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Happiness is a Warm Car!

2015-05-13

ホンダS660やマツダロードスターじゃない! 次期フェアレディZにかなり期待!

  マクドナルドの凋落を見て思うのですが、日本人は外国人がトップに座る企業に対して冷ややか国民感情が多かれ少なかれあるように感じます。自動車業界でも長期政権のカルロス=ゴーンが未だに嫌われている節があります。冷静に考えると、この人が日産のトップにいたからこそ実現したのが「R35GT-R」であり、もしゴーンが居なければ日産はとっくの昔に倒産していたかもしれません。マツダにもフォード傘下時代に外国人のトップやエクゼクティブが入れ替わり立ち代わりやってきました。ヘンリー=ウォレス、マーティン=リーチ、ジェームズ=ミラー、マーク=フィールズといったフォードが誇る優秀な人材が、グループの基幹を担うマツダに優先的に配置されたこともあり、1998〜2003年頃のマツダの開発力は驚異的で、その後に欧州市場で大ヒットするクルマを次々と生み出しました。

  2000年代のマツダの復活劇の中でフォード出身のエンジニア&エクゼクティブの活躍はあまり知られておらず、今でもカーメディア等で彼らの名前を見る事はなく、マツダ最後の外国人トップであったマーク=フィールズは現在ではフォードのトップを務めるまでに出世しました。今でも外国人トップというだけで、日産の経営に「過度な合理化」の臭いを感じるせいか、安易に誹謗中傷をくりかえす人々が、評論家・素人問わず目立ちます。人それぞれに意見はあるので、それ自体は別に結構なんですが、どれもこれも「?」が付く内容のものが多く、読んですぐになんか矛盾してないか?と思ってしまうケースが多いです。たとえば、日本車で一番ポルシェのスポーツカーに近いクルマは?ランクルシリーズを除いた日本のSUVのなかで一番走破性の高いクルマは?ポルシェを本気にさせた日本のメーカーといえば?・・・これらの条件を満たす希有なメーカーが日産だったりするわけです。

  「マツダやスバルは偉い!日産はダメだ・・・そして輸入車は絶対・神!」みたいなことを、「ニューモデルマガジンX」「ベストカー」「ドライバー」(私的に三大"バカーメディア"に認定しました)はいまでも繰り返しやらかしてます。やたらとブッサイクなオッサンライター達が平気で誌面に登場する「暑苦しい系」のこれらのクルマ雑誌では、まるで「馬鹿の一つ覚え」のようなステレオタイプな論調なので、タイトルを読んだだけで結論がある程度は予想できてしまいます(私の書いたものも人の事は言えませんが)。書いている本人達もさすがにこれはやり過ぎだろうとおそらく感じているハズですし、もし感じていないならば正真正銘のクルマ音痴です。いくら評論家が叫んだところで、とりあえず上級車種に限定するならば日産の実力は圧倒的で、マツダやスバルではまず絶対に適わないレベルにありますし、これはクルマ好きならちょっと乗っただけでも十分にわかるはずなんですけどね・・・。

  日産がやたらと叩かれる理由をあれこれ想像するならば、400万円以上の価格帯のクルマはとても充実しているけど、200万円クラスでは全くやる気がなくなってしまうところなんでしょうね。せっかくこれだけ素晴らしいクルマ作りができるのだから、もっと手軽に日産車を楽しめる200万円くらいのプリメーラやシルビアみたいなモデルを復活させれば、ファンも大挙して戻ってくるとは思います。しかしもし現実に日産がこのクラスに本気で参入してきたならば、せっかく地道に地盤を築きつつある「トヨタ86/スバルBRZ」は大ダメージを避けられないでしょうし、競争の激化から開発凍結に追い込まれるかもしれないです。さらに中型車メインで「個性化・高級化」に針路をとって生き残りを図っているスバルやマツダも、日本では瞬く間に居場所を奪われて、最終的には日本の拠点を全て閉鎖して日本からの撤退を画策し、「アクセラ/アテンザ」や「インプレッサ/レガシィ」は、海外専門になった「ランサー/ギャラン」のような運命を辿ることになるかもしれません。

  ということで、日産には今後も「35GT−R」と「フェアレディZ」の2枚看板で日本のスポーツカーの屋台骨を支えるといいうか、「日本のポルシェ」と誰もが認めるくらいに長期間に渡ってこだわりの設計のままに開発・販売を継続してくれたらと思います。日産を牛耳っているのが「ルノー」というセコいフランスの半官半民メーカーなので、V8ツインターボが載ったGTカー仕様の「フェアレディZ」なんかは、なかなか期待できないみたいですけど、日産アメリカから世界(グローバル)へと拡大したインフィニティブランドからはさらなる大型ラグジュアリー・クーペ(インフィニティQ100)の発売が予定されているようなので、500psオーバーのモンスター日本車が復活してアラブ中国のお金持ちの御用達になる可能性は高いようです。

  さてフェアレディZも次世代モデルが開発中という噂ですが、気になるのは「BMWとトヨタ」が共同開発に踏み切っているスペシャリティカー市場で、まだまだ日産はこのクルマの開発を単独でやり続けるのでしょうか? 順当に考えるとCクラスとスカイラインが統合される話が事実だとすると、Cクラスをベースにした「メルセデスSLK」とスカイラインをベースにした「Z」が共通シャシーを使う設計になるのが自然に思います。しかしZの魅力といえば3.7Lまで拡大した日産が誇る世界最強の自然吸気6気筒です。言葉が悪いですが、メタルルーフで1500kgを越える車体を直4ターボで必死に引きずっているSLKとはコンセプトが全く違います。もちろんSLKにも6気筒モデルや8気筒の「AMG」も存在しますが、いずれも戦闘力の高いスポーツモデル(GTカー)として高い評価を得ているモデルではありません。このクラスの頂点に君臨するポルシェ・ケイマンの領域に近いのは、間違いなくSLKではなくZです。どのモデルにもスポーツの形容を使いたがらないメルセデスと比較することこそ、Zの開発者への冒涜だったりするわけですが、現行モデル同士を見比べても、パフォーマンス型のシャシーを使う日産に対して、ごくごく平凡なシャシーの旧式メルセデスは、サスペンションの性能からして大きく違います。

  幸いなことに次期SLKのベース車になると思われる新型Cクラスでは、サスペンションの変更が行われ、日産スカイライン、Zと同じレベルのパフォーマンスが発揮できるものであると報じられています。次期SLKにもこれをベースにした同じ機構が持ち込まれて、乗り味の設定の自由度が向上したことで、これまでには無かったウルトラフラットでBMWのMスポのようなやや「スパルタン」なグレード(どんなだ?)も出てきそうです。ラグジュアリーなお買い物車としての地位を築いているSLKにそんなものを期待する既存ユーザーは少ないかもしれないですが・・・。またV37スカイラインのクーペとともに開発が平行していると言われる次期Z(35型)には、メルセデスの直4ターボが新たに追加されるという報道もあり、SLKとの距離が思わぬ形で詰まることになりそうです。

  最後に次期Zにも追加されるであろう「ステアバイワイア」についても言及したいですが、かなりの短期間でアクティブ=ステアリング(パワステ)のシステムが変化し、油圧式から電動油圧式になりさらに電動式へと進んでいますが、ポルシェやメルセデスといった名門ブランドでもステアリングフィールの熟成に時間がかかっています。そんな中で日産だけが実用化したステアバイワイアは、新たに走る歓びを提供できるシステムとして、非常に高い商品力をもっていると思います。もっともその効果が発揮されるのは、ハイブリッド化されたスカイラインの1800kgに及ぶ車体を軽やかに回頭させるという設定なのでしょうが、1500kgのZに装備されれば王道GTカーの可能性を広げてくれるのでは?とかなり期待しています。ステアバイワイアを体験した感想は、1800kgのスカイラインが1400kgのアテンザみたいなハンドリングでしたから・・・。

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