日記

◆「アニメ調査室(仮)準備中」さんでの、「2006夏期終了アニメの評価」の調査に参加させてもらう。
http://anime-research.seesaa.net/
「終了番組評価」だけにしたのはシンプルでありわかりやすく、非常に良いと思う。
「評価基準」も、(良い、まあ良い、普通、やや悪い、悪い)と自分とこの評価基準とも近く、これまたシンプルでわかりやすくて、良い。
成功することを祈りたい。
では、以下参加。

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◆(概要)

2006夏期終番調査表
>評価する作品
だいたい80%以上視聴した作品のみ評価してください。

・視聴欠け、目安
1クール作品、約13本中、3本まで
2クール作品、約26本中、6本まで
3クール以上、10本まで
10本以下、2本まで
5本以下、1本まで

>評価基準
A:良い
B:まあ良い
C:普通
D:やや悪い
E:悪い

F:見切り(視聴はしたが中止、または見逃しが多い)

リストのx部分をA〜Fで置き換えて下さい
見ていない作品はxのままでいいです

>追記
リスト漏れがあった場合、数行空けて
「タイトル」,(カンマ区切り)評価(A〜F)
で追記して下さい
ほか、リストが分割されなければ何か書き足すのは自由
(総評とか、コメントとか)
ですが、こちらで引用することがあるやもしれません

記入が済んだら、御自身のブログ記事としてアップ後
コピペ元記事にトラックバックして下さい

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◆2006夏期終了アニメ調査

01 MAJOR 2nd season,x
02 THE FROGMAN SHOW,x
03 Fate/stay night,C
04 蟲師(BSフジ分),x
05 女子高生 GIRL'S-HIGH,x
06 錬金3級 まじかる?ぽか〜ん,x
07 魔界戦記ディスガイア,x
08 プリンセス・プリンセス,x
09 獣王星,x
10 リングにかけろ1 日米決戦編,x
11 シュガシュガルーン,x
12 学園ヘブン(AT-X),x
13 Soul Link,x
14 吉永さん家のガーゴイル,B
15 夢使い,x
16 BLACK LAGOON,x
17 RAY THE ANIMATION,x
18 西の善き魔女 Astraea Testament,x
19 ひまわりっ!,x
20 涼宮ハルヒの憂鬱,A
21 銀牙伝説ウィード,x
22 かりん,x


◆コメント
ちゃんと見れたのは、3作品だけか・・。


03 Fate/stay night,C(普通)
原作は未プレイなのであくまでアニメのみの評価ではあるが、ライトノベルのアニメ化などと同じく、原作の持つ圧倒的情報量を上手く映像化できなかった感じであった。
「文章表現」であるメディアのものを、「映像表現」のメディアへと変換する時に起こる「情報損失」をいかに少なくするかは、作り手の最大の課題であろう。
全体としてかなり淡々とした印象であり、話的にも絵的にもスピード感に欠ける感じであった。
多分、原作では描かれているであろう設定説明や心理描写やらがごっそりと抜け落ちているため、説明不足や描写不足を多々感じ、特に主人公である士郎の迂闊ぶりには呆れるところが多かった。
とはいえ、派手なエフェクトを使ったアクション作画などは見るべきところもあり、川澄綾子演じるセイバーさんが可愛かったのは非常によかった。


14 吉永さん家のガーゴイル,B(まあ良い)
縦横無尽に駆け回るキャラクターに、ちょっとハートフルでシリアスなストーリー、そしてスタジオ雲雀による躍動感ある画面作りと、深夜とは思えないお子様アニメ的な勢いのある作品で、なかなかに楽しめた。
斎藤千和若本規夫などによる勢いある演技も秀逸で、言葉の掛け合いも面白かった。
とはいえ、複数作画監督により作画統一での荒さなどが目立ったり、1クールで納めるために展開がサクサク進みすぎるがゆえに「間」がない展開は、ちょっともったいないところではあった。


20 涼宮ハルヒの憂鬱,A(良い)
先で述べた「文章表現」を「映像表現」にするうえで起こる「情報損失」を、主人公であるキョンのモノローグや圧倒的な密度での演出作画により表現したりすることで、ほとんどゼロにしてしまったあたりの京都アニメーションのクオリティの高さは流石に感服させられた。
原作好きとしては、これだけの映像化を果たしてくれたことは素直に感謝したいところ。
とはいえ、原作を時系列でなくシャッフルして放映した構成はケレン味はあったが、未読者には辛い構成であり、なにより第1巻の「憂鬱」の疾走感がなくなってしまったのは、残念極まりないところではあった。
正直、普通に時系列どおりに放映して欲しかった。