
開発はセガAM2研*1が担当。総合プロデューサーは鈴木裕氏。
1993年12月に第1作目がアーケードで稼動開始。世界初の3Dポリゴン格闘ゲームで、その後登場した「鉄拳」や「DEAD OR ALIVE」の先駆けとなった。1994年11月にリリースされた「バーチャファイター2」は爆発的な大ヒットとなり、日本各地で大会が開催され、有名プレイヤーの新宿ジャッキーやブンブン丸らはマスコミに取り上げられるなど一種の社会現象を巻き起こした。
従来の2D格闘ゲームと一線を画した、リアルで生々しい動きが特徴で、実在の格闘技がリアルに表現されている。操作は8方向レバーとパンチ・キック・ガードの3ボタン。リングアウト制が導入されており、相手を体力を0にするかリングアウトさせると勝利となる。
「3」で画面奥や手前に移動できるエスケープボタンが採用されたが、「4」以降はレバー入力による軸移動が導入された。また、「4」からはカードによるデータ保存、「VF.NET」を利用した段位認定やキャラクターカスタマイズなどが行えるようになった。