あつりんの備忘録♪

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「XPERIA Z」のまとめ

最近、「XPERIA Z」を持っている人を見るようになったと同時に、色々と質問される事が多くなった。特にroot奪取について訊ねられるのだが、口頭で説明するには無理があるので、root云々を含めて一般的な質問内容とその答えを一通りまとめてみる事に。

  • Q : 「XPERIA Z」は買い?
    • A : わかりません。docomoショップなどでホットモックに触れて判断してください。ワンセグなど不要な機能もありますが、グローバル展開しているモデルでroot奪取可能というのが個人的には非常に気に入っています。
  • Q : 「XPERIA Z」本体で留守番機能は使えるの?
    • A : 無理です。
  • Q : 強制リセットの方法は?
    • A : 約5秒間、端末が1回バイブするまで「電源ボタン+ボリュームアップボタンを押下」で強制再起動。そのまま端末が3回バイブするまで押下し続けると、電源OFF。
  • Q : 自分でバッテリー交換できないの?
    • A : 無理です。バッテリーがへたる前に機種変しそうなもんですが、どうしてもというのであればdocomoショップで9,345円支払い、1週間程度入院させれば可能。
  • Q : バッテリー消費量が大きいのですが・・・
    • A : そんなもんです。不要アプリのアンインストールや無効化、画面の明るさを押さえたり俗に言うバックライトOFF化、通信やGPS系機能のON・OFFを小まめに行うことで改善されます。また、3GとLTEの自動切替が頻繁に行われる地域(エリアの境界線付近など)では必然的にバッテリー消費量が増加するので手動切替などの策を講じる必要があります。いずれにしても利便性とのトレードオフになるので試行錯誤あれ。
  • Q : ぶっちゃけ、他機種と比べて電池もち悪いの?
    • A : 他機種を持ち合わせていませんし、使い方次第なんで何とも言えません。またハードとソフトの両面からも考察する必要があり、例えば5inchFHDなので必然的にディスプレイの消費電力は大きくなるし、バックグラウンドで動作するプリインアプリによっても左右されます。よって他機種との比較はナンセンスだと思います。ただ、グローバル版に搭載されていた「スタミナモード」がdocomo版(SO-02E)では搭載されていなかったり、通信切替がヘタレだったり等チューニングが甘いなと感じるところは多々あります。ネット上では賛否両論ですが、個人的(主観)には良くもないが許容できる範囲かなと。尚、rootedであれば消費電力を大幅に抑えることが可能になりますが、本末転倒ですね(往々にしてdocomoが足枷になっているケースが多い!?)。
  • Q : カメラ機能は優秀なの?
    • A : 米粒みたいなレンズとセンサーを搭載したスマートフォンのカメラ機能に大きな期待をしてはいけません。カラーノイズも乗りやすく露出補正や圧縮処理がイマイチ(主観)。またカメラ(アプリ)起動が非常に遅いのがネック(1回起動させてタスク終了させなければ次回起動からは速くなる)。バッテリー云々以上にカメラ機能のチューニング不足を感じます。ハード的な部分は修正できないでしょうがソフト的な部分で圧縮率を下げるとかして画質向上のアップデートを施して頂きたいところ。ただ、スマートフォンカメラとしてはコントラストもよく記憶色に近い画を叩き出してくれるので作品を撮る以外(記録としての撮影等)であれば常用しても然程問題は無いと思います。尚、海外の猛者がグローバル版から抽出しJPEG圧縮率やビットレート等を改変したカメラアプリ「Cyber-shot」(http://forum.xda-developers.com/showthread.php?t=2221351)を公開しており、それを導入することで画質向上が図られます(要root)。


  • Q : ソフトウェア更新を行った方がいいの?
    • A : 脆弱性の修正など重要なアップデート内容が含まれているので基本的には更新必須。但し、root化を行うのであれば現時点ではNG。
  • Q : アプリをインストールしようとしたら、タップしてもインストールされない!
  • Q : root化のメリットは?必要?
    • A : root化とは平たく言うと通常では禁止されている(権限が与えられていない)システムファイルの置換や改変を可能にすべく、全権限を得る事。したがって、デフォルトの状態(工場出荷状態)ではアンインストールできないキャリア謹製プリインアプリを根こそぎ削除できたり、CPUの処理速度変更(クロックアップ、ダウン)、システムに使われている音(カメラシャッター音など)変更や無効化など、出来なかった事が出来る様になります。もちろん、バッテリー消費量を大幅に減らすことも可能(http://d.hatena.ne.jp/atsurin/20130408/)。必要かどうかはニーズ次第。デメリットを理解しリスクとリターンを鑑みて行うことが肝要。
  • Q : root化のデメリットは?違法ではないの?
    • A : キャリアであるdocomoの保証がなくなるだけでなく、root化によって端末が全く動かなくなる(文鎮化)可能性あり。また、一部アプリケーションはrooted端末上では起動できないものもあります(http://d.hatena.ne.jp/atsurin/20130325/)。尚、大雑把に言えばオープンソースである関係上、ユーザーがAndroid OSを自由に改変(root化)できる権利を持っているのでイリーガルとは言えませんが、場合によっては電波法に抵触する恐れがあります。法的にはグレーゾーンかなと。
  • Q : root化の方法は?
  • Q : 今日5月2日現在の最新ビルド(10.1.D.0.343)でroot化は可能?
    • A : 旧ビルド(10.1.D.0.333)以前のdocomo ROM(ftfファイル)があれば可能。無ければxda developers(http://forum.xda-developers.com/)とかから拾ってきてください。拾う事が出来なければ現状無理。
  • Q : 拾ってきたdocomo ROM(ftfファイル)を端末に導入する方法は?
  • Q : 自前でdocomo ROM(ftfファイル)を作成する方法は?
  • Q : root化に失敗して動かなくなった!
    • A : 「電源ボタン+ボリュームアップボタンを長押し」して強制再起動。駄目だったら、購入時についてきたオレンジ色のダミーsimを挿してみる。それでも駄目なら「Flash Tool」でdocomo ROMを焼き直して再root化を行うか、「SMUS(Sony Mobile Update Service)」(http://www.sonymobile.co.jp/support/software/updateservice/)でファクトリーフォーマット後にロールバックして再root化。
  • Q : root化手順をまとめると・・・
  • Q : root奪取できたけれど、しておくべき事は?
    • A : システムファイル等を置換や改変する際には直前の状態までロールバックできる様に、「Team Win Recovery Project(TWRP)」でイメージのバックアップを取る癖をつけたほうが良いです。また、現在の最新ビルド(10.1.D.0.343)では完全なroot化手順が確立されていませんが、将来確立できる事を想定して最新ビルド(10.1.D.0.343)のdocomo ROMを作成しておくべき。面倒でも「SMUS(Sony Mobile Update Service)」で端末を一度ファクトリーフォーマットすれば母艦であるPC上に最新ビルド(10.1.D.0.343)の素材が入るので、それを使って作成可能になる。
  • Q : カメラ機能のシャッター音を消す(ON・OFFできる様にする)には?
  • Q : 不要なプリインアプリを消すには?
  • Q : システムアプリを改変したり、入れ替えたりする方法は?
    • A : カメラ機能のシャッター音を消す(ON・OFFできる様にする)際の手順(http://d.hatena.ne.jp/atsurin/20130315/)や過去ログ(http://d.hatena.ne.jp/atsurin/20110428/)(http://d.hatena.ne.jp/atsurin/20110427/)を参照してください。何が一番難しいかと言うと、どのファイル(apkファイルなど)のどの部分を弄ればいいのかを判別する事。それさえ分かれば多少のUNIX系コマンドの知識とPCスキルがあれば改変できると思います。慣れればステータスバーやナビバーを自分好みにカスタマイズしたり、Wi-Fi出力を制御する事も出来るようになります。参考になるのはxda developers(http://forum.xda-developers.com/)と、やっぱりGoogle先生ですね!もっとも猛者と言うか神が降臨して修正箇所を判別してくれるだけでなく修正したファイルをアップしてくれるので、それを入手して使うのが最も簡単ですが・・・ちなみに入れ替えの方法はPC上から「Android SDK」(http://developer.android.com/sdk/)でadb pushしたり、端末上で「Root Explorer (File Manager)」(https://play.google.com/store/apps/details?id=com.speedsoftware.rootexplorer)などのシステムファイルを覗けるファイラを用いて導入する方法や、「Team Win Recovery Project(TWRP)」のインストール機能を使うケースがあります。
  • Q : 隠しコマンドは生きている?
    • A : 勿論利用可能です。過去ログ(http://d.hatena.ne.jp/atsurin/20110510/)を参照の事。上記「LTE Setting」の実態は、この隠しコマンドを呼び出すショートカットみたいなものです。
  • Q : Bootloader Unlockできないの?
    • A : 現状、docomo版(SO-02E)では不可。よって焼けないカスタムROMも多数ありますが、rootedのみで焼けるカスタムROMも転がっているので、ある程度は遊べます。
  • Q : 端末上で一時的にunrootできるの?
  • Q : rootedをunrootできるの?
    • A : 可能です。

(5/8、追記)「Cyber-shot」で撮影した画像のサイズは大きくなっている(=情報量が多い)ものの、環境によってはアプリケーション自体が強制終了するケースあり。
(6/18、追記)6月18日現在の最新ビルド(10.1.D.0.343)でroot化が可能(http://d.hatena.ne.jp/atsurin/20130618/)になりました!
(10/18、追記)10月18日現在の最新ビルド(Android OS 4.2.2、ビルド番号 10.3.1.B.0.256)を直接root化することは不可ですが、前ビルドから手順を踏まえてOTAすれば、root化を維持した状態でバージョンアップすることができます(http://d.hatena.ne.jp/atsurin/20131018/)。