西日本四国北陸旅行記7/7
京都からは湖西線で北東へ。滋賀県出身だけど、琵琶湖の西岸を通るのは初めてだったんじゃなかろうか。
琵琶湖の上だけ曇ってたんだけど、雲と言うよりは靄だったんだろうか。比叡山から吹き下ろす風と朝の空気の合わせ技?
近江塩津や敦賀で乗り換えて一路北陸を目指す。敦賀から先は休日ってこともあってか人が多くて大変だった。それと、旅程を考えて加賀温泉からちょっとだけ特急ワープを利用して金沢駅へ。
金沢
噂にたがわぬ立派な駅舎。ロッカーに荷物を預けて身軽になるとバス乗り場に移動して兼六園へ。
途中、民家の脇にこんな灯篭が。普通に売ってるんだろうか。
兼六園まで直進しても良かったんだけど、時間に余裕があったので古い建物が並ぶ地区へ。
ひとしきり小京都を散策した後、再び大通りに戻って徒歩で兼六園へ。
兼六園
なんとなく低地にあるイメージだったんで、高台にあって遠くまで見渡せるのは意外だった。
テレビ等でお馴染みの景色も実際に目の当たりにするとまるで違って見える。やっぱりその場の空気を知るってのは大事なんだな。
この時期にしては緑が多くて気持ちよかったけど、やはり雪が積もるか桜が咲くかが見ごろなんだろうなと思うとちょっと切なくなったり。
庭をぐるっと見終えた後は金沢城公園を散策。桜が芽吹く前の桜並木を見て、やはり切なくなる。
21世紀美術館
公園のすぐそばにある立地がまず素晴らしい。
円形の建物をぐるっと一周してから中へ。開催されていたイベントは3つ。1つは終わってみればあまり印象に残らなかった。
安宅英一の眼は伊達じゃなかった。
多種多様なポスターが並ぶ中、一番衝撃を受けたのは何十年か前のソニー・ロリンズ来日公演の値段の安さ。当時と貨幣価値が違うとはいえ、5桁が当たり前の昨今、驚きを禁じ得ない値段だった。
かの有名なレアンドロのプール。天井が四角く切り取られた部屋とか、紐がつりさげられた部屋とか、中に入り込んで楽しむような展示は良いね。