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2017-10-18 『相手の気持ちをグッとつかむ 書き方の極意』 齋藤 孝 著

[][]相手の気持ちをグッとつかむ 書き方の極意 14:47 相手の気持ちをグッとつかむ 書き方の極意を含むブックマーク 相手の気持ちをグッとつかむ 書き方の極意のブックマークコメント

相手の気持ちをグッとつかむ 書き方の極意

相手の気持ちをグッとつかむ 書き方の極意

 SNSの発達で、書くことが増える中、「その一行で、人間関係が変わる」とキャッチなPRを帯にして、ノウハウを紹介している。著者の出版ペースが凄まじいことで、ネットでいろいろ指摘されているところではあるが、うまくまとめられているのはさすがというところか。

 この読書録に記録した著者の本は以下

・2017-05-12 『マンガ齋藤孝が教える「孫子兵法」の活かし方』(監修) 

 ←分類タグは [ 学習] [ 歴史] [ 仕事]

・2016-08-09 『言いたいことが一度で伝わる論理的日本語』

2011-01-30 『最強の人生指南書』

・2010-02-23 『三色ボールペン情報活用術』

2009-03-11人間関係力』


発刊した東京堂出版のサイト→ http://www.tokyodoshuppan.com/book/b244193.html


 備忘録として、以下を引用

◇小説や文学作品を読んで、気に入った決め台詞はメモしておこうp20 & 名言集から心に響く言葉を探し、ストックしておこう ←この読書録もそういう面もあり……、情報量が増えてきたためか、記憶が飛ぶこと多くなってきた…

+ふだんから便利なお礼のフレーズをストックしておく p181 ←本当に少ない、というか、忘れるのが早く悲しい…

ex胸のあたりがポッと温かくなるような思いがしました・・

ex早ければ早いほど:丁寧な品をいただき、大変恐縮に存じます、過分なお心遣いを賜り、感謝の念にたえません などp183

exエピソードを入れる際、ビフォアアフターの比較(前はこうで、あとはこうなった)や、変化例の比較(と比較してきわだっていた)など、ネタをメモしておいてから書く。本当にうれしかった気持ちが伝わる p193

◇お祝いやお礼状は、「★型どおりでいいのでできるだけ早く、簡単に」p48←これができていない!反省

+ゴールに向かって書くと書きやすい。ex「まずは取り急ぎお祝いまで」などp57


◇交渉の原則は、利益、オプション(選択肢)、BAANA(バトナ・決裂した際の別の選択肢)の3つで、基本は相手にとっての利益を示すことp113


◇お見舞いは短めに+長くなりすぎない。ex心よりお見舞い、驚く、無理なさらずゆっくり療養なさってください、一日も早く回復されますことをお祈りしております p137、← これもタイミングを失すること多く反省

+頑張ってくださいは使わず、くれぐれもお大事になさってください、元気な笑顔をお待ちしています 

+どうか気を落とされないように、とても残念でなりません など最新の注意をp139 ←肝に銘じる

+パーソナルなひと言を!あの時・・何も気づかなくて申し訳ない 自分も〇〇お察し申し上げます など p140

+その人の状況を推察し一緒に時間を過ごすオファーp144、心中お察し申し上げ…私にできることがありましたら、多少なりともお力になれればと思っております などp145 ←これがなかなか出てこないのが悲しい


◇依頼お願いの最初は、「初めてのメールで失礼いたします」「実は○○の件でご依頼したことがあります」p144 ←このパターンで受け取ることあり+p166最初の挨拶だけでけっこう や ご相談だけでも でハードル下げると展開も

+選択肢を示すとその中から選びやすいp172 ←これは行動経済学で二つより三つだと真ん中、なども思い起こす


 ネット上のメッセージのやりとりなど、瞬発力も求められる部分あり、お礼関係はとくに、よくよく噛みしめたい。 

{2017/10/18読了、記入は22}

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2017-10-17 『オトナ女子のためのお金の基本200』 丸山晴美 監修

[][][]オトナ女子のためのお金の基本200 11:35 オトナ女子のためのお金の基本200を含むブックマーク オトナ女子のためのお金の基本200のブックマークコメント

オトナ女子のためのお金の基本200

オトナ女子のためのお金の基本200

 「知っているだけで、100万円貯まる!!」の帯に魅せられ?まだまだ基本ができていない、知らないことが多いと実感する。

 本著を紹介する下記のサイトでは、目次や内容も冒頭部分など見ることができるようになっている。


発刊した宝島社のサイト⇒ http://tkj.jp/book/?cd=02581901


 備忘録として、いくつか引用。

◇老後に必要な生活費、夫婦では月28万円(食費6.8、住居1.7、水光熱2.3、交通通信2.9、交際2.8など)

年金でも足りない10年で2580万円が必要p19

+ひとり暮らしの1か月のお金の振り分け目安p171は、

住居6.1、貯蓄2.1、食費2.3、水光熱1.7、通信1、服2.3、交際1.8、保険0.6など20万 

旅行積立p57、デパート積立p59など高利回り

←使ったことなかったが、要検討か。

◇ポイント4重取りの裏ワザ クレで楽天edy、モール経由楽天市場楽天Edyで支払p91

←複雑だが・・・ノウハウ本によっては、クレジットやカードは少なくというのもあるのに、この展開はなかなか。

◇お得で便利なスマホアプリとして、ロハコ、メルカリ、レシポ!、Tポイント×Shufoo!の4選 p95

+家計管理はZaimを薦めているp165、

電化製品をお得に買うチェックポイントp213

・年2回のボーナスにあわせた6月と12月の新モデル発売時期で、その1か月前の型落ち直前狙い

・急ぎでなければ価格.comのアラート活用で底値買い

家電量販店アウトレット店をチェック

←デフレが続くわけでもある・・・


+本を売り出す新たな手法として、発売前の2週間WEB限定で無料公開が話題になっていたが、本屋にも積まれていて、なかなかの作品だったので、あわせて記録。

関連記事⇒

◇『ルビンの壺が割れた』 宿野かほる著 全文無料公開、奇策が奏功 2017/10/7付日本経済新聞 朝刊

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO21983860W7A001C1MY5000/

◇発売前の本、webで無料公開 新潮社が2週間限定で 担当編集者に聞く

https://withnews.jp/article/f0170719003qq000000000000000W00o10101qq000015596A

ルビンの壺が割れた

ルビンの壺が割れた


{2017/10/12-17読了、記入は21土曜}

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2017-10-16 『仕事と人生に活かす「名著力」』秋満吉彦 著

[][][][]仕事と人生に活かす「名著力」―第1部 現状打開編、―第2部 飛躍編 10:44 仕事と人生に活かす「名著力」―第1部 現状打開編、―第2部 飛躍編を含むブックマーク 仕事と人生に活かす「名著力」―第1部 現状打開編、―第2部 飛躍編のブックマークコメント


 テレビ番組「100分de名著」を担当しているテレビマンが、これまでを振り返って、挫折や回り道をしながらも名著に助けられ、人生を切り開いていったという内容。名著の解説というより、難局や壁にぶちあたったときに乗り超える力を与えてくれたことを、「自分の体験に即して読み解くp12」ことが主眼で、古典というより、取材や制作で関わった関係者の著作も登場する。


発刊した日本生産性本部のサイト

⇒第1部 http://bookstore.jpc-net.jp/detail/books/goods003886.html

⇒第2部 http://bookstore.jpc-net.jp/detail/books/goods003887.html


 備忘録として、印象に残った部分をいくつか引用

<第1部>より

◇p51:いったん「自分自身の望み」を忘れて、周囲や世の中に求められていることに応えようとして仕事をすると、思ってもみない力が湧きだしてきます。

◇p63:自分が「人生のこのとき」にやるべきことは何か?自分はどんな人間になりたいのか?自分は何に対して一歩踏み出せばよいか?そうしたことを真剣に問いかけながらの読書は、これまでとはまるで違うものになりました。

◇やさしさとは、他人の痛みを感じる力、いわば想像力と共感力で、訓練して作り上げていくp164、「いたわり」や「やさしさ」をもつ一方で、「たのもしさも必要」で両方を育てていくことが「自己の確立」p170という、司馬遼太郎さんの言葉を胸に刻む

<第2部>より

◇製作者と地域の人の境界を超えるp20〜24、「いすみライフスタイル研究所」と出会いドラマ制作、代替シーンも

千葉発地域ドラマ「菜の花ラインに乗りかえて」のHP http://www.nhk.or.jp/chiba/nanohana/index.html

◇自分の可能性というものが大きく花開いた瞬間は、ミヒャエル・エンデの言う「危険」や「リスク」に挑んだときではないかと、振り返ってみて痛感p110

◇「この瞬間をしっかり生きなさい」というのが、アドラーの思想の重要なところ、宮沢賢治の最後の生き方に通じるp159


 いろいろ引用したいこともたくさんあるが、『モモ』など、記憶の彼方にあり読み直してみたい。また、著者と若松英輔氏とのリアル対談で話題にしていて、日経の読書欄で宇野重規教授が紹介していた『須賀敦子』さんの本については、これまで接したことがなかったので、ぜひ読んでみたい。


{2017/10/11-16読了、記入は10/21土曜}

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2017-10-13 『黒い結婚 白い結婚』窪 深沢 木原 中島 成田 森 瀧羽 各著

[]黒い結婚「水際の金魚」「かっぱーん」「愛の結晶」「家猫」 白い結婚「いつか、二人で。」「ダーリンは女装家」「シュークリーム」 12:48 黒い結婚「水際の金魚」「かっぱーん」「愛の結晶」「家猫」 白い結婚「いつか、二人で。」「ダーリンは女装家」「シュークリーム」を含むブックマーク 黒い結婚「水際の金魚」「かっぱーん」「愛の結晶」「家猫」 白い結婚「いつか、二人で。」「ダーリンは女装家」「シュークリーム」のブックマークコメント

黒い結婚 白い結婚

黒い結婚 白い結婚

 結婚について、副題にある「墓場か、楽園か。」をテーマに、ダークサイドから見た「黒い結婚篇」と、ハッピーサイドから見た「白い結婚篇」あわせて7つの短編が、それぞれ読み応えのある内容。装丁も両側から読むことができるようになっていて、どっちからがいいか?と一瞬悩んだが、ページの振り方が、ダークサイドからで、読後感は幸せになりたいなと思い、黒い結婚から読んだ。


発刊した講談社のサイト→ http://shousetsu-gendai.kodansha.co.jp/books/81229.html


 それぞれの内容について、ネタバレにならなければと思いつつ、ひとことずつ印象に残った文言を引用

<黒い結婚>

窪美澄著 「水際の金魚」:p29(Mと夫を比較)「夫には社会的地位がある。私はその妻になる。既婚者だと胸を張ることができる。それだけで十分だった」

◇深沢潮著 「かっぱーん」:p48「二年前、フェイスブックの投稿に目を留めていなければ、こんあところに来ることはなかった」←韓日カップルや世界平和など、どこかで聞いたことがあるような話も伏線か?

木原音瀬著 「愛の結晶」:p133「今までは今まではって、お前は自分の常識にこだわりすぎなんだよ。正しいと思っていたことが時代の流れの中で覆されるなんて、これまでも数え切れないのどあっただろ。俺も男妊娠どうよって…」

中島京子著 「家猫」:p179「彼はたった半年で、私から自信を奪った…なぜなら私は何も『ちゃんとできない』からなのだった」+p185「結婚ってなんだかめんどくさい。でも、すごくだいじなことだ」

<白い結婚>

成田名璃子著 「いつか、二人で。」:p272「結婚とはなんなのだろう。ずっとその答えが分からずにいた…間に何があっても、最後に笑えたら、それがきっと答えなのだ」←この作品は設定を理解するために何度か読み返したが、不思議。

◇森美樹著 「ダーリンは女装家」:p255「いくらひらかれたとはいえ、まだまだ差別意識や性への保守的な価値観が根強い昨今、世間体にとらわれず独自のしあわせを築いていけたらと願うのだ」+p245「8時45分のNHKニュースをBGMに、好きだ好きだと言いながら…私は青人の唇をふさいだ」

瀧羽麻子著 「シュークリーム」:p219「なるべくがっかりしたくない、とシンジは言う。一度きりしかない人生だから、がっかりしたくない」


 著者7人のうち、中島氏は直木賞を『小さなおうち』で2010年に、窪氏は山本周五郎賞を『ふがいない僕は空を見た』でを2011年に受賞しているほか、R-18文学賞電撃小説大賞ダ・ヴィンチ文学賞など受賞されている方々がいて、ストーリー展開にそれぞれ力を感じ、読んで良かったと思える作品群でした。


{2017/10/9-13読了、記入は15日曜}

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2017-10-11 『図解 知らないとソンをする!定年後のお金』 畠中雅子 監修

[][][]図解 知らないとソンをする!定年後のお金 11:31 図解 知らないとソンをする!定年後のお金を含むブックマーク 図解 知らないとソンをする!定年後のお金のブックマークコメント

 そろそろタイトルのような事態も考えなければならないかと手に取る。まだまだ実感がわかないところがあるが、働き方など、いまのうちからいろいろ考えておく必要もありそうだ。

 なにしろ、現在の高齢者で、65から69歳は2人に1人、74歳までの人でも3人に1人の割合で仕事をしているとのこと(p20)。図解では、有職で収入400万弱、支出が284万、無職だと収入240万弱、支出243万で赤字(p21)ということもあり、仕事は続けたいとは思うものの、はてさて、健康を含めてどうなっていることか。

 

発刊したGakkenのサイト→ http://hon.gakken.jp/book/2380059900


 各章テーマ設定があり、「老後資金の貯め方」については個人年金保険や債券などが、また、「老後の住まい」については、都会か田舎かや高齢者向け住宅・施設への入居など、紹介されているが、これまであまり接してこなかっただけに、よくわからない点も多々あり、いずれにせよ考えておく必要はありそうだ。

 p144で、退職金の賢い受け取り方という項目では、一時金として受け取る場合には大きな控除があるとのことだが、年金制度も含めていつから受け取るかなどにも関わってきて、このへんの事情については、よく知らずに損したという話を周辺から伺うこともあり、引き続き情報収集につとめたいところ。


{2017/10/9-11読了、記入は15日}

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2017-10-09 『闘う力 再発がんに克つ』 なかにし 礼 著

[][]闘う力 再発がんに克つ 00:08 闘う力 再発がんに克つを含むブックマーク 闘う力 再発がんに克つのブックマークコメント

闘う力 再発がんに克つ

闘う力 再発がんに克つ

 余命8か月といわれた「食道がん」が、陽子線治療で消えた後、リンパ節にガンが再発。一時は「穿破」の恐れがあり、外科手術を試みながら摘出できなかった。その後、抗がん剤治療でガンを小さくしたあと、陽子線治療も行い再び消えた、ということが、著者の目を通して記述されているのだが、この間の状況の変化と著者の思い、大変だったと思う。

 摘出は出来なかったが、その時の静脈のカットが「起死回生の大ホームラン」(p107)と著者は振り返っているが、どうなっていたか、それこそ紙一重のようだ。


発刊した講談社のサイト→ http://bookclub.kodansha.co.jp/product?isbn=9784062199421


 著者は、がんになったら、総合病院よりガン専門の病院を選ぶべきだと勧め、また、外科、内科、放射線科のチームワークや熱意が大切とのことp113。陽子線治療など、セカンドオピニオンは、とても重要だと読んでいてつくづく感じた。

 また、闘う力の章では、『般若心経』の色即是空、空即是色や、旧約聖書の『伝道の書』が心にしみたことを紹介している。p123


{2017/10/8-9読了、記入は9月祝〜10火未明}

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2017-10-08 『ビッグデータと人工知能』 西垣 通 著 

[][][]ビッグデータ人工知能 可能性と罠を見極める 中公新書 2384 00:02 ビッグデータと人工知能 可能性と罠を見極める 中公新書 2384を含むブックマーク ビッグデータと人工知能 可能性と罠を見極める 中公新書 2384のブックマークコメント

 本書の主張は、あとがきp207で、情報文明の深遠な基層にたいする想像力をもつべきとしたうえで、「人間より賢い人工知能がわれわれから仕事を奪い、世界を支配する」などといった脅し文句に惑わされることはなくなる。そして、「人工知能(AI)を人間機械化の道具にするな、逆に知能増幅(IA)技術と集合知を駆使して、着実に未来をひらけ」ということ。

 著者は繰り返し、「30年後のシンギュラリティなど、どう考えても存在しない」と口を酸っぱくなるほど繰り返しているp194。その仮説の愚劣さは、人間社会が生命的な価値によって支えられているにもかかわらず、機械的に制御できると勘違いしている点にあるp168という。汎用人工知能は実現困難で、専用人工知能に特化すべきとの主張p86だ。

 このところよく耳にする深層学習については、パターン認識のための機械学習の一種に他ならず、「ニューラルネット(神経細胞網)」と呼ばれるモデルを用い、特徴量設計の自動化という二つの特徴があるというp76-79

発刊した中央公論新社のサイト→ http://www.chuko.co.jp/shinsho/2016/07/102384.html

◇なお、ビッグデータの特徴については、以下の3V(p32〜p38)、

量の大きさ、Volume

多様なこと、Variety

生成速度の速さ、 Velocity

+いま注目される分析は、全件処理、質より量、因果から相関への3つの特徴あり


 ちょうどEテレで、この関連の番組が始まった。

http://www.nhk.or.jp/aibeginner/01.html

#01 会話する

最新の人工知能の仕組みを解き明かし、人間とは何か?楽しく考える、教養エンタメ。

初回のテーマは、「会話する」。そもそも人は他人の発言をどこまで理解している?言葉をわかるとは?

{2017/10/2-8読了、記入は9月祝}

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2017-10-06 『YKKの流儀』 吉田忠裕 著

[][] YKKの流儀 世界のトップランナーであり続けるために  00:41  YKKの流儀 世界のトップランナーであり続けるために を含むブックマーク  YKKの流儀 世界のトップランナーであり続けるために のブックマークコメント

YKKの流儀 世界のトップランナーであり続けるために

YKKの流儀 世界のトップランナーであり続けるために

 富山県黒部市を訪れたときに、このYKKの資料館へ行って歴史を知り、驚いた覚えがある。そこでも紹介されていた「善の巡環」は、利益を会社が独り占めするのではなく、お客様、取引先と三等分しようという経営哲学p122だが、地元・黒部市への貢献など、これまでの取り組みや歴史が紹介されている。


発刊したPHP研究所のサイト→ https://www.php.co.jp/books/detail.php?isbn=978-4-569-83656-0


 備忘録としていくつか引用して以下メモ↓

◇社員は44000人、うち日本17000,海外27000、6つの地域でp24

◇55歳から定年までは「余人をもって代えられない人」で、そういう仕事の領域を持っていない人は会社にはいらないp29

創業社長・吉田忠雄の残した言葉「失敗しても成功せよ」+競争こそがよいものをつくる動機づけとなるp61〜62

+ジョージア州のメーコン市に1974年に進出した歓迎パーティで、 カーター元大統領に 「幼少期に富山の魚津で、カーネギーの本を読んだとき、『他人の利益を図らずして、自らの繁栄はない』という話に感動…大衆に安く、関連企業にも儲けてもらい、地域にも貢献」と説明p105

◇ファッション業界におけるイタリアの力は絶大p155

◇同じ話をするのは実は無駄ではないp183忠雄「初めてのやつもいるかもしれないし、一回聞いても、わかっていないのもいるから同じことを何度も話すんだ」

◇問題が起きたら、すぐにトップまで情報が上がるシステム…情報が早いのは、よいことp199

写真は、去年訪れたYKKセンターパーク 丸屋根展示館 ↓ 

f:id:MrBooPapa:20160503131618j:image


{2017/10/5〜6読了、記入は21土}

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2017-10-05 『50歳からのネットショッピング』 遠藤 奈美子 著

[][]50歳からのネットショッピング 23:51 50歳からのネットショッピング を含むブックマーク 50歳からのネットショッピング のブックマークコメント

50歳からのネットショッピング

50歳からのネットショッピング


 本書は、生活情報サイトALL ABOUTで2012年11月から掲載されていた内容の総集編ともいえるというp198。さまざまなサイトが紹介され、また具体的な使い方もわかり、これから始める方にも役にたつ内容だ。

 また、代表的な3つについて、著者は、安さを重視するならヤフー(出店者から金をとらない)、ポイントのためやすさを重視するなら楽天、急ぎの注文ならアマゾンと、使い分けるといいと紹介しているがp60、自分自身としては、この3つはいずれも使っている。ただ、常時使うわけではないので、すぐに忘れてしまうところもあり、難点。また、書いている10月9(月)祝、本書に登場している「楽びん!」の配達風景を、都内で目撃。最短20分からというのもスゴイ。、

 アマゾンプライム会員のお得情報p58も記載があるが、自分では入るつもりがなかったのに、無料お試しがいつのまにか延長されて会員になっていたようで、その割には使っておらず、ちょっと使ってみようかとも思う。


発刊したセルバ出版のサイト→ http://seluba.shop-pro.jp/?pid=115445047

(この出版社も初めて、実用書や実務書のオンラインストアとHPにあり)


 本書で紹介されている便利サイトなどについて、以下一部を引用

◇怪しいネットショップのを見つける方法p47〜

・日本語表記が不自然、価格が安すぎる、クレジット決済が使えない、運営会社の情報が書かれていない

◇KURADASHI.JP (訳あり・サンプリング商品など

https://www.kuradashi.jp/

◇おとりよせネット http://www.otoriyose.net/

ネットオークションで掘り出し物を見つけるには、間違った商品名で検索するといい、というのは知らなかったがなるほどと納得。

◇ココナラ  自分の知識スキル経験などを気軽に売り買いできる

https://coconala.com/

◇海外ネットショッピングの支払いは、PAYPALが代行してくれる


{2017/10/5読了、記入は10/9月祝}

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2017-10-04 『週4正社員のススメ』 安中 繁 著

[][][][]週4正社員のススメ  23:22 週4正社員のススメ を含むブックマーク 週4正社員のススメ のブックマークコメント

週4正社員のススメ

週4正社員のススメ

 先に働き方をめぐる、このところのニュースを引用したが、副題にある「長時間労働体質の払拭など働き方を変えるために」は喫緊の課題だと思う。本書では、多様な正社員の働き方の先進事例が紹介されている。

 著者がはじめに、で書いているように「すべての働く人たちが、働く喜びや働きがいを十分に味わいつつ、家庭や地域社会への参加も叶う社会ができればこの上ない喜びです」というのは、その通りだろう。


発刊した産労総合研究所経営書院のサイト(立ち読みあり)http://www.e-sanro.net/jinji/j_syoin/j_syoin08/86326-241/

 現状との関連で、備忘録として以下を引用

◇ダラダラ残業したほうがお得とならないように、各社員への業務の配分や進捗管理を丁寧にマネジメントしてくことが求められます…すべての社員が共感できる共通の目的、企業理念が今後はますます重要になっていくことでしょうp69

日経ビジネス誌による働きがいのある会社の定義=従業員が勤務する会社や経営者・管理者を信頼し、自分の仕事に誇りを持ち、一緒に働いている人たちと連帯感が持てる場所:信頼、誇り、連帯感の3つが鍵p88

◇情報共有のアイデアp123〜

1)掲示板

2)IT活用、CRMシステム、社内向けの情報共有ITツールの活用(社内SNS、スケジュール管理

グループウェア導入で社長のみしか書いていなかったが、徐々に投稿するようになり連帯感が増す、

◇制度の理解を促す社内コミュニケーションp131

・昼食休憩時にランチタイム井戸端会議、テーマを決めて意見交換、議事録なくインフォーマルな方が活発な論議

◇空いた時間で得られるもの:ライフバランス型、余暇・新しいライフスタイル型p136、能力開発・仕事型p137

+パラレルキャリアという働き方・プロボノのという貢献p147


 グループウェアなど、便利だと思うのだけれど、なかなか利用者が広がらない。本書では根気強くやることでうまくいった事例が紹介されていたが、どうしたらよいものか・・・


{2017/10/4読了、記入は10/9月祝}

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2017-10-03 『小さな会社のIT担当者のためのセキュリティの常識』 那須慎二 著

[][][]小さな会社のIT担当者のためのセキュリティの常識 22:46 小さな会社のIT担当者のためのセキュリティの常識を含むブックマーク 小さな会社のIT担当者のためのセキュリティの常識のブックマークコメント

 「知識ゼロでもよくわかる!」と副題にうたっているとおり、ウィルスの実例やセキュリティ対策の実際が、わかりやすい言葉で紹介されている。


発刊したソシムのサイト⇒ http://www.socym.co.jp/book/1018

(目次あり、この出版社の本は初めてだが、パソコン関連は充実している模様)

 

 いくつかのポイントを、備忘録として以下引用↓

◇情報セキュリティ特性 まとめ表p30から+49to50にセキュリティ問題年表あり

機密性、完全性、可用性、真正性、責任追跡性、否認防止、信頼性

◇自分のPCのネットワーク設定情報を確認するコマンドp82 → cmd起動 ipconfig /all

◇無線LANの取扱い:暗号化方式として、WEPは使わないp119

電子タバコからウィルス感染例あり、スマホを含めPCでの充電は注意p176

アンドロイドでは、設定→アカウントグーグルセキュリティAndroidデバイスマネージャーとリモート許可p185

提供元不明のアプリインストしない設定にするp192

パスワードで、sを$、aを@にするだけでも見破るのが難しくなるとのこと。p214


{2017/10/3読了、記入は10/9月祝}

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2017-10-02 『早く帰りたい!仕事術』 藤井 美保代 著

[][][][]早く帰りたい!仕事術 22:18 早く帰りたい!仕事術を含むブックマーク 早く帰りたい!仕事術のブックマークコメント

 長時間労働をめぐって、10月の第1週は、いろいろな報道が相次いだ。

NHK NEWS WEBから http://www3.nhk.or.jp/news/?utm_int=all_header_logo_news 検索結果にも表れる部分を以下引用


電通 違法残業に罰金50万円の判決 東京簡裁(10月6日 16時47分)

大手広告会社「電通」が社員に違法な残業をさせたとして労働基準法違反の罪に問われた裁判で、東京簡易裁判所は「違法な長時間労働常態化し、サービス残業がまん延していた」などと指摘し、罰金50万円の判決を言い渡しました。


◇NHK 31歳女性記者の過労死を公表(10月4日 21時31分)

NHKは、4年前、東京の首都圏放送センターに勤務していた当時31歳の女性記者が心不全で死亡し、労働基準監督署から長時間労働による過労死認定されていたことを公表し、このことをきっかけに取り組んできた働き方改革をさらに徹底して進めることにしています。


 仕事の内容にもよるとは思うが、著者が指摘しているように、少しずつ工夫を重ねていくことも重要なのだろう。


発刊した日本能率協会マネジメントセンターのサイト⇒ https://jmam.jp/manabi/products/detail.php?product_id=8825


  「3時間分のムダがなくなる30のコツ」が副題で、帯には目次のパート分けで、次の5つが紹介されている。いくつか取り組みたいことを事例からexで引用して紹介↓

Part1 習慣のムダをゼロにする ex昼休みにできる新しいこと(違う人とランチ…)をリストアップp35、

Part2 段取りのムダをゼロにする ex緊急&影響のマトリックスで優先順p65、メールチェックは1日3回p81

Part3 環境のムダをゼロにする ex置く場所を決めよく使うものを手前にp113

Part4 コミュニケーションのムダをゼロにする ex情と理のバランスのとれたメールを送るp143、メモ+口頭で確実に

Part5 チームのムダをゼロにする ex職場で共有したい情報3つ、変更事項、方針や目的、悪いニュース


 何より、著者が最期の30番目に紹介しているコツ、「不機嫌な時間がゼロになれば、結果はついてくる」p178で、職場の雰囲気がよくないことに気づいたら、まずは自分がその雰囲気を断ち切って、自分からよい状態へと舵を切るきっかけをつくっていく。そんな周りに良い影響を与える存在になれたら素敵・・・だなぁ

 

{2017/10/2読了、記入は10/9月祝}

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2017-10-01 『いい空気を一瞬でつくる 』 秀島史香 著

[][]いい空気を一瞬でつくる 誰とでも会話がはずむ42の法則 16:24 いい空気を一瞬でつくる 誰とでも会話がはずむ42の法則を含むブックマーク いい空気を一瞬でつくる 誰とでも会話がはずむ42の法則のブックマークコメント

 

 著者の名前はどこかで見たことが、と思っていたら、『着信御礼!ケータイ大喜利』で、ラジオDJの声のお題で出ていて、とても面白かったことを思い出した。28番目の法則のところで、「ポジティブ毒舌の効用」として、まさにそうなんだという本音をユーモアにくるんで人を楽しませ場を沸かす、「時に、毒舌は相手との距離を縮める良薬になってくれるp157」というのは、ビートたけしさんや、マツコ・デラックスさん、にも共通するところか。


発刊した朝日新聞出版のサイト⇒ https://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=18885

著者の公式サイト → http://fmbird.jp/dj/fumika_hideshima/

著者の公式ブログ → http://hideshima.blog.so-net.ne.jp/

著者のフェイスブック → https://www.facebook.com/hideshimafumika


 本書に盛り込まれた42の法則のうち、特に心掛けたいと思うもの以下5つ引用して紹介

◇14:定番の自己紹介ネタを、ひとつつくっておく。会話の中で、相手の名前を呼ぶのも忘れずに:p84

←著者は自分の名前の紹介で、祖母が「歴史の香りが漂う、たおやかな女性に」という願いを込め、と記しているが、確かにこれだと覚えることができる。他の本でも自己紹介のノウハウ系のことは書いてあるが、生かしたいモノ。


◇20:悪意を向けてくる相手には、無理せず心に「防水加工」p114

←きのう久しぶりに口論のうえ大きな声を出してしまったが、何年ぶりか・・・本書で書いてあるように、感情的になって争ったらこちらの負け。相手の思うツボ、というのもそうだろう。ただ、ずっと鬱屈してストレスになっていたことではあり、思い切ってお互いに話せたことも、次につながればよいのだが。

+p182で、さらに人格攻撃ではなく、褒める、注意する、こうしたらもっと良くなる、良くなったらフィードバック、というサイクルp182を紹介しているが、論争した件については、その方向で対処できればと思う。


◇25:失言をしてしまったときは、逃げないで言葉を尽くす。その態度こそ相手に伝わるp140

←本書で、覆水盆に返らずの英語は、 It is no use crying over spilled milk もメモ。見て見ぬふりをして放置すると消えないシミを残す、という意味で、きのう口論してしまったわけだが、通じただろうか。


◇36:即アクション&トホホメモ(経験)が、雑談力をあげるp202

←著者は、トホホな経験をファイルにしているというが、それも何かアクションをしたから起きること、自分なりにもいっぱいトホホなことはしているものの、最近の人の名前がでない、記憶がどこかへ、というのが悲しい。メモをし続けることで回避したいとは思っている。


◇42:気になる人には思い切って話しかけてみよう。その先に豊かな人生が待っているp231

←著者も言うように、無数の出会いが待っている、誰かとことばを交わすことで気持ちよく、というのはある。やるかやらないか、悩んだらやろう、というのも心掛けたいところ。


◇また、コラムで、アナウンサー練習する定番の早口言葉も紹介されていたので、メモp152、

・赤巻紙青巻紙黄巻紙

東京特許許可局 は知っていたが、次の2つは知らなかった

・お綾や、親にお謝り。お綾や八百屋にお謝りとお言い。

・新人歌手新春シャンソンショー ・・・なかなか早口では難しい・・・

はてなでは、タモリさんが本に書いた「髪切った?」も、いい空気を作る魔法の言葉という記事が、ひっかかってきました。


 著者のエピソードとして、「エライ人」と初めて会った際の対応で、鶴瓶さんとたけしさんのスタジオにいきなり入り、「あんた誰」「演歌歌手」と言われ、挨拶がわりにこぶしを回して熱唱したといのはすごい。収録後に鶴瓶さんが「やりよるな、あんたNHKのアナウンサーやないやろ?」「はい!ワタクシ、しがないラジオDJですっ!」のやりとりp127には、ほろっと感じるところがあった。ツッコミやボケなど、勇気をもって飛び込むp129とも書いているが、ますますのご活躍を期待しています。

 

{2017/10/1読了、記入は7土}

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2017-09-30 『十代に共感する奴はみんな嘘つき』 最果タヒ 著

[]十代に共感する奴はみんな嘘つき 14:38 十代に共感する奴はみんな嘘つきを含むブックマーク 十代に共感する奴はみんな嘘つきのブックマークコメント

十代に共感する奴はみんな嘘つき

十代に共感する奴はみんな嘘つき

 タイトルにひかれ、手に取る。女子高生の唐坂和葉(カズハ)を中心に、付き合ってと言ったらままいいよと言ったのでやめてしまった隣のクラスの沢くん、同じクラスで一人で掃除をしていた初岡さん、経緯を聞いてハブろっていった神田夏など十代の高校生たちが登場する。

 加えて、京都の大学に7年通う兄・葉介と、親友の三井、浮気をしたといいながら結婚することになったビッチな彼女など、相互に関係しながら、つきあいや結婚、いじめ、自殺など、会話の中で語られていく。


発刊した文藝春秋のサイト⇒ http://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163906232

著者のブログに、SNS系リンク先あり⇒ http://tahi.hatenablog.com/

(この本についての記載はないのはなぜだろう)

著者のサイト⇒ http://tahi.jp/


 HPや帯にもある(冒頭部分)が印象的。

「感情はサブカル現象はエンタメ。

つまり、愛はサブカルで、セックスはエンタメ。私は生きているけれど、女子高生であることのほうが意味があって、自殺したどっかの同い年がニュースに流れて、ちょっと羨ましい……。」


 著者本人が、略歴からは40歳代なのだろうが、あとがきにある、十代を語りたくなったが・・・あたりがタイトルになったのか。それにしても、著者名も、さいはて、と読むようで、初めて接しました。

 ただ、高校時代というのは、いろいろあって確かに懐かしく、また、いまでも集まることが一番多い仲間たちで、本小説に書かれているような、いろいろなテーマについて語り合ったことを思い起こした。

 

{2017/09/30読了、記入は10/01日曜}

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2017-09-29 『左遷論 組織の論理、個人の心理』 楠木新 著

[][][][]左遷論 組織の論理、個人心理 14:44 左遷論 組織の論理、個人の心理を含むブックマーク 左遷論 組織の論理、個人の心理のブックマークコメント

 ドラマ『半沢直樹』のストーリーから始まる本書は、理不尽な人事がどういう組織の論理で行われるのか、それに対して個人としてどう考え何ができるのか、きわめて現実に近い形で事例や論が展開され、目が開かされる。

 著者の本は、2012-01-23 『人事部は見ている』 http://www.chuko.co.jp/shinsho/2016/02/102364.html 以来。この読書録に残している、「自分のことを3割高く評価する傾向があり、評価や異動に満足しているのは3割程度+徐々に人と人とのつながりの中で決まっていく。大企業における課長クラス以上の出世の条件は、(結果的に)エラくなる人と長く一緒にやれる能力」などの部分は、本書でも登場してくるが、改めて実態に近いと感じている。

 あとがきの最後の方に、「左遷自体やその背景にある会社組織のことをよく知ることだ。くわえて、自分自身に正面から向き合うことが求められる。それらを通して、左遷をチャンスに転換できる余地が生まれる。…左遷ときちんと対峙できれば、人生を充実させ、イキイキとした老後にもつながってくるものと信じているp225」とあるが、これを信じたい。

 大手生保の人事を担当し、著者自身が配置換えなどを経験していることも紹介しているだけに、説得力がある。


発刊した中央公論新書のサイト⇒ http://www.chuko.co.jp/shinsho/2016/02/102364.html


 いくつかポイントや事例を以下に引用して考察(←)するが、備忘録としたいことが盛りだくさんで、そこは大目に見て戴ければありがたい。

◇左遷の定義「それまでより低い役職や地位に落とすことp19」だが、人事異動の意図や理由を対象者にきちんと説明しない慣行で誤解を与えたりp21、組織偏重と呼べる実態の中でどの職場で働いているかにより左遷と受け止められたりp26、することがある。

←本書では、日経記事の用語検索からの分析のほか、古くは菅原道真、最近では森鴎外のケースも考察しているが、「どの職場か」「どの場所か」というところは、意味を持ってしまうことが多々ある。なるべく説明できるようにしてきたつもりだが、なかなかそうはいかないのも実態。


(欧米との比較)

◇米国法人の個人主義的、合理主義的な姿勢と、日本法人の感情面を含めた一体型の組織運営スタイルとの相違、公私の区分の考え方の違い、そして何よりも人と仕事の結び付き方に関するギャップ・・日本では、人と人の結びつきが強く、公私の区分も曖昧になりがちp71、

◇日本の多くの会社では、一緒に働く同僚とのつながりや、そこでのポジションの方により重点で、管理職もポストの一つと考える傾向が強く、マネジメントの基本スキルも身につけていない社員がいるp76

←人と人との結びつきの大切さは痛感すること多し、ただそこにばかり気を遣うのもいかがかとも思いつつ、なかなか良いやり方ができないのが悩み。


(評価)

◇外資系企業で、目標管理に基づく人事評価でランク付けを行い、評価が2年連続で最低だと自動的に上司から特別な指導を受ける、業務改善プラン助言が行われ、1年たっても改善見込めないと退職を勧告する仕組みがあるが、大多くの日本の企業は、こうしたプロセスはなく、業務範囲や権限がはっきりしていないからp84

一般職査定の会議で、会社提示の目標評価管理項目は事務能力の水準が盛り込まれていたが、チーム内における貢献(情報連携、スケジュール管理)を重視するリーダーが多く、上位からグループ分けすると各リーダーの判断にほとんど差異はなかった。p86+欧米の人事評価の特徴は、エビデンス(証拠)を求めること。評価した根拠を言葉で説明できなければならないからp87

←360°評価など、より多くの意見をきけば集合知として正解に近づくのかも知れないとも考える。


◇伝統的企業では、新卒一括採用で、入社年次ごとに一つの集団として把握し、転勤や配置転換によって職務範囲を広げさせ、熟練度を高めつつ評定を積み重ねていくp102。(各年次のトップは一年上のトップを追い越さないというルールで、マトリックス表におさめることができるp110)40歳前後の管理職の選別で評価に差が、昨今はポストが増えず、往々にして働く意欲を失い左遷と受け止める社員は相当数いるp104。組織がピラミッド構造になっている限り、いずれポストを確保できなくなり、役職定年、出向制度などがあるが、全員が上位志向性を持っていれば、左遷と切り離して考えることはできないp109。年次を基本にした人事運用は、公務員も同じp127

←こういう仕組みで目安がきちっとあることを実感したのは、ほんの数年前のこと。

(左遷と対処)

◇『冬の火花−ある管理職の左遷録』江坂彰氏著 p135〜大手広告代理店の大阪支社長から社長交代で左遷

p139「むずかしいのは、あくまで人間関係である。仕事の内容や質ではない」

◇定期異動を金曜日に発表すると決めている会社は、週末を家族と過ごせば気分がリフレッシュされるからp144

◇会社に裏切られた理由で、バブル入社組は出世できない昇給が思い通りでないといった役職や昇給面が上位だが、ゆとり世代は「仕事の内容が期待していたものと違っていた」が最多。日経ビジネス『社畜卒業宣言 特集 2015年8月3日号』よりp150

←時代の変化も感じるが、「働き方改革」が求められる昨今、会社側も変わらないといけない。


◇左遷はチャンスへの転機として、NHKの池上彰キャスターを紹介。40代で、将来解説委員を希望しながら、週刊こどもニュースに。その時、専門分野を持っていなければダメと言われ、50代半ばで退職p162。+大手都市銀行に勤めていた山下正樹さん57歳で早期退職した翌日から四国八十八か所霊場を歩いて巡り「公認先達・歩き遍路の会会長」にp177

◇40代以降に再び評価を得るケースは、次の3点に限られるp168

1)過去に一緒に仕事をしていた先輩や同期からのヒキ

2)自分の上司や先輩社員が病気や事故によって出社できなくなったり、不祥事引責で姿を消す

3)女性登用など対外的なアピールのために特定の対象者の評価を引き上げる

←確かにこういうケースをいくつか見てきた。人のめぐりあわせはどうしようもない。


◇窓際で左遷と思うかもしれないが、視点をかえれば、余裕のある恵まれた場所にもなり得、開き直ってその余裕を自分のために十分活用することも考えられるp174+仕事だけが人生ではないと思ったり、家族の大切さを再認識することによって視野が広がったり…家族の存在自体が自分を支えていることにも気づいたp186+挫折や不遇の体験を通して、会社の枠組みを客観化したり、そこから離れて次のステップに移行している。自分の悩みに関わることや、そこから派生することがきっかけで一歩前に踏み出す人が多数派だp191+「会社とは何か」「組織で働くとはどういうことか」を深く考えるまたとない機会であり、新たな発想を生む可能性を秘めているp194

◇社員が、組織から与えられるものを待っている状態では、何も生まれない。個人にも組織にも変化は生じないのだp202+社員の側も、会社から与えられるものを待つという姿勢ではなくて、「自分が本当にイキイキ仕事ができるためにはどのような条件が必要なのか」を考え、「こういう部署で働きたい」「この仕事がしたい」といった要求を企業の発展との絡みで主張しなければならないp212

←働く側として、きちんと考えておきたいもの。


◇日本の組織では、共有の場の均衡状態を安定させるために、「お任せする」「空気を読む」といった態度が生じやすい(p165.p217)、自然と出来上がっているもので、共有の場は共有の場として対応しておいて、そこから離れてもう一人の自分が個性を発揮する新たな場を探すべきである。会社を辞めずに、仕事以外のもう一人の自分を発見するというやり方であるp218+左遷に遭遇しても、もう一人の自分を持っていれば、その分ダメージを受けにくい。社内の競争がすべてではないと分かるからp222

◇会社は一律的な人事運用を修正して、できる限り社員に対して個別対応を進めること、個々の社員側は単なる受け身の姿勢ではなく、主体的な立場を確保すべく、もう一人の自分を産みだす姿勢が求められていると言えるだろうp222

←定年も65歳まで延長され、人生100年時代とも言われる昨今、課題は多いけれど、前向きに考えていきたいと思う。


{2017/9/29読了、記入は10/7土}

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2017-09-28 『今すぐ使えるかんたん ぜったいデキます! Facebook超入門』

[][]今すぐ使えるかんたん ぜったいデキます! Facebook超入門 15:14 今すぐ使えるかんたん ぜったいデキます! Facebook超入門を含むブックマーク 今すぐ使えるかんたん ぜったいデキます! Facebook超入門のブックマークコメント

 本著の範囲では、プライバシー設定含めて、基本はおさえていることが確認できた。


発刊した技術評論社のサイト⇒ http://gihyo.jp/book/2017/978-4-7741-8964-2


 技術評論社というのは、この手の出版が上手だと感じる。これまで読書録にあるのは以下。

(検索していて、LINEは同じ本を1年後にまた読んで記録していたことに気づく)

◇2017-01-14 『大きな字でわかりやすいFacebook入門』 松延健児 著

◇2017-01-09 『職場の問題地図』 沢渡あまね 著

◇2016-12-15 『「プレゼン」力』 山中伸弥&伊藤穰一 著

◇2016-08-29 『LINEで困ったときの解決&便利技』 リンクアップ 著

◇2016-08-13 『1日10分からのソーシャルネット入門』 内藤みか 著

◇2015-12-12 『LINEで困ったときの解決&便利技』 リンクアップ 著

◇2015-10-22 『iPad完全(コンプリート)大事典』 技術評論社

◇2015-08-28 『新米上司の言葉かけ』 梶原しげる 著

◇2014-05-15 『ベストセラービジネス書のトリセツ』 松田尚之&齋藤哲也 共著 

{2017/9/28読了、10/7土記入}

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2017-09-27 『電子マネー革命がやって来る!』 安達一彦&山崎秀夫 共著

[][]電子マネー革命がやって来る! フィンテックで生活が変わる、金融が変わる! 11:03 電子マネー革命がやって来る! フィンテックで生活が変わる、金融が変わる!を含むブックマーク 電子マネー革命がやって来る! フィンテックで生活が変わる、金融が変わる!のブックマークコメント

電子マネー革命がやって来る!

電子マネー革命がやって来る!

 電子マネー仮想通貨、ICTで様々な形が生まれているが、何がどうなっているのか?本著ですざましい競争が展開していることはわかる。

 国内で電子マネーが定着させたのは、2001年に開始したJR東日本のSuicaで、その後のパスモ、ナナコ、ワオンなど、ICカードの中にる古い電子マネーで、本書では、ガラパゴス電子マネーと呼んでいるp14。これが、音楽がCDからネットサービスに変わったように、「お金のストリーミングサービス」ともいえるサーバー電子マネーに変わってきて、園田典型例がアップルペイによるSuicaの変身と紹介p15。

 このほかQUICペイやid、ソニーフェリカが搭載されたiPhone7など、ほんといろんな種類が出てきて、使う側としてはよくわかっていなかったが、それぞれ業界のさまざまな主導権争いが展開していることを、本書で知った。世界企業のグーグルアップルもそれぞれ決済用の手段を持っていて、サイバー電子マネー(決済の対象)が、仮想通貨(違いは為替のようにレートを設けて変動する)のようになっていく可能性もあるようでp98、どこまで理解できたかは、なかなか難しい面もある。

 最近、楽天Edyが、アンドロイド端末で新たな楽天ペイを始めて、キャンペーンをしていたけれど、その背景に、サーバ電子マネーでないと対応できなくなると、開発したソニーから買い取った楽天が移行したp190という背景があったのかと、これも本書で知った。横浜銀行の「はまペイ」の動きなどp208、クレジット業界がどうなるかを含め、生活にも影響があるだけに、ちゃんと見ておく必要がありそうだ。北欧のスウェーデンやデンマークでは、銀行が現金を扱わない、小売店が現金を受け取らないというところまで来ている、ということにも驚くp236

発刊した財界研究所のサイト→ http://www.zaikai.jp/bks.html


p32に、キャッシュレス社会の行方を占う考え方として、表になっている内容が、論点がまとまっているので以下に引用

キャッシュレス社会を実現する四つの要因>

1.モバイルウオレットの充実

2.送金や決済の完全デジタル移行

3.モバイルポス端末の普及→p184:中国のアリペイなど値段が安く、北欧でも流行

4.カードのセキュリティ個人情報保護、現金忌避傾向

<決済、送金業務にかかわるフィンテックの5つの視点>

1.モバイルオウレット:アップルペイ、アンドロイドペイ →p184:NFCチップ決済方式は高価で普及に限界

2.新しいポス決済:1)NFCチップ対応(コンタクトレス決済)、2)エムポス決済(インターネット型決済)

3.個人情報保護、セキュリティ、盗難防止

4.サーバー電子マネー

5.仮想通貨ブロックチェーン技術

 対談のところで、貧困対策に、マイナンバーを使って個人の口座にサーバー電子マネーを振り込む、というのが、確かに確実に消費に回っていくわけで、考え方として興味深かった。LINEペイやヤフーマネーも、すでに米国並に規制が外れているとのことで、はてさてどういう方向に動いていくのか、フィンテック関係は、なかなか理解が難しいところはあるけれど、実際に使ってみながら、どうなるか考えていきたい。


{2017/9/27読了、記入は10/01日曜}

2017-09-26 『不寛容な時代のポピュリズム』 森達也 著

[][]不寛容な時代のポピュリズム 13:55 不寛容な時代のポピュリズムを含むブックマーク 不寛容な時代のポピュリズムのブックマークコメント

不寛容な時代のポピュリズム

不寛容な時代のポピュリズム

 テレビや映画でのドキュメンタリーで知られる著者が、新聞や雑誌、ネットのハフポストなどに書いてきた内容をまとめた一冊で、二項対立による善悪二分化p36や同質性を求める集団化p240などが強まる今に対する危機感が、随所に繰り返し登場する。欧米やアジアのメディアがよく使う右傾化保守化は正確ではないという。オウムによって始まった集団化が、東日本大震災でさらに加速したという。

 今月行われることになった総選挙をめぐって、小池都知事が希望の党の代表になり、民進党が党公認を立てないなど、目まぐるしく状況が変わっている。週末の情報番組でもほぼすべてが取り上げ、関心も高まってきているように思える。自民vs希望という二項対立や、希望が改革保守標榜していることなど、本書には考えておきたい視点やヒントがたくさんあるように思う。


 対比として紹介されている諸外国の例が、興味深い。

◇ノルウェーでは死刑を廃止し、最高刑が21年になりp9、寛容化によって治安状態が向上したp38

厳罰化進む米英など治安は悪いp10、共通項として二大政党制:日本でも郵政民営、政権交代など二項対立選挙p11

◇ドイツのメモリアルデーは、アウシュビッツ解放1/27とヒトラー組閣1/30で加害の記憶p261、p271、

⇔日本は終戦の日、「振り返らない。検証しない。後悔しない。反省しない。悩まない。悲しいほどに現在進行形だ。そして同じ過ちをくりかえすp263」

◇映像とラジオの登場でマスメディアが誕生した帰結のひとつが、同時多発的なファシズムの形成&アメリカでのルーズベルトや、ルワンダ虐殺など、メディアが戦争の最大の潤滑油になっているp174

→ヒトラーは『わが闘争』で、プロパガンダが一番効力を発揮するのは、国民が、善か悪か、白か黒かなど二元論的に収斂していくとき&メディアが二項対立を促進してファシズム形成の潤滑油になったが、社会の合わせ鏡p176

+集団は連帯を求めながら外部の敵を可視化しようとする。大義を強引に捏造して敵を設定する。そして自衛を理由に攻撃する…この国はアメリカに依存、従属し、容易に集団化する。自衛や抑止力リスクが露骨に現れるp273

 

〇発刊した青土社のサイトに目次あり→ http://www.seidosha.co.jp/book/index.php?id=3047

(この読書録で青土社が登場するのは、今回が初めて)


 著者がオウム裁判のラジオ出演を依頼された際に、『A3』を読んだかを確認して出演を決めている(p242)、この読書録を検索して、読んでいたことを思い出す。

・2011-03-28 『A3』 森達也 著 http://d.hatena.ne.jp/MrBooPapa/mobile?date=20110328

2009-04-02 『世界を信じるためのメソッド』 森達也 著 http://d.hatena.ne.jp/MrBooPapa/mobile?date=20090402


 このうちメソッドの方は、メディアリテラシーについて青少年向けに書かれた本だが、本書でもメディア論についてさまざま論じているので、いくつか引用して、以下紹介。

◇「日本」や「日本人」を強調しながら賞賛する書籍やテレビ番組が急激に増え、自画自賛傾向が強まるp40

→『アンブロークン』の上映中止運動があったが、かつて『海と毒薬』などあり。かえってイメージ悪化ではp49

◇70年代前後は主観的ドキュメンタリーあったが、テレビ局が大企業になる過程で、「公正中立・不偏不党」というドグマに回収p104+

◇映像リテラシーを身につけるには、ごく普通の違和感を捨象しない当たり前の感性と、情報とは視点によっていくらでも変わるという原則p168

勉強会で、TBSプロデューサーが日テレ報道部ディレクターに、なぜ有事法制をやらないかと訊くと、「数字が来ない」と答え、最大多数が興味を持つ事柄がニュースと定義すれば、論理は正しいp171→市場原理に従属するが、オルタナティブの一つが、受信料で成り立つ公共放送、ただ、民意の束縛からはのがれられないp172

メディアは市場原理から離脱できない、市場である世論が賢明さを獲得すればメディアも思慮深くなる、そのためには公正な情報が担保されることが第一の条件、だとスパイラルに。卵と鶏の例えだが、世論にに可能性p180

◇ドキュメント映画『ガレキとラジオ』やらせ問題で、朝日の報道も騒動になったが、『経』に掲載した記事をウェブに転載するp196とのこと。この記事は現在も掲載中→ http://diamond.jp/articles/-/51954 『2014.5.26

ドキュメンタリストが守るべき最後のルール』

◇権力は暴走し腐敗するのが世の習いなのに、この国のメディアは権力を監視する機能を放棄しかけているp267


 最後に、「個が弱い民主主義」が国が誤った方向に進むことにお墨付きを付けないための方法として、著者は以下の3つを提言している。

1)国民一人ひとりが情報に対してのリテラシーをしっかりと持ち

2)自らが主権者であることを明晰に自覚して

3)さらに被害だけではなく加害も含めて正しい歴史認識を持つ


 北朝鮮の核・ミサイル問題と米トランプ政権の対応で、連日メディアを賑わし、かつ総選挙に突入することになった。ただ、これを書いている現時点、どういう選挙構図になるのか、よくわからない。

 メディアの状況では、9月28日の「スッキリ」に出演していた宇野常寛氏の発言、ちょうど見ていたが、総理も都知事もバカとしたうで、ただベストよりベターをなどと、なかなか突っ込んだ発言をしていた。検索すると、ついっぷるトレンドで、現時点でもまとめを見ることができるので、リンク先を紹介→ https://tr.twipple.jp/y/44/e0/%E5%AE%87%E9%87%8E%E5%B8%B8%E5%AF%9B.html

 この関連の記事、元記事を引用したライブドアヤフーのリンク先

http://news.livedoor.com/article/detail/13674310/

宇野常寛氏が「スッキリ!!」を卒業し挨拶「このたびクビになりました」 』(スポニチアネックス)

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170928-00000042-dal-ent

宇野常寛氏がスッキリ!卒業「物言うコメンテーターはいらないということで…」 9/28(木) 10:34配信』(デイリー)

 選挙メディアの関係、これからも注目していきたい。


{2017/9/22-26読了、記入は10/01日曜}

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2017-09-24 『マンガで身につく仕事のマナー』 山田千穂子 著

[][][]マンガで身につく仕事のマナー 11:53 マンガで身につく仕事のマナーを含むブックマーク マンガで身につく仕事のマナーのブックマークコメント

まんがで身につく仕事のマナー

まんがで身につく仕事のマナー

 マンガで基本を紹介するシリーズというのは、本屋でたくさん並んでいて、需要がたくさんあるのだろう。ときに基本を忘れることがあり、改めてできているかどうかを簡単にチェックできるかと手に取り、巻末の新人マナー検定をやて、まあ大丈夫かと思いつつ、最初のビジネスマナーの5原則を書き出せ、というところは、そういう紹介をしていたっけと、ちょっと戸惑った。これについては、考えを含めて、あとで最下段でメモとしたい。


 巻末付録には。常に持ち歩くビジネス7つ道具や、出張、プレゼン用のツールなどリスト紹介もあり、まあ、至れり尽くせり。出張時に、携帯用消臭&しわ取りスプレー、入浴剤、っていうのには驚いた。これは持って行ったことがないし、“接待の席でついたタバコの臭いもこれで大丈夫p182”という解説には、時代を感じさせる。また、p34-35に、「社会人として知っておきたい言葉遣い&応対用語」が、逆に意味がわかって面白かった。それな=確かにそうですね。り・りょ=了解いたしました、塩対応=そっけない対応、乗り気でない・・・


 なお、今でも、できていないのかなあ、そういう捉え方もあるか、と思ったのは、

◇足を組む→相手を拒絶しているのでNG p27 は無意識でそうなっていることもあり、要注意か。

◇名刺は、渡すとき名乗って胸の高さで両手で差し出し、受取は頂戴いたしますと両手で、お辞儀のあと相手の名前を復唱p66-67、とのことがマンガを含め描かれているが、こうきちっとはしていないかも・・

◇SNSでは、事前に許可をとって友達申請営業活動は控えるp120、というのは確かに。許される範囲かと思ってグループにお得な情報をあげたつもりが、営業のようにとられてしまったことを反省として思い出す

◇わかりません、ではなく、「わかりかねます」p134、という肯定形の言葉を使う、というのはあまりやっていなかったかもしれない。


発刊したあさ出版のサイト→ http://www.asa21.com/book/b286517.html

著者が代表取締役をつとめる会社のサイト→ http://www.omotenaship.co.jp/yamada-books/

著者のフェイスブックhttps://www.facebook.com/chihoko.yamada


 冒頭の検定試験で、本書でビジネスマナー5原則とは、身だしなみ、表情、態度、言葉遣い、挨拶、を順不問の正解としている。

 しかし考え方のベースとなるとp17でも紹介している「相手に不快感を与えない」「相手を敬い思いやること」や、p18の社会人に必要な6つの意識:当事者、協力、安全、コスト、改善、顧客 などの要素の組み合わせかとも思った。

 マナーを行為に限定すれば上記5つなのかもしれないが、表情と態度は似ているし、言葉遣いや挨拶もひとくくりになりそうで、むしろ時間厳守や、相手への配慮、などが入ってくるような気がした。

 とここまで書いて、「ビジネスマナー5原則」で検索すると、確かに、“接客マナー”や“接遇マナー”、“良い第一印象を与えるためには重要な基本5原則”などと紹介されているサイトがたくさんあった。

 誰がどう言い出したのかについては、現時点ではよくわからなかったが、本書を読んで最大の成果は、この5原則があるということを知ったということかも知れない・・・(あるサイトでは、3つまで紹介して、残りは・・・という誘導もしていた)

 学ぶことはまだまだたくさんある。

{2017/9/22-24読了、記入は30土}

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2017-09-22 『僕たちが何者でもなかった頃の話をしよう』  山中伸弥 羽生善治

[生き方][学習]僕たちが何者でもなかった頃の話をしよう 文春新書 20:54 [生き方][学習]僕たちが何者でもなかった頃の話をしよう 文春新書を含むブックマーク [生き方][学習]僕たちが何者でもなかった頃の話をしよう 文春新書のブックマークコメント

 京都産業大学の創立50周年を記念して行われた「マイ・チャレンジ」という永田和宏京大名誉教授が企画した講演と対談の記録集で、登壇されたのが今を時めく著名人ばかりで、その内容も濃い。幼少期の家庭的事情や経験から、若いころの失敗など、今につながる背景も垣間見ることができ、興味深い。


発刊した文藝春秋のサイトに4人の代表的一言あり→ http://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784166611188

←企画した永田和宏氏は「あんな偉い人でも、なんだ自分と同じじゃないかということを感じ取ってほしい」の部分で、学生向けではあるが、会場の雰囲気も伝わり、それこそTEDのように動画で公開すればいいのにとさえ思う。


 今後に生かしたいポイントを、自分なりに引用を以下に。

第一章・山中伸弥:今でも月一回、渡米する理由は、はるかにいろんな情報が入ってくるからp47

←ネットが発達したとは言っても、直接会って話すことの重要性は変わらないということを感じる


第二章・羽生善治:私たちが興味を持っているのは、生物とコンピュータは全く異質なのか、学習という観点からすれば同じようなものなのか?p99


第三章・是枝裕和:自分の予想を超えるもの、予想と違うものが出てこないと満足しなくなってしまったp112+デビュー作で「やらせ」をして、おもしろいことを感じ取る反射神経や動体視力が監督にも必要p122+「誰かひとりに向けてつくれ」とプロデューサーのひとことが今に役立ちなるべく守るp133+見えていると思っていたものが見えていなくて、レンズを通してはじめてそれを意識できるようになる。それがわかって仕事が面白くなった。こども映画塾では、通学路をカメラで撮影してもらう「★カメラは世界を発見する道具です★」が体験できるp138


第四章・山極壽一:ネットはフラット、対等が利点だが「何かやろうぜ」で過度な信頼・期待はダメ。面と向かってつきあう関係は裏切れない。その違いを自覚すべき+賢く使い分けるべき時代p195+自分だからこそできることを探してみてほしい。自分の知識をまとめることにつながるし、他人が考えたのではないことを自分で考えることにもつながる。ぜひ心がけてもらいたいp201


 最近、インスタに映像がはえるかどうかが、商売や観光地など、さまざま影響が出てきているようだ。本著でも映像やネットのことに触れられている面があるが、インスタについては、「深読み」で先週16日(土)に特集をしていたが、「カメラは世界を発見する」、という是枝監督の視点、教え方は、なるほどと思った。

 深読みのインスタ特集でツイッター発信内容↓

https://twitter.com/nhk_fukayomi/status/908832995238330368

「9:00ころからは「深読み」のコーナー。きょうのテーマは「“SNS映え”が世界を変える!?」。画像の投稿がメインのSNSInstagramインスタグラム)の流行で、いま、お店や街に“SNS映え”するカラフルな商品やスポットがあふれています。 #nhk_fukayomi 」

+「SNSの達人、ブロガー・作家の、はあちゅうさんも登場!“SNS映え”を「楽しんでいる」という人も、「いまいち理解できない」という人も…」

 

 この番組を見ていて、はあちゅうさんの発言はなかなか説得力があり、興味を持った。読む機会があれば読んでみたい。


{2017/9/21-22読了、記入は24日曜}

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2017-09-21 『前田さん、主婦の私もフリーランスになれますか?』 前田めぐる 

[][][]前田さん、主婦の私もフリーランスになれますか? 19:21 前田さん、主婦の私もフリーランスになれますか?を含むブックマーク 前田さん、主婦の私もフリーランスになれますか?のブックマークコメント

前田さん、主婦の私もフリーランスになれますか?

前田さん、主婦の私もフリーランスになれますか?

 タイトルからは、フリーランスで働くためのノウハウ本なのかと思っていたが、著者自らの体験をもとに、育児介護など制約がある中でいかに乗り越えてきたか、ということも紹介されている。

 サイトやブログへのリンク先も本著に記載されているが、目次を始め、カットされた部分や、『仕事は、友だち。(シゴトモ)』という、本の内容とは別ながらも、働く人に贈るミニブックが、無料でダウンロードできることになっている。

 しばらく関西にいながら、京都でこういう活躍をされている方をよく知らなかったのはいまになっては残念だが、ますますのご活躍を期待したい。


発刊した日本経済新聞出版社のサイトに目次あり→ http://www.nikkeibook.com/book_detail/31912/

著者本人のサイト→ http://www.nikkeibook.com/book_detail/31912/

 →さらに“著書-前田さん-主婦の私もフリーランスになれますか/”で、詳細な目次や、プレゼントあり

ブログ(アメブロ)→ https://ameblo.jp/hahamofree/ 、 https://ameblo.jp/hasso365/


 覚えておき、実践したい考え方やポイントをいくつか引用。

フリーランスで決断の際の原則は、ゆずれないことを決め、引き受けると決め、どんなふうにでも働き続けると決めるp27、p156にも

◇「悩む」=どうしよう、を、「考える」=どうすれば? に変えるp53

◇オリジナルを見つける15の質問(褒められ、苦も無くでき、自信があり、評判が高く、お手本にしたいといわれ、心躍り、過去に表彰、お金もらえる、教えてと言われ、作ってと言われ、飽きない、感謝され、アンテナあり、成長が早く、乗り越えて良かったp60〜63)から、肩書き、キャッチフレーズ、メニューを考えるp65↓

◇理想的なビジネスをつくる4つのポイントp73

・得意:得意で成果をあげられること

・自発:自発的にやりたい、飽きないこと

・進化:学びや訓練が苦にならず、進化できること

・ニーズ:ニーズがあり感謝され、やりがいを感じること

◇セルフメディアで価値を伝えp96、逆ブランディングにならないようにp104

→HPはプラットフォームブログは蓄積型、ツイッターは即時性、フェイスブックはつながり、メルマガはプッシュ、インスタは写真、ユーチューブは動画と、6つの特性を紹介

→SNSはもろ刃の剣と心得、ただの自己満足に陥らず、オープンな姿勢を心がける

◇売り込む人はうとまれる。手伝う人は愛される。p114読んでほしければ

1きょうのお礼をメールやメッセージで送る、2メールの場合は最後の署名に登録URLを書いておく

「相手に関心を持つ。相手がうれしいと思うことをする。相手が困っていたら助ける。応援する。自分がされたくないことは相手にしない。仕事以前に、人付き合いの基本ですね」p115+期待を手放せばストレスフリーにp116

★名刺に大きく「社外片腕としてクリエイティブに問題解決」と工夫p112★

◇売れないときは忘れがちな3つのこと=最後までやりきっていない、チャレンジをしない、PDCAを回していないp125

◇できないことはできないと言う、相手な貴重な時間を奪わず出会いたい人と出会うための最短で最善の方法p131

◇反対意見が多ければチャンスp143凡人には理解しがたく、常識の枠からはみ出し、イノベーティブ(革新的)なことにとらいしている=うまくいく可能性も大いにある

←この具体例は、ソニーウォークマン開発や、うーん読んだのに思い出せないのは悔しいけど、結構あったのだと考える。いまのネット対応なども、その側面が強いような気がする。

◇パートナーは、人として尊敬でき尊重しあえる、自分にない強みがある、別の分野で秀でたスキルがあり同じターゲットに生かしあえるp146-7+★交流会ではテーブルを渡り歩いて自己紹介をまくしたてるのではなく、たまたま近くにいた人と記憶に残る時間をつくるようにしている←これは見習いたいもの

後出しジャンケンはせず、育児でも介護でも後で言うと厄介なもめごとの原因になり、最初に伝え、言いにくいことをいってくれたと信頼を深めることにつながるp166

◇今までの働き方から新たな働き方:p180

仕事100%→家庭に軸足、仕事はできる範囲で

与えられた環境で働く→働きやすいような環境を自分でつくる

できないことをがんばろうと無理→できる範囲で働き、できないことは事前にいう

育児介護などライフイベントを味方につけるp183-4

コミュニケーション力、リスク察知力、トラブル処理能力、マーケティング力、俯瞰力、折り合い力が高まる

→母の介護を通して「生きている自分を全部使おう」と決めるp185

★「人生大風呂敷」p187とつぶやく、何ができる、何を生かせる? 自由に柔軟に働く


 本著に書かれていることは、フリーランスに限らず、さまざまなことが流動化しているいま、職場において、生かせることも多いと感じた。

 引用が多くなってしまって、主従関係が微妙なところもあるかもしれないが、それだけいろいろメモしておきたいと思った内容でした。このメモを読んで、きっと著者のことに興味を持ち、直接読んで見ようと思われる方が増えるとも考えられるので、ご容赦いただければ幸いです。


{2017/9/20-21読了、記入は24日曜}

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2017-09-20 『セックスレス時代の中高年「性」白書』 日本性科学会セクシュアリ

[][]セックスレス時代の中高年「性」白書 12:12 セックスレス時代の中高年「性」白書 を含むブックマーク セックスレス時代の中高年「性」白書 のブックマークコメント

 性に対する意識を2000年、03年、12年で比較調査した内容で、タイトルで象徴されるような中高年の実態が詳細に紹介されている。ただ、冒頭に断わりがあるように、関東圏中心に配布回収方式が多いなどデータとして限界があることは認識しながら読む必要はある。

 本著でも紹介されている、この種の調査としては、以下があるようだ。

デュレックス社の調査p24で、2006年と11年、日本は最下位。週一が34%から27%に。

◇「JEXジャパン・セックス・サーベイ2012」による「日本人の性行動の実態」p85

◇日本家族計画協会とジェクス株式会社が2013年に男女5000人にネット調査p118と調査は結果はほぼ同じ

 性交の回数がおおければ多いほど幸せかどうかについては、アメリカの大規模な研究結果によると、週一回がもっとも幸せで、金銭よりも定期的な性交が重要であるとのこととp26と紹介している。

 

発刊したharunosoraのサイト→ https://kabu-harunosora.jimdo.com/ ここから 刊行書籍一覧 タブで

AERA.dodのサイトに週刊朝日の紹介記事→ https://dot.asahi.com/wa/2016110200238.html

セックスレス化進む…50歳の性の壁、越える人、越えない人」 2016.11.4 16:00週刊朝日 ※11月11日号より抜粋


 上記リンク先の週刊朝日の記事で、日本性科学会セクシュアリティ研究会代表で、臨床心理士の荒木乳根子さんは、「10年余りでセックスレス化が大きく進んだ」と指摘している。40〜50代でみると、男性は2.5倍、女性は1.8倍に。夫婦の別寝も、00年の2割から6割に増えたということで、ここ数年、週刊誌でもこの関連の特集をよくみるようになった。

 本著では、セックスレスの要因として、夫婦間における性の位置づけ・性規範の変化、夫婦の関係性の変化で否定派が増加、従来より女性の意志が強く反映の3つをあげているp30-31

 性交の規範が崩れたとは、不倫などに寛容な意識になったということが紹介されているわけだが、去年のベッキーさんのゲス不倫騒動から、解散総選挙の背景にもなったとみられる政治家不倫まで多いという印象をうける。実際に政治家不倫騒動はどの程度あったか、と事実関係を知りたくなり検索すると、ハフポスト日本版ニュースエディターの吉川慧が、まとめていたのでリンク先を紹介→

http://www.huffingtonpost.jp/2017/09/07/immoral_a_23199757/

「「不倫疑惑」が報じられた政治家は? 山尾志桜里氏への『文春砲』で振り返る

総理大臣から野党のリーダーまで、みんなスクープされていた。」

←こういう素早く柔軟な対応が、ハフポストの持ち味なのかも知れない。

 なお本著p161に、10年前に比べて女性の婚外セックスが増え、記載が多くなったことに時代の推移を強く感じるとしている。具体的には、欲求は外で満たして女性の自信にもつながり、生活のパートナーである夫には優しい顔が向けられて安定した夫婦関係を築けるなど、自己肯定的な人が増えたとのこと。他者を不幸にしかねない不倫は理性で制御するべきという諌めの意見もある、という書き方は抑えで少数派という印象も本著では受ける。


 最後に、配偶者との関係で求める交流のベスト3は、「日常の会話」「家庭のことを相談しあう」「外出。趣味などを共にする」とのことで、相手を尊重することが基本と指摘p55。また、性科学のパイオニアの一人・奈良林祥氏の言葉「50歳を過ぎた男性の性の楽しみはもはや勃起射精ではなく、相手の女性に奉仕すること」が何度か引用され、加えて「スキンシップの喜びを」を付け加えたほうがいいp138とのことで、これらは心掛けたい。


{2017/9/17-20読了、記入は24日曜}

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2017-09-19 『70歳!』 五木 寛之 釈 徹宗 共著

[]70歳! 人と社会の老い作法 文春新書 01:01 70歳! 人と社会の老いの作法 文春新書を含むブックマーク 70歳! 人と社会の老いの作法 文春新書のブックマークコメント

 人生100歳まで生きる可能性もあるなか、LIFE SHIFT(ライフ・シフト)―100年時代の人生戦略という本が書店に並び、著者のリンダ・グラットン氏が、政府の「人生100年時代構想会議」に起用された。まだ先のようでありながら、60歳から90歳までの30年間が「低成長・高成熟」p43の時期として腰を落ち着けて考える必要があり、であればもうすぐということでもある。「終わりなき老いを生きる」p33を考えないといけない。

 青春の門で親しんだ作家の五木氏と宗教学者としてテレビでのわかりやすい解説を拝見する釈氏との対話が展開する本著は、とても読みやすく、またいろいろ考えさせられた。これまでも接してきた、キューブラー・ロスの『死ぬ瞬間』の五段階説p73や、アドラーの「人間の幸福感とは共同体感覚によってもたらされている」p77なども登場する。

 

発刊した文藝春秋のサイト→ http://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784166610846


 いくつか備忘録として引用を以下に。

◇五木 人間にとって、笑いと涙は基本ですね p82

◇五木 高齢者の健康に関する注意事項には大きく二つあって、ひとつは転倒、もうひとつは誤嚥だそうですp143

◇五木 若年層と老人層の階級対立が激化してくるかもp147

◇釈 知恵や財力がある高齢者と、成熟期だからこそ登場してきたタイプの若者(シェアがうまく、公正さを大切に、強欲ではないなど)をうまくつなぐ回路があれば、いいモデルができるp154+つなぐツールとしてSNSp160

◇五木 宗教は死の問題を直視しなければいけない時代に…死後の安心を自分なりに納得できた瞬間に、この世でも人は人生に誇りをもって生きていけるp171

◇釈 ごく普通の家でサポートに工夫しながら暮らす方が、生活する力は落ちない、無理な延命治療は行わず、普通の家で生活していたら、息を引き取るその日まで暮らし抜ける人は多いp178


 この本を読んでいた9月18日(月)夜に、『ありのままの最期 末期がんの“看取(みと)り医師” 死までの450日』( https://www.nhk.or.jp/docudocu/program/92935/2935010/index.html )が放送されていたが、納得して受け入れる、ということについて、考えさせられた。

 また、昨夜(9月22日(金)は、BS1スペシャル「老いてなお 花となる〜織本順吉 90歳の現役俳優〜」( http://www.nhk.or.jp/docudocu/program/2443/3115254/index.html )で、娘が捉えた老俳優は、時には自分の思い通りにいかないことで怒る姿など、ありのままが映し出されていた。この番組のラストは、現在、放送中の「やすらぎの郷」を創設した芸能界のドン・加納英吉( http://post.tv-asahi.co.jp/post-22589/ )が登場するシーンで、21木に放送されていて、ちょっと驚いた。このシニア向けドラマも、いよいよ25からが最終週で、28金に最終回を迎えるが、どういう展開になるのか・・・脚本家の倉本聰が語った「老いを得て咲く花がある。そこにいるだけでいいのです」が、この番組のタイトルになっているようだ。


 土曜日中には、両親の誕生会ランチをしたのだが、延命治療はいらないと文章にしたとメモを見せてくれた母、財産分与については、兄弟でこうしたいと説明する父、さらっとした会話の中にも、いろいろと考えていかないといけないのだと痛感した。


{2017/7/16-19読了、記入は23土深夜〜24日}

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2017-09-17 『働く人のメンタルヘルス』 アドバンテッジ リスク マネジメント 

[][]働く人のメンタルヘルス 日経MOOK 01:04 働く人のメンタルヘルス 日経MOOKを含むブックマーク 働く人のメンタルヘルス 日経MOOKのブックマークコメント

 巻頭特集のストレスチェックを試みたが、行動は「相談」型で、熱意度は低エンゲージメント、ストレスチェックでは良好な状態とでて、これはまぁ、何とかなっているということか。

 日経MOOKとして、義務化されたストレスチェックの制度や背景など、コンパクトにまとめられている。そもそも監修にあたったのが、「企業のメンタルヘルスケア対策支援において国内トップシェア」とホームページで自己紹介している。


監修したアドバンテッジ リスク マネジメントのサイト→ http://www.armg.jp/

(ニュースリリースに、書籍紹介あり)

 

 ほぼ理解している内容ではあると思うけれど、改めて備忘録として

◇無駄や雑談や愚痴が職場改善の潤滑油p36

 また、先進企業事例として

内田洋行で、健康保険組合が保有するフィジカルにメンタルのデータを組み合わせ、新たな知見が得られるようにするp71というのは、いいと思った。

 どちらかというと、人事には影響させないとして、なかなかチェック結果の共有が図られ辛いようだが、本著では「広告」になっている部分の、「ストレスチェックは、実施後の集団分析が大切」という、うつ病研究の第一人者・樋口輝彦(精神科医)日本うつ病センター理事長の言葉が生かされることを願いたい。


 これを書いている17日(日)は、台風18号の進路を気にしつつ、朝刊に10月に総選挙という記事も出て、なかなか落ち着かないところではある。もっと記録したいところではあるが、午前零時を回ってしまい・・・寝よう!


{2017/9/17読了、記入は同日〜翌未明}

2017-09-16 『最も伝わる言葉を選び抜く コピーライターの思考法』 中村禎 著

[][][]『最も伝わる言葉を選び抜く コピーライターの思考法』 12:37 『最も伝わる言葉を選び抜く コピーライターの思考法』を含むブックマーク 『最も伝わる言葉を選び抜く コピーライターの思考法』のブックマークコメント

 伝え方が9割を読んだあとだけに、共通点であり重要なこととしては、「必要なのは想像力です」(p33)、「(ネットで拡散されるコピーで特性に合わせて選べばいいが)大事なのは、その共通点である人の気持ちをどこまで思い至れるか、です」(p288)「伝える相手のことをどれだけ思い至れるか、その想像力をいかに鍛えるか」が大事(p315)と繰り返し書いていることかと思う。


 著者の座右の銘も素敵だ↓

「自分がされたらイヤなことを人にしない。自分がされたらうれしいと思うことを、してみる」


 挿入されている著者のコラムで、養成講座から営業で入り、サン・アド転職で仲畑チーム、電通へ移籍という経歴の背景にどんな思いがあって何があったのか、挫折も含めて人柄にも触れることができ、好感がもてました。とりわけサン・アド転職で、本著の出版社である宣伝会議の養成講座のことをさらっと触れながら、「講師に肩身の狭い思いをさせないようにしたい」が、仲畑さんの目にとまったというところは、本気度でなく心に引っ掛かるかというエピソードとして納得した。


発刊した宣伝会議のサイト⇒ https://www.sendenkaigi.com/copy_shikou/


 いくつか参考にしたいポイントを引用して以下に。

ビッグデータを日本語に訳す・・・「大量の履歴」がしっくり。日本語で共有し誤差をさけるp135

◇頭で考えないで手を止めないで書き進めるうちに、ポロっと、無意識の中にあった言葉が出てくるp167

◇書く時はプロの目で、見る時は消費者の目で、選ぶ時は右目(個人的)と左目(客観的)の両目で選ぶp201

◇池上彰さんの『伝える力』はコピーライターの教科書にしてもいいと思うくらいp295

← 読書録には『伝える力2』 http://d.hatena.ne.jp/MrBooPapa/mobile?date=20130404

◇女子中学生が泣いたというコピー「新しく、なりたくて、なりたくて、なりました。新しいとらばーゆ

←このエピソードでうるっときてしまいました

◇「頑張れ」ではなく「チカラを出せ」(韓国語には頑張れがなく、ヒム・ネー)p306

 

 とても勉強になる。チカラを出していきたいモノです。

{2017/9/15-16読了、記入は18月祝}

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2017-09-15 『中高年がキレる理由』 榎本博明 著

[][][]中高年がキレる理由 11:47 中高年がキレる理由を含むブックマーク 中高年がキレる理由のブックマークコメント

中高年がキレる理由 (平凡社新書)

中高年がキレる理由 (平凡社新書)

 コンビニで並んでいて遅いと怒鳴る人、電車で肩がぶつかったと怒る人、確かに身近にたくさん、キレている中高年の方々を目の当たりにしつつ、自分でも確かにキレて爆発しかけることがある。著者はまず、キレるというコトバを「心のなかに裂け目が生じて、これまでえ保たれていた秩序が崩れること」p12と定義して、論を進めていく。

 本著を読み、その背景が整理してわかりやすく説明されていることから、メカニズムを理解して、冷静に対処することを認識するようにしたい。

 著者が終章のp193〜194で書いている以下のコトバを引用して紹介↓

◇「苦悩を経験してきた分、人間に深みが出ている。そうした成熟の価値を認識することで、ゆったりとした気持ちで日々を過ごすことができるようになる。それが、衝動に振り回されないタフな心をつくるには、もっとも大切なことと言える」

◇「新たな生のスタイルの確立が求められる、それによって人間の完成度が高まる、というように肯定的にとらえることだ。そして、内面の成熟に心を傾けるのである。スピードや量にこだわるのでなく、質にこだわるのである」

◇「人生の折り返し点を過ぎてから陥りやすい心理についてきちんと理解し…前もって知っておくことで、いざというときに効果的に対処することができる」

 これらの点を心にとめておきたい。


出版した平凡社のサイト→ http://www.heibonsha.co.jp/book/b217162.html


 備忘録としていくつかのポイントや用語を以下に引用メモ

心理学の理論「欲求不満−攻撃仮説」p37、思い通りにならないとキレる

◇人生の折り返し点=過渡期の危うさ、ポール・トゥルニエ著『人生の四季−発展と成熟』ヨルダン社p49

◇上昇停止症候群p55:人生の下降線をたどりはじめ、限界を思い知らされたときに生じる

経済成長も止まりポストが空く気配がなく閉塞感(p78)

+評価のため成果の数値化に抵抗、不自然な形で無理やりでなじめず、仕事の質の要素があると文句(p82)

+雑談が消え、個々にパソコンに向かって黙り、人間味のない職場に味気なさやストレスを感じる

◇アニマの投影p123:C・G・ユング他『人間と象徴-無意識の世界(下)』河出書房新社より、男性の無意識の中の女性像で、中年期に恋に落ちることも

◇中年期に、子どもの問題、夫婦関係の問題、老親の問題など、家族をめぐる葛藤が渦巻くp62

アイデンティティの問い直しで、もう少し自分を大切にして自分らしい納得のいく生活をしていきたいp129

+中高年男性に自殺が多いのは、仕事一筋から前提が取り払われ途方に暮れる

小浜逸郎『「男」という不安』PHP新書よりp145

+稼ぎ手役割を正当に評価してもらえない理不尽、一億総活躍社会に反発p157

リクルートジョブズ「求職者の動向・意識調査」で男女、1生計、2こずかい、3貯蓄までは同じだが、男性は4ローン返済、5経済的自立に対し、女性は社会とのつながり、自分の成長と目的に相違ありp160

 

{2017/9/14-15読了、記入は18月祝}

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2017-09-14 『伝え方が9割 2』 佐々木圭一 著

[][]伝え方が9割 2 10:52 伝え方が9割 2を含むブックマーク 伝え方が9割 2のブックマークコメント

伝え方が9割 2

伝え方が9割 2

 

 シリーズ累計では100万部を超えたという本シリーズ、読者にやさしく、名刺入れに入るポイントをおさえたカードなど、これは購入したら役立つ、という良い例なのかも知れない。また、実況中継・講義という内容も、まるで授業を受けているかのような臨場感があり、わかりやすい。

 今回は、「ナンバー法」(数字を言葉に入れるp198)「合体法」(二つを組み合わせるp207)「頂上法」(一番やトップp222)という、新たな3つの技術を紹介してくれている。すぐ身につくものではないのだが、「伝え方のレシピ」として、どこか頭の片隅に残って、うまく活用したいもの。

 何が最も大切か、ということを考えると、p144の講義でビジネスシーンで鉄板と紹介している、

「相手の好きなこと」「認められたい欲」 なのかも知れない。


発刊したダイヤモンド社のサイト→ https://www.diamond.co.jp/book/9784478028384.html

(伝え方が9割の特設)→ http://diamond.jp/category/s-tutaekataga9

読書録から『伝え方が9割』→ http://d.hatena.ne.jp/MrBooPapa/mobile?date=20140520


 思わず笑ってしまったのが、トイレのふたを閉めなかった夫が、「トイレのふたを閉めないと、金運が下がるってよ」という、「嫌いなこと回避」p49で、ぴたっと閉めるようになったという。実は自分もよく言われてはいるのだが、そういわれてもなぁと思いつつ、これって結構、一般的な夫婦・男女間の会話なんだと気付いた。急にスケジュールが変わることもあるけど、「ごめん仕事が入っちゃって。でも、もっと会いたくなっちゃった」p23というのは、相手が応援したくなる、相手の立場に立つ、という素敵な言い回しとして引用、メモ。「相手の立場に立つ」というのが、何より大切と思いながら、なかなか実践出来ない。

 口論になる場合は、だいたいが自分の頭の中をそのままコトバにして収拾がつなかくなることかとも思うと、ステップ3(p35)で紹介している、そのままコトバにせず、相手の頭の中を想像して、相手のメリットと一致するお願いをつくる、というステップが重要だと再認識する。

 このほか、ストーリーとして、なるほどと納得した言葉の事例をあと2つ引用

◇「万引きは犯罪です」→「みなさんのおかげで、万引き犯を捕まえることができました。ご協力ありがとうございます」→嫌いなこと回避で強烈な強制力p57

◇「危ないから、手をつないで」→「私ひとりだと不安だから、手をつないでいっしょに渡ってくれない?」→認められたい欲を使えば、手ごわい相手も期待に応えるp73


 なかなかうまくいかないことが多いのだが、本著に出てくるさまざなま手法を身につけ、「心理学でいう好意の返報性p94」を意識して、対応していきたい。

 

{2017/9/14読了、記入は18月祝}

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2017-09-13 『マウスより速くて簡単!!パソコン1秒操作法』 アスキー書籍編集部

[][]マウスより速くて簡単!!パソコン1秒操作法 おぼえて使いたいショートカットキー アスキー新書 230 23:05 マウスより速くて簡単!!パソコン1秒操作法 おぼえて使いたいショートカットキー アスキー新書 230を含むブックマーク マウスより速くて簡単!!パソコン1秒操作法 おぼえて使いたいショートカットキー アスキー新書 230のブックマークコメント

 

 知っていれば早くできるのに、なかなかついた癖は直らず・・・ではあるが、改めて学習する。どこか頭の片隅に残って、自然と使えるようになればいいのだけれど。出版は4年前で、win8までは想定。


007:コントロールにZで、直前の捜査を取り消す

038:★ウインドウズ+Eで、コンピューターを開く(知らなかった・・・)

043:★F2キーでファイル名変更

054:★ALTとエンターで、プロパティ画面を開く

061:コントロールとBSで、間違って変換した文字を元に戻す

066:ALTとひらがなで、ローマ字入力かな入力を切り替える

068:fnとendでウェブページの一番下、homeでトップに

073:ALTと矢印で、ページを戻したり進めたり

081:aLTとdで、URLを一発で全選択


発刊した角川新書のサイト→ http://shinsho.kadokawa.jp/product/p-311808900000/


 ワードやエクセル系では以下をメモ。

096:コントロールにBで、文字を太くする

114:★シフトとF3で、アルファベットの大文字小文字を変更する

115:ALTとコントロールにmで、コメントを設定する

134:ALTとシフトと=で、合計を自動計算

138:コントロールにシフト+¥や%記号、追加する


 また、8の操作のようだが、10でも使えるか?

017:ウインドウズにDで、スタート画面からデスクトップ画面に切り替え


 知っていると知らないでは大違い。なんとかワザを生かしていきたいもの。


{2017/9/12-13読了、記入は23土}

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2017-09-12 『巨大企業は税金から逃げ切れるか?』 深見 浩一郎 著

[][][]巨大企業は税金から逃げ切れるか? パナマ文書以後の国際租税回避 光文社新書 877 22:54 巨大企業は税金から逃げ切れるか? パナマ文書以後の国際租税回避 光文社新書 877を含むブックマーク 巨大企業は税金から逃げ切れるか? パナマ文書以後の国際租税回避 光文社新書 877のブックマークコメント

 パナマ文書については、知っているようで知らなかった情報が、この新書にはたくさん盛り込まれており、とても面白かった。

 さらに、ビットコインが、サトシ・ナカモトの書いた論文p92で、ブロックチェーンテクノロジーが偽造防止の特殊技術p103ということについても、言葉は聞いたことがあっても、概念についてはなかなか理解が難しい。

 競争原理を応用した信頼性確保で、検算参加者が自発的に行う採掘作業POWと呼ばれるということp107など、どうついていけばいいか・・・最小単位がsatoshiというのも、生みの親からきているp113ということは、わかった。さらにマイニングの7割が中国人に集中しているという事態p114は、驚いた。


 また、深層ウェブやダークウェブと呼ばれる領域が、世界の3割強をしめていて、犯罪者やテロリストが多く利用する、という実態には、恐くてなかなか近づけないがゆえ、本著で雰囲気だけでもわかったのは有益だった。TOR(トーア)ブラウザと呼ばれるアプリで、通信経路の暗号化が図られているというp125が、手を出すと危なさそうで、とてもでないが本著でうかがい知るのみ。


発刊した光文社のサイト→ http://www.kobunsha.com/shelf/book/isbn/9784334039813


 p166で、個人的自由を縦軸に、経済的自由を横軸にして、左翼と右翼リバタリアンとポピュリストが対角線で描かれる図(デイビッド・ノーランの思想概念図)というのは、いまの政治思想状況を考えると一つの軸の分け方で、妥当性はあるのかどうか?保守と革新、という対比を含め、どういう軸でものを見て考えていくのか、物差しがなかなか難しい。10月22日に投票が行われる見通しになった総選挙では、いったいどういう選択肢・対立軸が見えてくるのだろう。


 なお著者が、アメリカで起きている自由の失敗は、治安と教育で、いわゆる「刀狩り」と「教育機会の均等化」は、近代民主主義国家が打ち立てるべき二大看板だといえるp173、多国籍企業の行動が経済原則に陥る要因のひとつで、公より個を優先するリバタリアニズムがもたらす最大の弊害の一つp175という指摘については、視点してとても興味深く感じた。


 著者は、自由な情報の伝播が独裁政権が最も危惧するもので「インターネットは民主主義国家にとって、最も平和的な最終兵器なのである」p177とし、日本がサイバー法への国際協力を進めるべきp189という提言をしているが、高度情報化社会を迎えた今の時代、手としてはありうると感じた。


{2017/9/11-12読了、記入は23土}

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2017-09-08 『その「つぶやき」は犯罪です』 鳥飼 重和 監修

[][]その「つぶやき」は犯罪です 知らないとマズいネットの法律知識 新潮新書 572 22:41 その「つぶやき」は犯罪です 知らないとマズいネットの法律知識 新潮新書 572を含むブックマーク その「つぶやき」は犯罪です 知らないとマズいネットの法律知識 新潮新書 572のブックマークコメント

 具体的な事例が豊富で、ネットの世界でも、ルールを知らないと大変なことになる、ということがよくわかる。


発刊した新潮社のサイト→ http://www.shinchosha.co.jp/book/610572/


 覚えておきたいポイントを、いくつか引用

◇名誉毀損罪の成立は、公然と事実を摘示する必要があり、評価では扱いが違うp59、「おいしくない」と書いても微妙p65

←過去の判例でもいろいろな判断があり、事案によってなかなか難しい。このところ賠償額が高額化している印象はある。

◇引用が文章全体の主役になると、主従関係が逆転していると問題になる可能性もあるp107

+URL表示は著作権侵害ではないp109

←この読書録も、主従関係ということでいえば、これまでの投稿内容で、とても微妙なところがあるのかもしれない。と思いつつも、過去には著者の方が紹介したことを喜んでくれたケースもあった。気をつけていかないといけないと改めて肝に銘じる。

◇Tシャツにキャラクターが映り込んでいる場合、分離が困難で軽微な構成部分であれば著作権法違反にならないp118

←テーマパークやアミューズメント施設で写真を撮影したときは、このことも意識しておかないと。個人としてデータをもっているのはいいのだけれど、アップするときは慎重さが求められる。

◇裁判外で削除を請求する場合は、プロバイダ責任制限法ガイドライン等検討協議会の参考書式の使用を求められることがあるp153

←これをメモしたのは、今後そういうことがあったら、参考にしようということ。

◇上司が友達申請して承認を強要したりすると、ソーシャルハラスメントにp192

←“強要”することはないけど、申請すること自体にそう感じてしまう場合もあるだろうから、メッセージで補足説明をして、よかったらということは文言に入れているようには、しているのだけれど。

 

 ネットがますます影響力持つようになる中で、よくよく理解して心しておかないといけないと思った。


{2017/9/7-8読了、記入は23土}

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2017-09-07 『権力の秘密』 飯島 勲 著

[][]権力の秘密 小学館文庫プレジデントセレクト Pい1-1 21:28 権力の秘密 小学館文庫プレジデントセレクト Pい1-1を含むブックマーク 権力の秘密 小学館文庫プレジデントセレクト Pい1-1のブックマークコメント

 プレジデント誌の連載から2010年に書籍化された内容に、2016年に掲載された対談など含め再構成されたという。 六曜が記された手帳で日程を管理し、新聞の朝夕刊〆切時間や、大きな出来事などを意識しながら広報戦略を練るなど、なかなかなもの。


 当初の単行本のタイトル、”人生「裏ワザ」”の要素がたくさん盛り込まれ、社会をわたっていくうえで、確かに参考になるかと思う。このうち、わが子を大物にするには、最低の担任で鍛えられ、親はじっと見守り、よい名前を考える(p104-105)、というのも、先行きが見えない時代に、耐性をつけるにはなるほどという面がある。

 

発刊した小学館のサイト→ https://www.shogakukan.co.jp/books/09470002


 備忘録として、覚えておきたい技は、

◇チームワークを醸成する「傍受了解」p64、←机の配置や職場の雰囲気が大切

小泉総理は携帯を使わず、秘書室で情報共有。重要情報が外部に漏れない体制が強い組織p139

◇長くいい関係が続いたり、いい仕事に結びつくのは、「陰と陽」「静と動」というコンビp170


 9月は結構、たくさん本が読めたのだが、この読書録に記録できず、23土曜にこの分からまとめて書いているところではある。読了後の9月17日に、衆院解散選挙が報じられ、一挙に選挙モードに入った。

『臨時国会の冒頭 衆院解散の見通し 9月17日 2時23分』

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170917/k10011142751000.html

「安倍総理大臣が公明党の山口代表に対し、今月28日に召集する方針の臨時国会の会期中に、衆議院の解散・総選挙に踏み切ることを排除しないという考えを伝えていたことが関係者への取材でわかりました。安倍総理大臣は、今後、政府・与党の幹部の意見も聞き最終的な判断を固める方針で、内閣支持率の回復で早期の解散・総選挙を求める意見が強まっていることも踏まえ臨時国会の冒頭にも解散する方向で調整が進められるものと見られます」


 グーグルのニュース検索で、事前にこの雰囲気を伝えていた記事は、児玉克哉 SSI大学(インド)教授/国際平和イノベーション研究所長が以下の記事(9/15(金) 17:51)が、早い。8月には逆の見方を書いていたこともきちんと触れていて、今後も論評など注目していきたい。

https://news.yahoo.co.jp/byline/kodamakatsuya/20170915-00075802/

『一気に浮上した衆院9月解散、10月総選挙〜「山尾ショック」が流れを変えた』


 著者の飯島氏は、2014年12月14日に行われた衆院選の日程が決まる前に、在阪民放のテレビ番組に出演して、日程について発言して、ちょうど見ていたので、びっくりしたことを思い出した。

http://news.livedoor.com/article/detail/9425971/ 

『「12月2日に衆議院解散、14日に投開票」 安倍首相の右腕と言われる飯島勲氏がTV番組で暴露 2014年11月2日 21時15分』

 これまで、テレビでコメンテーターとしてもご活躍の様子、次の選挙ではまた、いろいろ登場される機会が増えるのかもしれない。

 著者は、日本の新聞のスタンスは「ほめない、反省しない、謝らない」で一貫しているp182といいつつ、選挙などで新聞をはじめメディアを最大限活用してきた戦術などが、本著の随所で伺われる。選挙情勢分析の記事の読み方などは、いまでも十分参考になる。


{2017/9/5-7読了、記入は23土}

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