かね井・わらび餅の茶洛(さらく)(京都西陣)
昼は西陣の築90年の古い民家を改装した蕎麦屋に.店構えが地味なので,一度通り過ぎてから戻る(笑)店内の雰囲気は非常に良く,特に最後は私一人だけだったので,のんびりくつろぐことができた.
さっそくだし巻と焼き味噌を頼むが,(メニューに書いていないが)だし巻は平日しか作れないとのこと.お通しは山葵の茎をスライスしたもので,焼き味噌は美味しい.聞いてみるとお燗用の独楽蔵以外に生もとのどぶもお燗できるそうで,ざるそばと一緒に頼む.山葵の茎の醤油漬をつまみに呑んでいるうちに出てきて食すが,細目の柔らかめの麺.その後,蕎麦粉を溶いた蕎麦湯を飲むが,蕎麦猪口1杯しかつけ汁がなかったのが残念.
帰りにかね井でも平日に出している茶洛のわらび餅があったので購入.帰宅して両親と食べてみたら,抹茶とニッキの二種類の味があり,口に入れるとさらさらと溶けていく感じで絶品.これは特にお薦め.
味味香(京都木屋町)
さすがに二日目は疲れてきたので,夕食は軽く味味香に行き,牛肉カレーうどん+ちくわ天.ただ,昔の天ぷらはなくなって,今はちくわ天をトッピングできるようになっているだけだった.あの固い天ぷらを溶かしながら食べるのが面白かったんだけどな.カレーラーメンも新しく加わったようなので,今度食べてみたいと思う.その後に地酒BAR膳の場所はチェックしたが,さすがにさらに呑んでいく元気はなかったので,ホテルに預かってもらっていた荷物をピックアップして,新幹線に乗る.
大丸で売っていた柿千の一口寿司や一口柿の葉寿司をつまみに,錦小路の酒屋で買ってきた松の司の小瓶を飲む.半日持ち歩いても問題なかったが,味はちょっと甘目でもうちょっと酸が欲しいところ.