金曜デモと「大参事安倍内閣」の日本会議と神道連盟所属メンバーリスト


◎金曜日恒例の再稼働反対官邸前抗議デモの様子を「特別な1日」さんからです。昨日のタイトル、
『パフュームLIVE3:5:6:9@広島グリーンドーム』と読書『平和のための戦争論』、それに『1009 再稼働反対!首相官邸前抗議』>からも解りますが、パフュームの広島公演のレポートからスタートです。コピー製品が大流行りですが、コピーはコピー。実演、ライブに勝るものはありませんね。五感を働かせて得るものは、コピー製品(CDやビデオや映画や写真)ではとらえられない沢山の情報を体で感じ取れますので…。そのあとの読書「平和のための戦争論: 集団的自衛権は何をもたらすのか? (ちくま新書)作者: 植木千可子」から少し内容についてSYBOYさんの要約をメモ代わりにコピーしておきます。今私は「重慶爆弾とは何だったのか」という本を読んでいますが、なかなか進まないので、読む機会はないだろうと思いますので。

戦争は双方の勘違いや事実誤認から起きる。前世代の政治家が持っていた戦争に対する怖れを安倍晋三からは感じられないし、その点は恐ろしい。だが、いくら安倍晋三でも自ら戦争を起こそうとしているとは考えられない。いま大事なことは日本人が取るべき行動を考え、議論することだ。日本人が何を考えているか外国から判り易くなるだけでも、平和を守れる可能性は高まる
                                                                             
抑止は軍事力だけではできない。抑止が成功するためには3つの条件が必要。『相手に対して報復する能力を有し、使う意志があること(軍事力)』、『能力と意図を相手に正しく伝達できること(コミュニケーション)』、『状況に対する認識を相手と共有していること(信頼)』。       MMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMM  

                                                      
●将来の日本は次の5つの選択肢が考えられる。

1.現状維持

問題点としては今後アメリカの国際的影響力が低下する中で、紛争が増えて日本の立場がじり貧に陥る可能性があること。

2.非軍事的国際主義

軍事的手段に依らず援助や交際支援など平和的手段を積極的に行う。問題点は平和を確立するまで時間がかかること。また紛争が増えた場合、日本が国際協力をできなくなる可能性もあること

3.軍事的孤立主義

個別的自衛権を貫き日本独自の防衛力を強化する。国際紛争へは関わらない。問題点は防衛力整備の金がかかりすぎること。おそらく現在5兆円弱の防衛費を年間20兆円程度には増やさなければならない。また周辺諸国は警戒し、かえってリスクは増す可能性もある。その警戒を解くためには日本人自らが歴史の総括をすることが必要になる。

4.積極的軍事的国際主義

国連の決議に基づいて、軍事的な国際貢献を積極的に行う。問題点は3ほどではないがカネがかかることと、集団安全保障が確立するかどうか不確実性が高い、日本は常任理事国でもないのにそんなことが効果的にできるか疑問、ということ。

5.消極的軍事的国際主義

国連の決議に基づく選択的な軍事力の行使も視野に入れる。問題点は4ほどではないがカネがかかること、日本の世論が国際主義的になれるかどうかということ。日本の世論が国際主義的になっていなければ周辺諸国の疑惑を産み、かえって危険になる可能性もある。


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著者としては国連を中心とした集団的自衛権の導入に賛成アメリカと、ではない)。だがそのためには以下の3つの条件が必要。安倍政権はこれらに全く力を注いでおらず、現在のままでの集団的自衛権導入は反対する。

1.平和に対する国内の議論

他国は日本の意図を、与野党の議論や新聞の論調、世論調査などで判断する。現在の日本は安全保障の議論が全く進んでおらず、他国に誤解を与える可能性がある。

2.中国との関係改善

軍事力だけでは抑止はできない。コミュニケーションと信頼がなければ抑止は不可能である。だが現在の政権はそのための努力が根本的に不足している。民間・文民・軍関係者それぞれが相手と交流することが抑止力を高める。

3.日本独自の歴史総括

過去の侵略について日本がきちんと総括しなければ他国は日本の意図を信頼できない。他国に対する謝罪や反省とは別に、純粋に歴史を総括することが必要である。

◎安保(戦争)法廃止と同時に、考えなければならないことですが、とても大きなヒントになりそうです。さて、抗議デモ参加について、ちょっといいお話が紹介されています。                              


今日は官邸前へ行った後 久しぶりに学校時代の友達と会いました。お互い近況を話す中で、ボクは少し照れながら『今年の夏はずっと国会前でデモしてた』と言ったんです。そうしたら、皆から異口同音に『ありがとう』って言われたんです。ちょっと驚きました。彼らはそれぞれ、サラリーマンだったり、経営者だったりしますけど、皆 ごく普通のビジネスマンです。本音で話したら、そう思っている人は多いと思いますね。<おまけ1>

国会前で抗議に参加して、石田純一氏がバッシングされてるんだって?ざけんじゃねえよ。

◎実際にデモに参加している人の背後に同じ思いの人がどれだけいるか…という事ですね。芸能人の政治的発言。政権に都合の良い発言はおとがめなし。反対すると不利益を被る。政権への反対発言には生活がかかってきます、そのうち命がけになるのかな? 
3枚のプラカードの写真をお借りしました。真中はSPYBOYさん自作のもの。
★詳しくは是非こちらのブログを訪ねて:ttp://d.hatena.ne.jp/SPYBOY/20151009/1444401523

◎さて、プラカードの「大惨事安倍政権」の通り、今度の閣僚メンバーもアブナイ方たちが勢ぞろいです。
■まず「日本がアブナイ」さんから:

先ほど『安倍が率いる超保守議連「創生日本」の役員、メンバー』をアップした。(・・)


 この創生日本は、党内では、実質的に「安倍派」の役割も果たしていて。安倍首相は、12年末から新政権でも超保守仲間、とりわけ「創生日本」の役員、メンバーを閣僚や官邸スタッフ、党役員に数多く起用しているからだ。<尚、彼らの多くは、超保守団体の日本会議神道政治連盟などのメンバーでもある。(-"-)>

 先日、『将軍さまに近づく安倍〜また仲間集めと論功行賞に走った安倍内閣の改造。一億そう関心なし?』という記事で指摘したのだが。
 TVや大手新聞は、なかなか創生日本日本会議などのことには触れないものの、今回の第三次内閣も、安倍首相が、副大臣も含めて、お友達や超保守仲間を数多く登用したことを取り上げている。(@@)
<ただし、安倍自民党のチェックが厳しい大手TVは、お友達内閣や超保守仲間については、ほとんど全くと言っていいほど触れていない。^^;> 

□メンバーリストは是非コチラで:「http://mewrun7.exblog.jp/23759160/
■こちらは閣僚メンバーの日本会議神道政治連盟所属リストです:

山崎 雅弘 ‏@mas__yamazaki · 2 時間2 時間前
第三次安倍改造内閣日本会議神道政治連盟の関係(暫定版)。改造前に比べると、日本会議系大臣が少し減ったが、それでもまだ異様な状況だと思う。朝日新聞を含む大手メディアは、いつになったらこの種の情報を、読者や視聴者に提供するのだろうか