グレイスン!コーヒータイムだっ!

よしつねはもっぱら、紅茶党なので、よほどのコーヒーでも、
『紅茶の優雅さと気品には負けるよな』
なんて思っていたんですがねぇ…。


とは言うものの、よしつね、ちゃんとドリッパー*1も持っていますし、豆の知識も最低限のところは持っているのですが…やっぱり、紅茶には敵わないよな、と思っていたんですが。


例外中の例外として、ハワイコナ*2で淹れたコーヒーは好んで飲むのですが、これが、日本ではなかなか手に入らないし、そして高いんですよね。


んで。
うちの店舗の陳列確認をしていたところフレーバーコーヒーというのを発見したんですよ。
これ、いわゆるブレンドコーヒーなのですが、ハワイコナをベースとして、チョコレートやらバニラ、クリーム、アーモンドなどで薫り付けし、ほんのり甘みのあるのが特徴のコーヒーなんですよね。
紅茶好きの僕にとっては、理想的なコーヒーです。


最近、これに砂糖やミルクの代わりにハチミツをたっぷりと入れて飲むのがお気に入り。
ハチミツも純粋ハチミツを入れると、甘くなり過ぎず味に幅が出ます。
コーヒーの酸味や強すぎる薫りが苦手な…特に女の子にもお勧めできる豆であり、飲み方です。
興味があれば、お試しアレ。


次は紅茶の話をしようかな?

*1:コーヒー豆を挽いたものを、抽出するための道具。紙のフィルター内にコーヒー豆を入れ、ドリッパーにセット、その上からお湯を注いでコーヒーを淹れます

*2:文字通りハワイ原産のコーヒー豆。独特の甘みとコクがあり、普通のコーヒーしか知らなかった僕にとって、初めてコーヒーって美味いと思わせた、まさに変り種

久々ににゅーあきばどっとこむを漁っていたらこんなの。



バーチャファイターのランク上げでも同じような、店員による不正と言うのが問題になりましたが…やっぱり、ゲームというのはフェアである事が楽しさを共有する鍵だと思うのですが。
確かに、升で無茶苦茶してみたい、というのもありますけれど、それってば、もう散々ゲームを遊びつくして、裏も表も知りぬいた後にPARでメディアをオーサしていたらこんなんでました、と言うのであればともかく、初めっから有利な条件って、ゲームとしての面白さはそこに無いと思うんですけれどねぇ…。


そういう意味では、バーチャファイターの件もアイドルマスターの件も、最低限の努力をしている分、単純な升とは訳が違うのではありますが…いずれにしても、アンフェアイクナイ、と思われても致し方ない。


んで。
さらににゅーあきばどっとこむを漁っていたら、こんなんでました。



こんな愉快なぶっ壊れ方をしていた、アソビットシティも今は…。いやはや、残念。
規模縮小でも是非とも頑張ってもらいたい。

劇場版 機動戦士ZガンダムIII 星の鼓動は愛

エマ・シーンって何時から萌えキャラになったん??
…と、いきなりぶっ飛ばしている感想から始まりました。
クオリティはIには若干劣るものの、かなり高いです。んでも、人に積極的に薦められない面も多々あります。そも、Zガンダムが好きだったり、TV版を知っている人には、とりあえず見ておけばいいと思いますが…。
その理由は、以下のネタバレで。
念の為に改行。






















ええと、今回の劇場版は比較的クオリティは高いです。I程じゃないんですが、丁寧に作ろうという、明確な意思は受け取れます。
作画の面では、件のイデのゲージは殆ど無くなり、計器類がまたちゃんと意味のあるものになったのが個人的にはとてもプラスのポイントです。
そも、モビルスーツは嘘の塊ですので、こうした所で補完してあげないと、とっても陳腐に見えてしまうんですよね。特にスーパーロボットよろしく一点もの巨大決戦タイプでなく、量産兵器型のロボットというのは、作りこみを感じさせるのが好ましい。
しかし、それ以外の…特にTVシリーズのカットと新作のカットのギャップが「最初のうちは」激しいです。後半以降になると、TVシリーズのクオリティも物凄く上がっているので、あまり気にはならなくなりますが、それでも…。
ちなみにこの、作画レベルの差は、ファーストガンダムの劇場版でも言われている事でした。富野ガンダム劇場版の宿命ですね。


さて、肝心のストーリー展開。
これが、この映画を人に薦められない最大のネックです。
特に、Zガンダムの終盤はエゥーゴvsティターンズvsアクシズの敵味方入り混じり、時には裏切り、時には手を組むという複雑かつ濃厚なストーリー展開なのですが、初見の人には全くと言って良いほど理解できないでしょう。
但し、知っている人には「おっ!?」と思わせる演出もあります。
例えば、オーラスのコロニーレーザー内部での百式vsジ・オvsキュベレイのバトルは、TV版では百式コロニーレーザーを潰す、という展開がジ・オがコロニーレーザーを潰す、という展開になっており、これはTV版を知っている人へのファンサービスだと思います。


個々のキャラクタへ目を移しましょう。まず男性陣。
ブライトさんとヘンケンさんが相変わらずのかっ飛ばしぶりで微笑ましい、特にヘンケン艦長とエマさんの掛け合いは解っていても笑えるという点で、偉大なカップルだと思いました。
んでもって、シャア。
TV版では明確にならなかったシャアの想いがはっきりとネオジオンへの系譜として見えたのは、ちょっと意外な感じがします。富野監督、逆襲のシャアが好きだったのかな?
そしてカツ。なんだこの、尻の青いクソガキは?こんなクソガキが万が一にも身近にいたら、ウォンさんでなくても修正してます。
最後にカミーユ
素直すぎて、逆にヘンな印象を受けました。適応しすぎというか…ウォン・リーだろうがシャアだろうがエマ・シーンだろうが誰彼構わずガブガブ噛み付くカミーユが懐かしいです。エキセントリックなセリフが無かったわけでなありませんが、それ以上に愚かなカツという存在が、カミーユのヤバさをすっかり中和しちゃってます。富野アニメにあるまじき素直さは、かなり新鮮でしたけれどね。しかし…彼の女性への想い…というか好みは全く持って不明。


次に女性陣。
ただでさえ、お子様(ファ・ユィリィ)、オールドミス(エマ・シーン)、尻軽女(レコア・ロンド)という、女っ気以前に人格的にアレなアーガマのクルーですが、レコアさんがさっさとエゥーゴを裏切り、エマさんはヘンケン艦長に落とされるというのはTV版の通り。
TV版放映当時は全然理解できなかったのですが、レコアさんの気持ちも今ではちゃんと理解できている自分に軽くショックを覚えました。
それよりですね、エマさんのハイパー萌え化は、狙いすぎだけれどずっぽりはまりました、よしつね。
「ああっ、また弾倉を足に当てちゃった。私って駄目ね。」ってあざとすぎるにも程ってモノがあるが、それでもひっかかったよしつねがそこにいましたよ、ええ。
ヘンケン艦長との掛け合いも、TV版では「優秀なだけに恋愛経験無しのオールドミス」「豪気・豪胆が取り柄で女性に不器用な典型的なリーダ」という、ギクシャクしながらも微笑ましい恋愛が夫婦漫才が板についたという感じです。この辺もまた、エマ・シーン萌えキャラに一役買っていると思います。
…ところで、ロザミアは?おっきなおねーさんに「お兄ちゃん♪」はハァハァなのにぃ!


やっぱり書かねばなるまい、ラストシーン。
エマさんが死んで、カミーユが決意するシーンから、ファに流れるというのは、TV版を知っていようがいまいが、かなり厳しいと思う。
でも、ウェイブライダーがジ・オに特攻して、その後に機首が折れて無くなったウェイブライダーがジ・オの爆発で流れて、人型に変形するシーン*1は本映画屈指の見どころだと思います。「動いた…!」とつぶやくカミーユ。ここまでは最高だったけれど、ファにぎゅうぎゅうするシーンは、僕としてはちょっと違和感がありました。富野監督らしいけれどね。この演出。
んまぁ、確かにカミーユはTVと異なり、エマさんの尻を追っかけ続けるような事は無かったのですが、それでも違和感が…逆に、レコアさんに妙になついていたので、TVのエマさんの位置にレコアさんが納まっているものだとばかり思っていたのです。


総括と言うかまとめと言うか、よしつねの個人的な思いとして。


僕は別に、オリジナルキャストに拘らずとも、ノスタルジーに頼った作品であろうとも、自分にとって心地良ければそれはそれで良いのですが、富野監督の毒入り説教成分が薄い作品は、僕にとって、あんまり心地良くなかったというのが本音です。
また『星を継ぐもの』のクオリティで最後まで製作してくれたならば、評価は更に高かったのでしょうが、どうしても時間不足、練りこみ不足の部分が気になる次第です。
そして、声優関係のごたごたは、ファンとしては、作品と全く関係ないところで発生した問題なので、これを露呈したのはどうかと思います。
個人的に評価が高い点は、Gacktが全篇の曲を提供した事。これは予想以上にしっくりきていましたね。ファンによる援護と言うのは重要と思いました。


やっぱり、白富野で面白かったのはキングゲイナーだけなのかなぁ。
悪くは無い、けれど人に薦めるのが難しいのが劇場版Z、です。


とりあえず、全三部作手に入ったら、もう一度見直してみるつもりです。

*1:未だかつて、これ以上にZガンダムの変形を設定通りに表現したものはないので、メカ好きであれば一度は見ておくべき