしまいました(-_-)。今日までは 11:30 のみです。ゆっくり朝ごはんを食べてから出かけましたが、暦上は平日ということもあり、ガラガラでした。
文化文政の江戸。かつて、人を食らう鬼を斬る「鬼御門」の副長だった病葉出門(市川染五郎)は、今は江戸随一の人気を誇る舞台役者として活躍していた。ある日出門は、江戸を賑わす盗賊団の一員、つばき(宮沢りえ)と出会う。強く惹かれあう2人だが、その時、つばきの肩に謎のアザが浮かび出た。同じ頃、鬼を率いる謎の尼僧・美惨(樋口可南子)は、つばきのアザを、鬼の王・阿修羅の復活と見て取り、阿修羅の力に魅せられ道を外れた鬼御門、邪空(渡部篤郎)を送り込む。
元は劇団☆新感線の舞台劇だそうですが、あまり舞台劇っぽくなく映画としてうまく作られています。さてストーリーですが、阿修羅の復活が焦点なんですが、美惨も邪空も阿修羅の何を期待していたのかよく分からないままに終わっちゃいました。
染五郎は本職だけに劇中で歌舞伎役者を演じている部分は見ごたえがありました。蛍雪次郎の女形はちょっと・・・・ですが(^_^;)。今日の新聞によれば最近は芝居の舞台をそのまま撮影して劇場で上映するという試みも行なわれているようなので、この映画の元の舞台も見てみたいものです。