六時起床。日曜だが早朝から仕事をしなければならず、気は急くのだがこんなときに限って花子がふにゃんふにゃんと大騒ぎをする。しばらくだっこしてゴキゲンを取り、満足して大人しくなってくれたところで作業開始。八時前にスタートして、十時ごろに完了。
さて掃除でも、とリビングに行ってみると、カミサンがめまいを訴える。貧血らしい。しばらく寝かせることにし、掃除を進める。洗濯もしたのだが、ふだん洗濯はカミサンの担当でぼくはめったにやらないので、洗濯機の操作方法も洗剤の分量も洗い終わった後の干し方もわからないという情けない有様。男児たるもの、ふだんから家事はすべてに渡ってこなしておくべきと痛感。
昼頃にはカミサンも恢復し、ひとまず妙な病気ではなさそうなので安堵しつつ昼食。
午後は吉祥寺まで歩いてみた。ロヂャースで猫缶をたんまりと買い、愛用するアディダスのリュックに詰め込んだ状態で、また西荻まで歩いて戻った。明け方は涼しかったというのに午後の早い時間帯は夏の暑さが一時的にぶり返したようで、さすがに盛夏の鋭さ苦しさはないものの、汗ばむシャツに辟易させられた。
帰りがけに子猫五匹となぜか丸まったレジ袋を加えた三毛猫の母親が一戸建ての庭先でうろうろしているのを見かけた。ちょっと距離がありすぎて写真は撮れず。残念。
夕食はサグパニールをつくった。ほうれん草とカッテージチーズのカレー。ほうれん草ペーストはもちろん自作。チーズはヨーグルトを漉して自作してみた。ねっとりとして、なかなかおもしろい味。
福井晴敏『機動戦士ガンダムUC(9)』
いよいよ最終章。上下巻にわかれているので、10巻で終了。
「ネェル・アーガマ」は連邦でもネオ・ジオンでもない、新しい時代を切り拓くための存在として、「ラプラスの箱」が隠されている最終目的地へ向かう。そして箱を巡る闘いも佳境へ……。
暗礁宙域で待ち受けるネオ・ジオンの艦隊を、フルアーマー仕様の《ユニコーンガンダム》でメッタクソにやっつける主人公バナージ・リンクスの様子は、レーザー兵器や実体弾こそ使っているが、ほとんど「ガンダム無双」である。「ガンダム無双」をやったことはないけど。
普段は純文学ばっかし読んでいるわけだが、たまにはこーいうアクションSF(ガンダムの場合は思想や経済戦争も大きな要素なのだけれど)もいいかな、ということで、しばらくは純文学の世界から離れて、読了するまでこればっかし読もうと思っている。仕事の合間合間に、ではあるが、まあ1週間で読み終えるだろう。
機動戦士ガンダムUC (9) 虹の彼方に (上) (角川コミックス・エース 189-11)
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サグパニール(ほうれんそうのカレー)
材料(4人前だけど実質3人前くらいな感じ)
- ほうれん草を水2カップ強くらいで3分くらい茹でる。茹で終わったら茹で汁ごとミキサーにかけてペースト状に。
- たまねぎをみじん切りに。熱したフライパンに油大さじ3くらいをたらし、中火でたまねぎを飴色になるまで炒める。
- たまねぎの炒め加減を気にしつつ、にんにくとしょうがをみじん切りに。トマトは皮を剥いて細かく刻んでおく。スパイスも調合しておく。ガラムマサラは入れないでね。仕上げで入れないと香りが死ぬから。
- たまねぎがいい感じになったら、にんにくとしょうがを入れてさらに炒める。なじんだらトマト投入。形がなくなって全体がドロンとしてきたら、スパイスを手早く入れて、3分ぐらいよーくまぜ合わせながら炒める。
- スパイスがなじんだら、ほうれんそうペーストをドーン! ぐるんぐるんと混ぜ、塩を適量入れてから30分くらい煮詰める。フタは不要。煮詰めて濃くします。
- 最初はぺっしゃぺしゃだったものが、だんだんドローリとしてくる。そこで生クリームか牛乳をトポッと。量はお好み。なじむまで軽く煮込む。
- 塩を足して味を調え、よっしゃ、と思ったら仕上げにガラムマサラをパラパラと。しっかり混ぜ込む。
- 器にカッテージチーズを盛り、そのまわりのとろーん、どろーんとできあがったカレールーを。緑色の沼から白い龍が出てくるイメージです(笑)。石ノ森章太郎の『龍神沼』かっちゅーの、と自分にツッコミ。
- ナンでもチャパティでもロティでもサフランライスでも、おこのみの炭水化物でどーぞ。なくてもイケます。
↓あんまりおいしそうに見えなくて申し訳ないが。味のほうは大満足でした。
Amazonで取り扱っているカレー本はこちら。