わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

“現在”を現在化するために働いている

 今朝も花子が騒ぎかけたが十数分だっこしてあげたら落ち着いてくれた。無事に六時起床。
 朝一番で3kmくらいだけ走る。冷え込みが厳しいのでケガが心配だったがひとまず異常なし。それよりも服装に悩む。普通のジャージで走るのは、身体が完全に温まるまではかなりツライ。今日は仕事のときに軽く羽織ったりしているウィンドブレーカーのジャケットと、掃除用に買ったパラシュートパンツもどきというスタイルだったが、ジャケットはともかく、パンツはちょっとおかしな感じ。走るのに適しているようで、実はそうでもない。というわけで、帰宅後すぐにポイントアップキャンペーン中の楽天をチェックし、ウィンドブレーカーを注文した。ぼくは本格的なランナーではないので高価なものは不要と判断し、ちょこちょこ特売になっているのを見かけるが実はそれなりに品質のいい製品をつくっているHEADの裏トリコットのものを選んだ。なんと上下で4,900円。ついでに花子用の猫砂も買う。こちらは8リットル入り5袋で2,750円。
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 仕事。今日も某大学広報。最近はこればかり。やりがいはあるのだが、他の業種がちょっと恋しくなりつつある。
 インコのぷちぷち、換羽の真っ最中で抜け毛がようやく落ち着きつつあるものの全身うすらハゲになっている。寒そう。鳥かごはリビングに置いてあるのだが、暖房はホットカーペットと電気ストーブしかなく(エアコンの暖房はキライなのだ)、鳥かごに小動物用ヒーターをセットしているとはいえ、今日のように冷え込んでいる日はちょっと心配になる。麦次郎も電気ストーブの前に陣取り身を縮めるようにお座りしていて寒そうだった。そして、それよりもなによりも、ぼく自身寒がりなのだ。昼間はリビングで仕事をしているカミサン、寒いのにはへいちゃらなのでリビングの暖房はどうしても手薄になる。これではイカン、ということで、書斎で愛用しているデロンギのオイルヒーターをリビングにも導入することにした。書斎用、最大12畳まで対応するタイプでちょっと大きめ。これをリビングに持っていき、書斎用にやや最大8畳までくらいの出力のものを買うことにした。これも楽天で最安値のものを検索してさっさと注文。到着が楽しみ。
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 夕方はカイロプラクティックへ。帰りがけにロヂャースで麦次郎用の猫砂を購入。花子と麦次郎、おなじタイプを使ってくれればうれしいのだが、ふたりとも猫砂の好みが違うので困る。
 夜は読書。マドラ出版『広告大入門』の、糸井重里養老孟司の対談のところとか、その他いろいろをとっかえひっかえ読む。小説は読まなかった。『広告大入門』の養老さんの発言、おもしろかったので長いけど引用しちゃえ。

 時間には過去と現在と未来があると、誰でも考えています。ところが不公平なことに、未来も過去もほとんど無限にあるのに、現在は時の一瞬なんです。未来を取り込んで、刻々と過去になっていく。ところが我々は普通に会話の中で、“現在”という言葉を使う。それは結局、ある幅の中で確定した未来のことを言っているんです。
 例えば僕の手帳には、今日、何時何分にこの広告学校の教室へ来いと書いてある。ぼくはそれを実現するように行動する(中略)つまり、これは決まった段階から現在なんです。これはまさに“時間泥棒”で、どんどん未来がなくなって、みんなが忙しくなって、そこで何をしているのかと言うと、決まったことをやるために、ほとんどのエネルギーを使っている。“現在”を現在化するために働いている。

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