スペシャル2つのリニューアル

スプラトゥーン3、新シーズンが始まりました。
とりあえず、新しくなったグレートバリアやサメライドをガチルールで色々と試してみましたが……これは、良い改造!
まずは、スパイガジェットでサメライド。基本はトラップで足元を邪魔しつつ、ここぞというときはサメライドで逆転を狙い……たい。やっぱり起動時のタイミングと相手との距離感が大事です。軌跡が塗られるのは塗り足しになって助かりました。
それから、わかばシューターでのグレートバリアをガチヤグラで試してみました。ヤグラの上にグレートバリアを置くのは基本的な戦術ですが、やっぱり足元を塗り直さなくてよいのは効率が良くなりますね。マップを使ってジャンプしてくる時も、グレートバリアでのビーコンなら安心して飛べます。
今までどうしてこうしてくれなかったんだい? ブキチ兄さんよー……、ってな感じですね。色々可能性を感じたので、これからも試していきたいです。

こんなに他人目線の

毎月1日は、映画館の割引が盛んな日です。
そこで、何か見ようと思って探してみて……映画『関心領域 The Zone of Interest』を見てきました。こんなシチュエーション、見たことがないと思ったのです。
第二次世界大戦中のドイツに、それはそれは理想的で平和なご家庭があった……というお話です。
そのご家庭は、日本の庭付き一戸建てなんてレベルじゃないです。花が咲き誇る広い庭、家庭菜園、さらに広い温室、子ども用プール、家の中にもお部屋が何室もある。犬を飼っていたり、メイドさんもいたりする。元気な子どもたちを育てるやり手のお母さん。お父さんもかなり偉い人らしい。近くには川が流れており、夏場はカヌー遊びや釣りもできる。
ただ、この家の塀の向こう……お隣の施設はあのアウシュビッツ収容所だった……という、うそのようなお話。
彼らは史実として本当に居たみたいですし、彼らの家も本当にあったらしいです。つまり、実話を元にしたストーリー……らしい。細かい展開まで一緒かどうかはわかりませんが、収容所の近くの良い庭のある家に所長一家が住んでいたのはどうやら本当らしいんですね。映画のパンフとか読む限りでは。
アウシュビッツ強制収容所
私は人類史上最悪の汚点のひとつだと思っていますが、もちろんそこで働いている人もいたんだ……というのが本作での最初の気づきでした。そして、その人にご家族がおられたことも。
作中の会話から、この家が建つ前はただの平地だったそうで、3年掛けて理想的な空間に育て上げたのは奥様の手腕。旦那様の職業は、隣の収容所の所長さん。彼も収容所の建設や運営に当たっては相当デキる人だったらしい。
そう。あの収容所の中で行われている恐ろしいことは、彼らにとってはメシのタネ、ビジネス(作中でわざわざそういう言い方してませんけど、肌感覚でわかります)。
いかに効率的にたくさん焼いて(要は殺して)処分するか、とか。
収容作業で得た(要は奪った)すてきなお洋服を山分けしたり……とか。
いわゆる囚人って、言わずもがなですが……ユダヤ人の皆さんなんですけどね。彼らの姿はほとんど描かれません。でも、殺したり奪い取ったりしているのですよ。そんな野蛮にはとても見えなくて、みなさん、極めて人間的で文明的な生活を謳歌されています。
子どもたちは小さな人形で戦争ごっこしたり(妙に人事がリアルだった)、ヒトの歯(え?)をおもちゃにしたり、川遊び(流れて来たものでパニックに……)とかでのびのび過ごしています。学校にも通っています。
なんか、あまりにも徹底的に日常系な描写が続くので、隣の施設の存在を忘れそうになりますけど。会話の端々や、外から聞こえてくる様々な音、隣の建物の煙突の煙、外をよく通る軍人さん……などなど、隣は間違いなく最悪の軍事施設。とくに音に関しては相当気を遣って作られたようでした。あんな怖い音響ってない。
はたから見て天国すぎて、でも、間違いなくそばに地獄があって。視聴感覚がおかしくなりそうでした。作中、良い家だからと呼び寄せられた奥さんのお母さんがそっといなくなったのは、やはり同じような感覚に陥ったのでしょうか?
そんなある日、軍から旦那様に人事異動の命令が出されて……。
あとはネタバレになるので割愛しますが、この作品、テレビやDVD、ブルーレイでは伝わらないと思います。この奇妙な生活での、生活音そのものの音響、それが大事なので。映画館が本当におすすめです。
今もウクライナとロシアなど、戦争は起きています。でも、日本人の私としてはやっぱりどこか他人事というか。
それって、この家族と何が違うのだろう?
災害もそうですよね。日本は災害大国ですが…どこまで自分ごとにしているでしょうか?
アウシュビッツ強制収容所を、こんなに他人目線で描いた映画は初めてでした。
ホラー映画じゃないのに怖かった。
興味のある方はぜひ、お早めにシアターへ!

スーパーバリアといっても良いのでは?

もうすぐ、次のシーズン・インするスプラトゥーン3。
予定されているアップデート内容をチェックしていたのですが……。
新ブキよりも気になったのは、グレートバリアの強化。
バリアを張った中を瞬時に塗ってくれる……?
つまり、追い詰められた時にバリアを張ると即座に回復ゾーンにできますし、味方が飛んできてくれるかもしれない?
ナワバリというよりガチエリアで重宝するかも。
あと、ガチアサリでゴール前に張ったら面白いかもしれません。……そこまで行くのが大変ですが。
ともあれ、これはスーパーグレートバリアって言っても良いかも?
それから、(自称)サメライダーとしては、サメライドでレールが塗られるのも気になります。こちらはガチホコでの先導に使えそう。ただ、やはりサメライドの致命的な弱点は乗ろうとした瞬間や爆発後の隙です。その点はおそらく変わらないでしょうから、サメライドのご利用は計画的に。
あとは多くのステージが改装され、新ステージもできますね。このあたりは出来上がってからのお楽しみ。
なお、個人的にプロモデラーの新型を毎回期待しているのですが、今回もハズレでした。このシリーズ、ガチエリアや各イベントなどで塗り固めたいときにはものすごく重宝するので、もう1振り欲しいんだけどなあ。

裏世界ピクニック、9巻(小説の方)

「裏世界ピクニック」の9巻発売につき、今までの1〜8巻が読み放題サービス(Kindle Unlimited、auブックパス読み放題、BOOK☆WALKER読み放題)で2024年6月30日まで無料だそうです。
マジで太っ腹っ!
発売記念って事でイベントもやるらしい。どうしても外せない先約があって行けないのがもどかしい……。残念。
この世にはやっぱり不思議ってあると思う。
この作品での不思議な出来事にはそれぞれ『実話怪談』というモデルがあるそうで。現実世界で、インターネットなどで語られた、不思議な体験談の数々。
でも、それは単なるネットのウワサ以上に。やっぱり本当にあったかもしれない。実話怪談とか知らなくても、神隠し的な話とかは単に伝統的な伝承以上に本当にあるんじゃないかと思う。
現実にも時々起きている、急に人が行方不明になる事件。
迷子、事故、誘拐など、人為的に説明が着くのがほとんどだとは思うけど、中には異世界や異次元、並行宇宙のような場所に…ってこと、あるのかもしれない。妖怪や人外の存在とか、実は本当にいるのかもしれない。
あるいは、自分も説明のつかない不思議なことを経験したことがある。あれは何だったのか、何年も経っているのに今でも気になる……。
そんなことを思ったことがある人は、読んでみてほしいな。
マジで面白いから。今ならタダだし!
ちなみに、自分は両方です。宇宙人や妖怪とかは実際にいてもおかしくないと思っていますし、自分も不思議な経験をしたことがあります(詳細はプライベートなことなので控えます……なんてね)。

……というわけで巻を重ねて重ねて重ねて重ねて………いよいよ第9巻!
以下、読んだ感想を。9巻に関してはネタバレできるだけなしです。
9巻での具体的なことは控えて心象だけで語りますと。
一言でいうと、るなちゃんのエヴァンゲリオンをやったような感じ。……あ、うーん、……絶対意味わからないな、これじゃ。
通過儀礼、自分が自分になるためのやらなきゃいけないこと、成人式。なんかそんな感じの巻でした。
るなにとっての。
碇シンジくんのあの時みたいに。
今思うと、8巻が空魚と鳥子のそれだったのかもしれない。
で。
ひとつどうしても気になっているのは、さつきさんのファンガールがこれだけで済んでいるのか? ということ。
なんてったってアルファフィメールの異名を持つあの人だからね。
空魚が葬儀で宣言した「みんなまとめて面倒見る」って本当にできるんだろうか?
他にもいるとしたら……手が足りない気がする。物理的にも、精神的にも。
っていうか、さつきさんとは別の意味で空魚ちゃんも大概にしろって感じだしなぁ……。鳥子も苦労するわけだわ。天然タラシもいいところ。
そもそも論。裏世界の意識は空魚を狙っているのは明白なわけで。どう考えても完っ全にターゲットにされてる。ってことは、裏世界そのものをタラシ込んでるのはむしろ空魚ちゃんの方じゃないか? これ、本人に言ったら絶対怒られる…‥とは思うのだけど。
仮に、好きな人には何らかのちょっかい、接触、コミュニケーションをしたいものだ、というのが真だとする。
だとすると、裏世界に意識があるとして、空魚があんだけ色々とちょっかいを出されているのは、裏世界に惚れられてしまったからだと思うんだよね。……鳥子の方より空魚の方が。
鳥子は勝手に裏世界に迷い込んだりとかはしていないみたいだし。さつきさんを探したりとかで自分から向かっていく事はあったけど。それもさつきさんに裏世界への行き方を教えてもらったからできた事で。
空魚ちゃんの場合は廃墟探検をしているうちに大宮の廃屋に辿り着いてしまい、ドアを開けたら裏世界に着いてしまった……んだったな。
つまり、裏世界への行き方なんか知らないのに自分からドアを開けた。っていうか、裏世界の存在なんか知らなかった。
ただし、ただの廃墟マニアだったわけではなくて、別の世界を求めていた。だから実話怪談には詳しかった。ないはずの世界が実はあるかもしれない、という実証の手がかりになりそうだと思っていたから。実話怪談は、いつどこで何があった、というのが、ある程度だけどたどれるから。怖さよりもその実証性が頼もしかった。
そうなると……ある意味で、空魚は裏世界と相思相愛みたいにも見えてくる。
お互いに求め合っていたんだから。
こりゃ、鳥子は恋敵がめちゃくちゃ強いヤツってことになっちゃうなあ。裏世界そのものが恋敵とも言えるとすればだけど。
空魚自身にタラシの自覚がゼロだから余計に大変だわマジで。
まー、これで自覚があったら相当イヤなヤツだけどね。でも、鳥子が空魚に時々バイオレンスになるのはわかるわ。鈍すぎるよマジで。いい加減、分かれよ……。たまに他の人に無自覚でかっこいいのマジでやめてくれよ……って、なるわな、うわぁ。天然ジゴロの彼女ってマジで大変そう。ご愁傷様です。がんばってくれ。キミじゃなきゃ無理だから。
さてと、この作品世界の枠組みが相当見えてきた巻だったけれど。
発売予告にもあった通りの対裏世界訓練や、小桜さんのもくろみ……なども、続きが気になるけれど。
この話、最終的にどこに辿り着くんだろうか?
探検の末に空魚と鳥子が裏世界に溶け込んでしまって終わり、とか、そんなつまらないオチはないだろうし。
『向こう側』の親玉の意識との対話……のようなイベントがこの先に待っていそうな気はする。
でも、本性が戦国武将な空魚のこと、単なる対話で済むとは思えず。
最終的には裏世界そのものを乗っ取りそうな気がするんだよな。例えば、まともな人間の意識を持ったまま、自力で裏世界へのゲートを作る能力を身につけてしまったりだとか。それくらいはやれるようになりそう。
鳥子は鳥子で、例えばDS研の患者さんを治せるようになりそうな気がした。
るなは…‥できることの可能性が大きすぎてまだわからない。今回の大活躍は本当に驚嘆しました! キミ、本当にすごい子だよ! 自信、持ちなよ!
まあ、全部、完全になんとなくだけどね。
この小説がRPGでクリアレベルが45〜50、レベルマックスが99だとしたら、今回、空魚も鳥子も少なく見積もってレベル30くらいまでは来てしまったんじゃないか、っていう感じはした。3話入りで1冊だったけど、1話目で既に。なんというか、裏世界のプロとしての貫禄のようなものを感じたので。ファミコンドラクエ3でいうところの、バラモスを打倒してのアレフガルド発見のあたりまでは来ていそうに思った。あれもある意味で裏世界に落ちる話だし。
だいぶ前の巻で、小桜さんを花に変えたようなこともあったし、やっぱり空魚ちゃんは裏世界の王にいずれなれそうな気がする。あんなの、普通の人には出来ないからな。多分、鳥子にも出来ない。さつきさんレベルじゃないと。あとは別の意味では辻さんとか?
裏世界の王……それが本人の望みかどうかはわからないけれど。全てを探索し尽くしたら絶対つまらないしなあ。
ただ。
もしも空魚と鳥子、それからるなや小桜さんたちの活躍で、将来的に裏世界の制御システムができたりとかの無害化に成功したとしたら。
この小説の世界から不思議が無くなることにもなっちゃうなと。
これ、何も本作に限らずあることで。レベル99になってしまった後のRPGでは、もうやることがなくなった感覚。
まあ、そこまでは無理でも、自分の力の限界まで来てしまったあとの虚しさ………みたいなもの。
それが来たらこの子たちはどうするんだろうなと。
そこまで果てが浅い世界ではなさそうだけれど。
やることがある状態が続くことを求めるあまり、レベル99をリセットして最初からやり直すゲーマーの人がいたりするけれど。そういう裏世界ジャンキーにはなってほしくないな…。
さつきさんがああなっちゃったのは、多分、たった1人で無茶な冒険の末、レベル99以上を求めてしまった成れの果てじゃないかと思ってる。
空魚にはせめて正気の人間でいてほしい。マジで。じゃないと作者さんが物語を綴れなくなっちゃいそうだし(メタ発言)。丸々1冊が異言の小説になっちゃったら、現世で読める人はいなくなってしまうから。見てはみたいけど……実際問題、売れなくて困るだろうな。
鳥子と小桜さん、るながアンカーであり続けられますように。前巻の膝枕事件って、あれはるながアンカー役だったもんなぁ。るなは懐の深さに誇りを持っていいよ! 贖罪は分かったから、もうこれ以上の無茶をしないで、元気を出してほしいな。本当にご自愛くださいよ。
さてと。
前巻では鳥子、今巻はるなのバックグラウンドがかなり掘り下げられた。
空魚も前に振り返ってはいるみたいだけど、あの「赤い人」事件のこと、もう少しきちんと解明しておいた方がいいような気がしている。
あれ、どう考えても裏世界案件だし。
無意識に灯油を用意させられて、それが不思議なことでもなんでもなく当然のことだと思っていて、あるタイミングが来たら火を用意して着火しようとまで思っていた……。
いや、絶対おかしいから、それ。
それから、普通の人にはドッペルゲンガーはいないからね。空魚には当然でも。
普通の人になれって話じゃなく。空魚が特殊な、なんというか【そういう人】なのはわかるので。
ただ、逃げずにもう少し解明はしておいた方があとあと良いような気がするってだけ。特殊なのはもうどうしようもないしそれはそれでいいから。
彼女は自分自身にもファーストコンタクトをやっておいた方がいい。心の奥の事情が他の人には説明できなくても、鳥子(超重要!)と読者(さらに重要!)にだけは共有してくれたらいいからさ。
読者としちゃそう見える。
鳥子と出会う前の記憶があまりないって言っていたのも気になるし。バディが見つかって人生がハッピィです、っていうシンプルな話とはとても思えないから。
人の気持ちが分からないというか、前巻から語られている恋愛や家族愛への疑問っていうのも、普通の人とは違いすぎる。
これは特殊な家庭環境だったからっていう育ちの問題だけだろうか? 本人の素養にも思える。
もしかして、空魚は裏世界から生まれて来た人間なのでは? 霞ちゃんとは別の意味で。
ううう、このストーリーについては書き始めると尽きないけれどこの辺でいったん筆を置きます。
いやもうマジで、9巻、本当にすごい世界でした。
具体的なネタバレを控えても感想がこの分量ですからね。
次巻には空魚についての話も改めて期待したいです。
彼女は本当に何者なんだろう?
何故、怪談(というより実質的に裏世界)に対して同担拒否になっていたんだろう?
こんなに主人公に謎が多い作品も珍しいわ。
というわけで、繰り返しますが今ならタダだから。不思議に出会いたいそこのアナタ、とりあえず1冊おためしを……!
P.S
コミックス版も楽しいですよ!

かの聖闘士星矢が海外プロデュースで蘇っていた

GW前まで知らなかったのですが、配信で聖闘士星矢が3DCG作品として星矢の登場から黄金十二宮編までアニメ化されていました。制作スタジオこそ東映アニメーションさんですが、プロデュースはどうやら海外資本、Netflixさんのようです。日本へは逆輸入のような形になっています。
この作品、GW中は体調不良で出掛けられなかったので最初から一気に見ていましたけど。
いくつかあった独自の設定もなかなかこれはこれでありでした。例えば聖衣がたたまれてパンドラボックスに入る以外に、小さなチップにまとまる機能があるというのは現代的で合理的なアイデアですし、CGとはいえ作画の手間も段違いでしょう。それに、沙織さんのお爺様のご友人が人工的な聖闘士を育ててクーデターを画策するのも洋画的で面白かったですね。ヘリやミサイルと聖闘士が闘うとか、マンホールのフタがいいキャラクターしているとか、海外プロデュース版の現代星矢であるならアリでした。これが2Dのセル風作画であれば違和感あったと思うんですが、3Dなので別の作品として楽しめます。原作をリスペクトしながらも、2020年代の星矢として、エンターテイメントとして描くのであればこの方向は正しいかなと。
星矢って、当初は反発していた沙織さんと星矢たちがお互いの熱さと正義感により惹かれ合い、アテナとその聖闘士としてド根性と友情と小宇宙の燃焼により下剋上していく話……という軸があると思います。そこへさまざまな人物や聖域の思惑、野望、宿願が絡み合っていく話かなと。今回のバージョンもそのあたりやキャラクターの主軸・根幹が非常に大事にされているという印象を受けましたので、多少のアレンジでは揺るがなかったなと。
アレンジ、たとえば発表当初は物議を醸したらしい、アンドロメダ星座の瞬の性別変更。
これ、初見だけは違和感ありましたけど、瞬の本質的な、人間的な優しさと強さっていうキャラクターは性別を超越したものがありますから、話が進むとほとんど気にならなかったです。
一輝との兄と弟の関係も熱かったですが、兄と妹にするのもアリだなと。
むしろ、後半でカメレオン星座のジュネさんとの絡みが増えますので、百合っぽくなって、これはこれで逆に熱いものがありました。
それから、魔鈴さんだけ仮面を付ける演出になっている件。原作では女性の聖闘士は仮面を付けなくてはいけないという掟があるのですが、この辺をグチャグチャやってしまうと今の時代に合いませんし、海外ではウケなかったかも。性差別的というか。ここをバッサリと整理して話のテンポをよくしてさらに魔鈴さんのキャラ付けに繋げる。なるほどなあと。シャイナさんの独自のメイクも悪役の女性プロレスラーみたいでカッコよかった。カシオスの忠義ある最期も良かったです。
原作を知っているなら、これはこれで別物、として割り切って見れば本当に見所は多いです。聖衣や背景の質感、アクションの凄さ、すっきりまとめ直されて分かりやすくなったシナリオ、時々入るアメリカンジョーク、声優さんの演技力……。良いところが多いのですが、原作原理主義になるとこういうのが逆に違和感になって楽しめないかもしれませんね。
今シリーズでは特に、話のテンポの良さが素晴らしい。毎回23分なのに、40分とか60分位見たような気になるくらい。前後半の間にタイトルロゴが入るのですが、え、これまだ前半? って毎回思ってましたから。画面が緻密で情報量が豊富だから余計にそうなるのかもしれません。
今週の配信回で、いよいよ教皇の間に星矢が到着しました。苦難の多かったこの闘いもいよいよ大詰めです。いったい、偽教皇こと双子星座のサガの身にあったこととは…? そしてアテナこと、沙織さんの命は助かるのでしょうか? 地上の平和はどうなるのでしょうか。
もちろん、オチを原作では知っているのですが、それでも楽しみになっています。
ただ、この作風では海王ポセイドン編以降は要らないかな……あるかどうか知らないのですが。多分、ここで終わったほうが名作になると思います。
小宇宙を燃やして駆け抜けろ! 頑張れ、星矢!

スプラトゥーン3フェス「明日世界が終わるとしたら?」

「明日世界が終わるとしたら?」フェス、終了しました!
結果はアプリNintendo Switch Onlineからこちらの通り!

ウツホさん推しの「やりたいことを全部やる!」で決まりました!
自分のやりたいことに積極的なみなさま、おめでとうございます!
さて、自分はマンタローにほだされて、「助かる方法を探す」陣営だったのですが。
うーむ、今回はメンバー割合が「全部やる」陣営に思いっきり偏りましたね。半分がそちらでしたから。
その点「いつも通り過ごす」マイペースなみなさまも頑張った。結構惜しいところまで行ってるんですよね。
ちなみに、自分の体感ではというと。
この週末は別件で忙しかったので、あまりプレイできなかったので。
トリカラバトルは10回しかやっていませんが……それでも、うち9回が攻撃陣営でした。ものすごく偏っていました。防衛陣営のときが1回だけ回っては来たんですが、他の人がサーバーから落ちてしまって中止に。結局、今回は防衛陣営を1回もやれなかったのとほぼ同義。
ただ、バイガイ亭のトリカラって、防衛側が異常に有利に感じたんですよね。マトイを2本立てられたことがほとんどなくて。あれ、攻略法ってあったのかなあ……。まあ、一応、攻撃側がスタートから直進した時の、防御側の向こう岸との間の下の階は見落としがちなので、そこから攻めるのは一つのアクションとしてアリだったかなと。
今回、ほんとに難しかったです。
それにしても世界が滅びるなんてそうそう無いよ、ってバンカラジオで言うてはりましたけど。
どうにも妙なテーマなので気になっています。
確か、スプラトゥーン2では、混沌と秩序の2択をラストフェスにして、混沌が勝ったから今のバンカラ街があるんですよねぇ。
クマサンとかシャケの皆さんとかが、何やら妙なことをして、世界征服とかなんかやらかす……なんてないか?
やりたいことを全部やっている中に、普段通りに過ごしながら世界を救うのもやりたいことだし、って感じになりそうで……って、ウツホさんと同じことを書いてました。
この先、スプラトゥーンのストーリーがどうなっていくか。ゆっくり見守りたいと思います。
ともあれ、今回もフェス、ありがとうございました!

スプラトゥーン3のバイトチームコンテスト

バイトチームコンテスト、第5回の結果が出ましたね!

  • 銅(上位50%)=141個以上
  • 銀(上位20%)=185個以上
  • 金(上位5%)=236個以上

相変わらず、ゴールド金賞は神の領域としか思えない…。
入賞した方も、できなかった方も、みなさまお疲れ様でした!
私は今回もなんとか銅賞に滑り込み。金イクラ147個でした。しかしこれでもWave 5はクリアできなかったんですよね。今回本当に難しかったです。
これで5回連続銅賞ですが、野良オンリーでよくやれたなぁと思います。