馬の背を分ける〜梅雨の晴れ間のうろうろ

昨日の予報では「くもり時々雨」と言うことだったが晴れた(ように見えた)ので、さて出掛けようと思った瞬間雨が降って来た。「天気予報は当てにならんなあ」と自転車に乗れない事を嘆いていたら雨がやんだ。夕立か…昼だけど、と思い直して「白の稲妻」号で出撃。路面がウェットなので注意しながら走っていたら数百m進んだあたりで雨の形跡が消えた。少なくとも数時間は雨が降ってない。要するにかなりピンポイントで降ったらしい。これが「馬の背を分ける」と言うやつか、と久しぶりに実感。
その後、だらだらと走行。湿度が高くてキツイが海風で少し負荷が低減かもしれない。そして辿り着いた神社。

知っている人走っているが踏み入るには少し勇気の必要な界隈にある神社である。実際、その手の施設に目もくれず、自転車抱えて神社に参拝する私を変な目で見ている人達が居たような気がするが気にしない。それはそれとして、明治時代になって海に関する神様達を祭った神社であり、扁額や石碑に「松方正義」の名があるが別府に何か縁があったのだろうか。日田県知事をやっていたような気もするが…
ちなみに近くには登録有形文化財の温泉がある。
中々趣のある建物である。何度か近くまで行ったがこの温泉に入った事はない。いずれ機会があれば試してみたいところだ。その界隈に行くには勇気とか必要だけど。それにしても温泉施設の前の祠。神社系の祠なのに中におわすは如来像(多分)二体。その更に奥に石板みたいなのがあったが…機会があれば由縁を知りたいものだ。
その後ふらふら走っていたら行きあった神社。
大きな鳥居をくぐり、石畳…コンクリだった気もするが…を通るとその神社。石垣の上にあり中々良い雰囲気。拝殿の前の大銀杏が圧巻である。
その後、さらにふらふらしてから帰宅。距離も時間もいまいちだが、坂を上がると心臓が悲鳴を上げるのでまずは体力を復活させないと無理は効かない、と言う事が良く分かった。

ここ最近読んだもの〜いろいろ

晴耕雨読を気取って本を読む。

西村京太郎「東京駅殺人事件」 光文社(文庫/光文社文庫)

東京駅長の元に駅爆破の予告が届く。時を同じくして寝台特急から発見される死体。警視庁の十津川警部はその捜査に乗り出すが…と言う話。「駅シリーズ」の第一弾で、推理小説と言うよりサスペンス小説である。いわゆる「トラベルミステリー」ではないので「旅情」や「観光」と言う面では一歩譲るが、発刊当時では目新しく感じたと記憶している。せっかく「駅」が主役なのだからもう少しマニアックな面を見せて欲しい所だが、時間との競争というかサスペンス色が強くてそこまでの趣味性はない。逆に言えば深みにはまらないようになっているので待ち時間や電車に乗りながら読む小説としてはすぐれているとも言える。犯人は相変わらず動機が微妙だが、ある意味共犯者の行動原理が現代的であり、そこは再読しても目を引いた作品である。

米澤穂信インシテミル」 文藝春秋(文庫/文春文庫)

破格の時給に惹かれて集まった十二人の男女。様々な思惑で集まった彼らはある実験に参加する事になる。それはとある施設で7日の間、24時間観察をされる事であり、殺人と犯人当ての教唆であった…と言う話。
米澤穂信という作者は「さよなら妖精」や古典部シリーズ等、学園物と言うか日常系ミステリの作家というイメージが強いが、昨今では「犬はどこだ」と言う一風変わった作品をものしている。この作品も「一風変わった」部類で、所謂クローズドサークルと言う古典的な環境を作り出す手段が割と現代的で面白い。ミステリというかサスペンス的な色合いが強く、登場人物の「動機」や背景がわざとそうしているのかもしれないがあやふやなのが些か座りが悪いけれど、閉鎖された空間でのギスギスした感じが出ていたり、推理も中々考えられている。そもそも施設の存在自体が浮世離れしているので推理ものとしてフェアか、と悩む部分もあるが、それも小説の味として受け入れられれば十分に楽しめる作品だと思う。

甘詰留太「ネガティブ・ハッピー・マリッジ」1巻 少年画報社(B6/YKコミックス)

30歳になった啓太郎。真面目だが恋に臆病な彼は独身寮での生活にそれなりに満足していた。ある日部長の紹介で見合いをするが、相手の秋緒に恋をして…と言う話。
臆病な男と綺麗だが訳ありの女、というある意味で「ありがち」な設定だが、独身寮の面々や同期の男とか、ステレオタイプながら非現実的ではない存在のおかげで、私のようにもてない中年にはものすごく共感しやすい作りになっている。というか、私と年齢こそ違うが、主人公の「女性に期待して裏切られるのも期待されて裏切るのも怖い」と言うセリフがグサグサくる。 1巻段階ではそれなりに簡単に相思相愛になったようにみえて実はお相手には…と言う展開のようだが、山越え谷越え何らかの形で「ハッピー」なオチになるようにみえる。前述のように私のような人にはニヤニヤ笑って読む余裕はないが、先の展開が気になる作品である。

朝〜夜

通常時刻より二時間程度遅れて起床。もう一時間早く起きていれば自転車で走ったのだが…
午前中はごろごろ。暑い。蒸し暑い。
昼食後、夕立(?)をやり過ごしてから「白い稲妻」号で出撃。前から興味のあった神社を廻ったりする。温泉で有名なエリアも通ったが「白」では立ち寄り湯も無理だ。とはいえ「銀」や「蒼」では遠くに行けないし…難しい所だ。それはそれとして、そろそろ夏装備にしないと厳しい。アームカバーとレッグカバーはどこだったかな…。
夕食後、踏み台昇降。いい汗。扇風機は偉大だ。
風呂入って軽く飲酒。これがよくないのだが…さてドイツvsイングランド観るかね。飲んでるビールは「日本製」なので気持ちは中立。そもそもどっちにも肩入れする理由が無いんだけどね。

本日の踏み台昇降〜「機動新世紀ガンダムX」第二十九話、第三十話

夕食後に40分程。
機動新世紀ガンダムX」の第二十九話「私を見て」第三十話「もう逢えない気がして」を観ながら。ニュータイプ研究所編。ティファとガロードのラブコメがちょっと恥ずかしいが、戦闘では敵方に「ニュータイプ」が出現する29話。実際には「フラッシュシステムに対応した」兵士でしかないけれど、ビットMSでガンダムを圧倒するあたり、18話のビットMSより描き方は良いように思う。 30話は急転直下ティファがさらわれる話なのだが、唐突な革命軍の出現やばたばたした動きが話数減少の影響なのだろうか。
割と快調に。ただ慣れて無意識に手抜き(脚抜き?)してる気がしないでもない。そろそろ手足に重りをつけて負荷を与えないとだめかもしれん。ただ負荷与えればいいというものでもないから難しい。

今日の由無し言

【政治】菅直人首相、夕食会でG8サミットに中国招待を提案→他の参加国「価値観を同じくする国が」との認識で一致

空気読めずに適当な事をしゃべるのは前首相と一緒だな>民主党。と言うか外交オンチってこの状況で大丈夫なのか?

【サッカー】W杯決勝T1回戦 ウルグアイ、韓国破り8強! 同点も束の間、スアレス2点目…「最強世代」、南米越えられず

スアレスの2点目が凄かった。韓国もがんばっていたけれど、個々の能力に段違いの差があり、結果としてまあ妥当なところか。チームとしてのまとまりが微妙だったが、このあたりが南米の弱点かもしれなあ。

お前らの田舎の奇妙な風習・伝承あったら教えて

割と「当たり前じゃねえの」と思うのがあったのだが…奇妙だったのかね。しかし風習・伝承は面白いね。時間と金があったら調べてみたい。

「男性の3 分の1、女性の4分の1が結婚できない時代に」「日本にはカップル文化が存在しない」 専門家

全男性の1/3も仲間とかwww。心強過ぎwww。時々昔の様な「お見合い」で20代で無理矢理片付けてくれてればな…と思わなくもないが、もうこの年齢になってしまうと近い年齢かそれ以上の女性は色々と微妙だし、若い女性には相手にされないし、もうどうでもよくなったわwww。若くて清潔感があって話のうまい女の人とか居たらあっさり騙されるだろうが、そういうことすらないから安心だ。あとは老後が問題だが、まあこれまでもそうだったから一人でもいいや。