わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

ああそうか、全部か

 雨。湿った空気が両方のまぶたにズシリとのしかかっているのか、妙に重たく、いや、まぶただけでなく全身に、雨水を吸い込んだような重さを感じる。どうやらまだ眠たいらしい。が、気合いで起きる。六時起床。
 仕事。午前中は、連休中にやっておきますね、と約束した案件をバンスカとメールで納品。落ち着いてからは、某飲食チェーン企画。猫が騒いでいて、今ひとつ集中できず。いや、猫のせいではない。思考の焦点がぶれている。そのぶれをうまく活かしてしまうこともあるのだが、今日はそんな感じではなく、むしろそのぶれが、今の考え方は明らかに間違っている、あるいはツメが甘い、と忠告しているように思え、たしかに自分でも納得がいかない状態ではあるのだが、だからといって、どの点が気に入らないのかがさっぱり見えてこない。延々と四苦八苦しているうちに、ああそうか、全部か、と思い至った。
 夕食を食べながら、TVKで放送されている「探偵! ナイトスクープ」を観る。今日のは傑作ぞろいだった。

奥泉光『神器 軍艦「橿原」殺人事件』

 犯人だと思っていた人が犯人ではなかったことがわかる、というのは、推理小説の常套手段なのかな。
 戦争批判が随所に現れるようになってきた。

神器〈上〉―軍艦「橿原」殺人事件

神器〈上〉―軍艦「橿原」殺人事件

神器〈下〉―軍艦「橿原」殺人事件

神器〈下〉―軍艦「橿原」殺人事件

必読書150

必読書150